フォルト・ヤング
ふぉるとやんぐ
CV.岩田光央
アニメ『逃走中グレートミッション』の世界の逃走中に参加する逃走者の一人。
現役最強の陸上アスリートで『ハイパーダッシュ』の肩書きを持ち、足の速さには相当な自信を持っている。
……のだが、記念すべき第一話で、ゲーム開始早々にハンターに見つかり、自慢の脚力を駆使して真っ向から振り切ろうと試みるが、ハンターのスペックには全く敵わずあっさりと追いつかれてしまい、最初の確保者としてゲームから早々に脱落してしまった。
なお、牢獄に送られた後は(因みに、この時の台詞が初登場での彼の唯一の台詞である)自分が捕まった事に納得がいかず涙目になると言う情けない姿を晒していた。
あっさりと確保されると言う噛ませ犬な出番ではあったが、一方でトップアスリートの実力をもってしても、ハンターに真っ向から挑んで勝てる事はないと言う事実を、主人公であるトムラ颯也に身をもって思い知らせる事となった。
長らく出番がなかったが、32話で久しぶりに登場。前回の呆気ない幕切れがよっぽど応えたのか、シブヤステージを模したトレーニングステージで特訓を積んでいる様子が描かれており、更に逃走中グレートチャンピオンツアー第3ステージにもエントリーをしたようである。
ゲーム開始前のアブラム・ゴルドーとパンナ・ラヴのやりとりはカイ・ブルームと共に「何してんだ・・・」な呆れ顔で見ていた。
そして、33話から始まった魔法都市ステージのオープニングゲームで、1番乗りになるべくスタートダッシュを決めたが、早々にハンターにロックオン。今度こそハンターを振り切ろうと試みるが、ハンターもロンドンステージから強化されていた為振り切れず、結果またしても確保され、最初の脱落者となってしまい、泣きっ面を描く羽目に。更にナレーションからも『早くも牢獄へとハイパーダッシュ』とバカにされたようなコメントまでされる始末である。
ちなみに、この時のハンターは1話で彼を確保したハンターと同じである。
46話で再登場し、47話のTOYワールドステージにも参戦した。二度あることは三度あるのか、ゲーム開始早々同じハンターにロックオンされるが、「進化した走りを見せてやる!今回の俺は違うぜ!」と急カーブをかけた走りでハンターとの差を広げるが、狼月マコトのハッキングによってパワーアップしたハンターに追いつかれまたもや最初に確保される。
雪之丞とサメジマの手により月村サトシが誘拐され、彼を取り戻す為にハーヴェストが提案した対抗戦(A3コロニーでの『逃走中』)の話を聞いた時は「命の保証は、いよいよねえな」と嘆いていた。
78話では根津忠太、フェザリー・ギバー、進心丸奨、神堂雷八と共に颯也とモーリス・シューメーカーの一騎討ちを見届けていた。
確保時に台詞、シブヤは「振り切った筈だろ〜!?」、魔法都市は「またかよぉ〜!!」。
アニメ版で最初にハンターに確保された人物だが、なんと冒頭とBパートと、2度に渡って確保されるシーンを映されるという醜態を晒されている。
また、フォルトが確保された現場にはすぐ近くに颯也もいたのだが、ハンターから一番近かったのがフォルトであった事と、ハンターの視界に入る前に車の影に隠れていた事で難を逃れている。また、フォルトが確保されて暫くした後、今度は颯也もハンターに追われているが、あちらは持ち前の運動能力を駆使してなんと2度もハンターを振り切っており、主人公とは言え、フォルトとは対照的となっている。
32話で更に特訓をしていた様子から今度こそちゃんとした活躍をしてくれるのかと思いきや、第一話と全く同じ形で捕まる結果となった。