人物
逃走中の大物スポンサー「アブラム財団」の社長。大物スポンサーの社長なだけに大富豪であり、通算50回連続で逃走成功を果たしたモーリス・シューメーカーにダイヤモンドの王冠を進呈している。それもあり「1億カラットの男」という肩書きを持つ。
逃走中のファンであるらしく、特にパンナ・ラヴのファンとの事であり(第3EDでは自宅でパンナの絵が描かれたシャツを着て、黄金製のパンナの像を眺めているあたりかなり彼女の事が気に入っている様子)、魔法都市ステージにて彼女のために出場する。
しかし、金目の物を報酬に他の逃走者の手を借りようとするなど、色目を使って男を利用しようとするパンナとあまり変わらない他力本願な人物でもある。
逃走中ではほとんど誰もやってこなかったスタイルであり、純粋に逃走中を楽しんでいるとは言い難く、本当に逃走中のファンであるのか怪しい。
身に付けていた高価な装飾品を報酬にペンタ・バッカーナにパンナを守るように言っていた(報酬である装飾品はジャイロ・デーモンが借金のカタとしてペンタから没収していた。ちなみに46話で売り払った時には300万ムーンドルで売れた)。
しかし、34話で2体のハンターに挟まれると「ハンター2体では釣り合わない」とペンタとジャイロにあっさり見捨てられる。焦るパンナに「逃走中に夢中になったきっかけとなったパンナをキャリーするのが夢」ということを打ち明け、彼女をお姫様抱っこして逃げようとするが、その瞬間に脚が攣ってしまい、パンナと共に確保され、パンナからは『期待した私が馬鹿だった…』と落胆される結果となった。
62話では「今回もキャリーできなくてすまなかった」とパンナに謝っていることから、彼女をキャリーする夢は諦めていない様子。