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CV.石川英郎


人物編集

逃走中の大物スポンサー「アブラム財団」の社長。大物スポンサーの社長なだけに大富豪であり、通算50回の逃走成功を果たしたモーリス・シューメーカーにダイヤモンドの王冠を進呈している。それもあり「1億カラットの男」という肩書きを持つ。

逃走中のファンであるらしく、特にパンナ・ラヴのファンとの事であり(第3EDでは自宅でパンナの絵が描かれたシャツを着て、黄金製のパンナの像を眺めているあたりかなり彼女の事が気に入っている様子)、魔法都市ステージにて彼女のために出場する。

しかし、金目の物を報酬に他の逃走者の手を借りようとするなど、色目を使って男を利用しようとするパンナとあまり変わらない他力本願な人物でもある。

逃走中ではほとんど誰もやってこなかったスタイルであり、純粋に逃走中を楽しんでいるとは言い難く、本当に逃走中のファンであるのか怪しい。

動向編集

初登場は32話。

復帰から5連勝に加えて通算50回の逃走成功を果たしたモーリスの表彰式に出席しており、彼に「俺は『逃走中』の大ファンなんだ。特にあの可憐で、したたかなパンナ姫(のファン)だ。次の『逃走中』では彼女の為に出場する」と宣言する。

ちなみに、この時モーリスは「え?」と半ば呆れていた。

ゲーム開始前、パンナが「モーリスにキャリーしてもらおうと思ってたのに」と戦力(自身の逃走成功の為)になりそうなモーリスの不在で肩を落としていたところに現れ、「ご安心くださいパンナ姫。その役目、このアブラムが果たしてみせましょう」の言葉と共に彼女の首元に豪華なダイヤモンドの飾りが付いたネックレスを着ける。

ちなみにこの時、クレア・サマーズセイラ・ピーボディはパンナに着けられたネックレスを「いいなぁ〜」というような羨ましそうな表情で、男性陣(フォルト・ヤングカイ・ブルームリンセン)に加えて兎桜マリンは半ば呆れ顔で2人のやりとりを眺めていた(シグマ・レッドウィングは壁に寄りかかっていてそもそも見向きもしてない)。

33話では本物の『逃走中』に出場していることに感激したかと思うと、早速オープニングゲームで自分が推しているパンナからキャリーを要請され身に付けていた高価な装飾品を報酬にペンタ・バッカーナに彼女を守るように言い、無事に砂の神殿内に辿り着いた時は彼に報酬として装飾品を渡した(しかしその直後、ジャイロ・デーモンが借金のカタとして没収していた。ちなみに2人が46話でそれを売り払った時には300万ムーンドルで売れた)。

神殿を脱出した後はパンナ、ペンタ、ジャイロと行動を共にしており、ステージアイテムの杖を手に入れ石板探しミッションに張り切っていた。

34話では子供の魂しか狙わないはずのミイラが自分達のことまで狙い始め、再びダイヤの装飾品でペンタにパンナを守るよう依頼しなんとか難を逃れた。

しかし、2体のハンターに挟まれると「ハンター2体では釣り合わない」とペンタとジャイロにあっさり見捨てられる。焦るパンナに「逃走中に夢中になったきっかけとなったパンナをキャリーするのが夢」ということを打ち明け、彼女をお姫様抱っこして逃げようとするが、その瞬間に脚が攣ってしまい、パンナと共に確保され、牢獄で「この痛みこそ、まさに『逃走中』」と負け惜しみを述べるが、パンナからは『期待した私が馬鹿だった…』と落胆される結果となった


62話で久々に登場し、「今回もキャリーできなくてすまなかった」とパンナに謝っていることから、彼女をキャリーする夢は諦めていない様子。

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