CV.小林ゆう
概要
逃走中に参加した逃走者の1人である、巨乳の美女。24歳。
表向きはあざとく振る舞うぶりっ子ギャルを装っているが、裏の顔はそんな自分の虜となってコロッと騙された男を上手く利用しようと考える腹黒い性格の持ち主であり、そんな彼女の肩書きも『逃走クラッシュ娘』である。また、4話では怪獣を阻止するミッションよりも賞金アップのボーナスミッションの方を迷いなく選んでおり、金にがめつい一面もある。
また、場合によっては嘘泣きをして相手の同情を買おうとする狡賢いところもあり、第23話では、『吸血鬼にされた女性を助けて切符を貰い、時間内に列車に乗る』ミッションで、パーティを組むことになったピエタ・バローネが本人曰く『自分を置いてどこかに行って、どうすれば良いか分からない』と視聴者側から見てもバレバレな嘘泣きをして、西洞院ルナとジョン・ドゥーから切符を貰おうとしていた(一方でジョン・ドゥーがミッションの残り時間が無いにもかかわらずあっさりと切符を譲ってくれた事には流石に驚いたようで、思わず『本当に良いの!?』と聞き返していた)。
一方で、頼れる相手が近くにいないと途端にオロオロして何もできなくなるなど、他力本願故の気の弱さも持ち合わせている。パリステージでは単独でハンターの追跡を一度振り切りセイラ・ピーボディからも「やるじゃない!」と感心されるなど、個人としてのスペックはそこまで低くはないようだが、自身のこの性格が災いして基本的に1人で逃げることはせず常に誰かとペアやチームを組んで行動することが多い。
こう言った一面が強いが、魔法都市ステージでは行方不明になったトムラハルを心配したりするなど根は心優しい性格であり、プライベートでは根津忠太が経営する中華料理店で他の逃走者達と食事しながら談笑したりと仲が良さげな様子も見せている。
2話でドクター・ジラフ、第3話でダイナ・アレキサンドロスを誘惑して行動を共にし、上記の賞金アップのボーナスミッションに向かうが、その前に同じく賞金アップを狙ったマジカル・ホーミーに先を越されてしまい、更にはその結果として本来のミッションが失敗した事でハンターが2体追加され、逃走エリアに怪獣が発生させた毒ガスが充満すると言う事態に陥ってしまい、ダイナに見限られたところをジラフと共にハンターに確保されてしまった。
8話で『逃走中グレートチャンピオンツアー』にも参加することになったが、相変わらず男を利用する他力本願な考えは変わらないようである。
グレートチャンピオンツアー第一ステージ『オワリ城』ではケビン・ガードナーという専属ボディーガードを雇い、逃走成功を目指す。
12話では歌川国芳の生み出した化け猫に襲われ、一度はケビンに守られるも、彼女もすぐに捕食された。信楽たぬき男らの活躍で化け猫の体内からは脱出するも、その後は護衛も意味なく、ケビン共々あっさりとハンターに確保されてしまった。牢獄ではケビンの成功報酬をカットする旨を伝えた。18話でケビンの契約を解除した。ケビンは納得いかない様子でリベンジを訴えたがパンナは受け入れなかった。
続く第二ステージ『ロンドン』では、オワリ城ステージのミッションで行動を共にした兎桜マリンやベテラン逃走者のシド・フェニックスに加え、新たな参加者であるクレア・サマーズとベルンガの5人でチームを組むこととなった。なお、シドが自分と組むと言った際にはいつも以上に悪そうな顔を浮かべていた。
……ところが、いざロンドンステージがスタートするや、シドはハンターに追われていたところを道端に転がっていた空瓶に足をとられて転倒したところをハンターに確保されて最初の脱落者となり、ベルンガもロンドンステージの敵NPCである切り裂きジャックとの一騎打ちに夢中になってハンターの接近に気が付かず、確保されてしまい、利用するつもりだった男2人が呆気なく脱落してしまうと言う、今までで1番幸先の悪いスタートとなってしまった。
その後は特に目立った活躍もないが、第27話で『メデューサを倒して迷宮を脱出する』ミッションで怖気付き、パーティを組んでいたリリィ・ボーンに一緒に自首することを勧めたが、『確かに逃走中は逃げるゲームだけど、逃げてるだけでは何も手に入らない』と言うリリィの言葉に心を動かされ、初めて他人を頼らず自分の力でミッションをクリアしようと行動を起こし、持っていた鏡(←初めは年代物の勲章かと思って持っていたが、実はコンパクトミラー)でメデューサを石化しようとするが、返り討ちにあい石化されてしまった。
石化からは元に戻るも、これまでの裏切りを匂わす行為のせいで、ルナ、リリィ、マリンから殺人鬼と疑いを掛けられてしまい(本人もリリィから疑われた際に『じゃあ不味いんじゃない、私と2人きりになっちゃ』と余計に自分が疑われるような発言をした事で、リリィの疑心暗鬼を増長させてしまった)、このうちリリィとマリンがハンターに捕まる。
パンナは皆と合流し真犯人を暴き、自身の潔白を証明。しかし真犯人が召喚したレッドキャップに吹き飛ばされ岩に頭を打ち気絶。殺されそうになった所を、乱入した千石城太郎に命を救われる。
だが真犯人が逮捕された後も気絶したまま、全員に置いて行かれてしまい、ハンターに確保された。牢獄でも気絶したまま。
魔法都市ステージでも相変わらず他力本願だったが、「パンナをキャリーする役目を果たしてみせよう」と豪語するアブラム・ゴルドーに一時惚れていた。しかし、いざハンターから逃げ出そうとした時に彼の足が攣り一緒に確保された時はガッカリしていた。
シブヤ、オワリ城、魔法都市ステージでは男と同時に捕まったという共通点がある(基本、他の逃走者は1人きりで捕まっている)。
ロンドンステージでは初めて1人きりの所を捕まった。
確保時に台詞、オワリ城は「不明」、魔法都市は「期待した私が馬鹿だった・・・。」パリは「不明」。
余談
声を演じる小林女史はNetflix版逃走中「逃走中 Battle Royal」においてナレーションを担当している。
関連タグ
月夜野瑠璃…同じ放送枠の前番組「デジモンゴーストゲーム」における中の人繋がり。ただし、トラブルメーカーっぷりはこのキャラに近い。
フワちゃん:本家に度々出演している逃走者。普段の芸能生活から何をしでかすか分からない部分があり、22年1月1日の「ハンターと美女と野獣」では手乗りハンターを乗せて調子に乗ったところ一番手確保されたり、23年12月31日の「お台場リベンジャーズ」回では意図せずだがタイムワープさせて再びミッションが振り出しに戻ってしまう等、意味合いは違うがまさに「逃走クラッシュ娘」な要素のある逃走者である。
ちなみに、この回のミッションでは男性逃走者の春日俊彰がフワちゃんに同行してるなど、パンナらしい部分があった。