CV.和多田美咲
概要
逃走中に参加する逃走者の1人である女性キャラクター、25歳。
マジシャンであり、第2話でハンターに追われていたトムラ颯也をマジックで助けている。4話で怪獣の糸に足を捕られて動けなかったところを今度は颯也に助けられ、『こんな事をしていたらハンターに捕まるわよ』と言うも『俺たちは仲間でありライバルだろう』と言う言葉に微笑み礼を言って去っていった。
暫くして、『怪獣シブラーを倒す兵器バーストブラスターを起動させるエターナルメタルを届ける』と言うミッションが発動する中、『エターナルメタルをボーナスボックスに入れれば、入れた逃走者に50万を与えるが、ハンターが2体追加され、上記のミッションは失敗する』と言うボーナスミッションと自首ボックスも出現。多くの逃走者がミッション成功と自首に揺れ動く中、ミッション成功を目指す颯也にエターナルメタルを託された。
しかし、ホーミーは颯也の意志を裏切り、バーストブラスターの前にいた届ける相手である自衛隊員を通り過ぎ、その後ろにあったボーナスボックスにエターナルメタルを入れると言う、自身の賞金アップを選んだのである。
そして、すかさず自首ボックスで自首をし勝ち逃げをしようとするが、後ろから来たハンターに気が付かず確保される。これにより、賞金アップの選択が無意味になってしまった。
当然これによってミッションは失敗したことでハンターが2体追加され、更に繭に包まれていた怪獣シブラーが覚醒した事で、逃走エリアに毒ガスが発生するという最悪の事態となり、結果この時点で15人生き残っていた逃走者も、ヒロインである西洞院ルナと自首に失敗したホーミーを含めて一気に5人も確保されてしまった。
ホーミーに助けられた事で彼女を信頼していた颯也は、彼女のまさかの選択に激しく動揺しショックを受けてしまった。
なお、ルナは『嫌な予感がする』として不安視していたペンタ・バッカーナをマークしており、実際ペンタは賞金アップへ動く気満々であり、ルナに睨まれた事で渋々止めていたが、ホーミーはノーマークだった。
なお、彼女が颯也を裏切ってまでボーナスミッションの方に走り自首をしようとした理由は、『手に入れた賞金で高性能のボディーマージーを手に入れ、観客を興奮させるマジックを披露する』為であり、彼女の右腕は機械で出来た義手であった。また、過去の回想シーンによると、マジックショーの際に義手が不具合を生じてマジックを失敗してしまったらしく、それも賞金アップの選択を採った大きな理由であった。
ただ、ミッション失敗の原因が自分であると発覚した際に、どこか悲痛な表情をしていた事から、自分を助けて信じてくれた颯也に託されたミッションを成功させるか、自分の賞金を引き上げて勝ち逃げするか、迷っていた素振りも見せていた。
当該ミッションは「賞金と安全のどちらを採るか」という意味では本家にもしばしばあるものだが、賞金アップを取った場合に他の逃走者の利益にならない点は本家では採用例が少ない。どちらの選択を選ぶかは自由であるのは本家さながらであり、えげつないのは彼女ではなく人間の欲望を抉り出す逃走中というゲームそのものであり、それをアニメという媒体で描写した初のキャラクターが彼女だったのである。
余談
この顚末へ至るまで、ホーミーより前にトラヴィスが颯也からエターナルメタルを託されミッションに協力し、ハンターに追われて逃げきれないと悟ると、合流した颯也に再びエターナルメタルをパスして託し、自分は確保されるのを承知の上でハンターにタックルして足止めをしている。
また、4話で右腕が義手である事が明かされたが、機械であるのは右腕のみなのか不明である。18話で颯也がガスティン・ローガンの仕事場を訪れた際に写真が飾ってあり、その1枚に笑顔で写るホーミーの写真があった。おそらくガスティンに義手を依頼したと思われる。
関連タグ
???（ネタバレ注意）:後のステージに登場した裏切り者キャラ。ただし、彼女は心優しい一面もあり、裏切り行為に走ったのも、やむを得ない事情があったからであり、裏切った事にもどこか責任を感じている様子も見られ他に対してこちらは逆に真の下種と思える存在である
鈴木拓：本家における常連で「自首も戦略の1つ」と言って賞金単価増加ミッションに率先して挑み自首して賞金を獲りに行くタイプと言う戦略を見せある意味マジカル・ホーミーを実写＆男性化したらこうなった人と考えられる。ちなみに、あちらは過去に2回自首に成功しており逆につかまった時に素直に謝る良心的一面も持っている。
