北原栞
きたはらしおり
CV:井口裕香
小鳥遊家の向かいの家に住んでいて、家ぐるみで親交のある北原家の娘。高校2年生(原作開始時点)。
ルックスは小鳥遊家の娘たちと並んでも遜色のない美少女であり、スタイルも高校生としては
発育のよい部類に入る模様。
髪は、公式デザインでも表されている通りのピンクの長髪である。
(…のだが、原作者の松智洋氏いわく、原作の文中表現では一応黒ということになっているようだ)
正義感が強く思い込みの激しい性格で、3姉妹が池袋に戻ってきてから
突然小鳥遊家に出入りするようになった祐太のことを変質者だと思い込んでいた。
誤解が解けて以降は、もともと仲のよかった小鳥遊家の姉妹たちは無論のこと、
その3姉妹の保護者として真剣に頑張る祐太のことも気に入って祐太さんと呼ぶようになり、
ひなの保育園の送り迎えや遊び相手、ジュウベエの散歩、料理の差し入れや七五三などの家族イベントも含め、以前にもまして、家族同然に親しく付き合うようになっている。
小鳥遊3姉妹にとっては、織田莱香と並ぶ『お姉ちゃん』ポジションといえる存在。
料理はもともと母親任せであまり得意ではなかったが、祐太という意中の男性ができたことを
きっかけに3姉妹や祐太に食べてもらいたい一心で母親たちから手ほどきを受け、少しずつ上達し、
時々母親のではなく自分の手料理を差し入れに出せるくらいにはなっているようである。
小鳥遊家つながりで同じく親交のある路上観察研究会の面々に対しては、
仁村については、そのいかにもな「優男・色男」系のキャラから、嫌ってはいないが少し苦手としている。
佐古については、やはり彼の見てくれまんまのオタキャラから、
初めて出会ったひなの七五三で撮影係を受け持っていた彼をストーカーと勘違いして追い回したりもしており、善人だということは知っていてもやはり気安く会話できない。
莱香については、ロ研の中でも一番小鳥遊家と深く関わっていることもあり、よく顔を合わせていてそれなりに親しい。
また、莱香が祐太と同じ大学の先輩で、小鳥遊家とも親しく、さらにわざわざ小鳥遊家に近い池袋に
引っ越してきたこと、なおかつ莱香が彼のことをいつも「祐太」と呼び捨てにしていることも
あって、一時期は「莱香は祐太の恋人なのではないか」と心配していたが、莱香自身が栞に
そのことを問い質された際に「私は祐太と恋人関係にない」と答えたことに胸をなでおろしていた。
祐太のことを異性として意識し、好意を抱いているが、空とどっこいどっこいなレベルで
そっち方面のアプローチに関しては不器用なため、祐太の『にぶちん』さ加減も手伝い、
やはりうまく思いを伝えることができていない。
小鳥遊家との付き合いの中で祐太や3姉妹の周りの人々とも交友関係が広がり、
親しくなっていっているが、それに比例して莱香やサーシャ、菅谷ミキなど
祐太を取り巻く恋のライバル(?)も増え、
同じく祐太に恋している空よろしく、何が動きがある度にヤキモキしている。
3年に進学して大学のことを考える身分になってからは、祐太への思いもあり、
彼の通うタマブンを志望校に考えている模様である。