メンバー
小鳥遊家長女。14歳の中学2年生(物語開始時点)。
小鳥遊信吾(父)と前々妻・渚の間にできた子どもで、美羽、ひなとは母親が違う。
成績優秀で部活動にも積極的に取り組んでいた。
真面目すぎるくらいに真面目で努力家。
祐太とは、叔父と姪の関係に当たるが血の繋がりはない。
祐太に対しても最初は警戒心もあらわに接しているように見えるが
初めて出会った時にあった小さな小さな事件がきっかけで
本当は祐太に憧れている。
小鳥遊家次女。10歳の小学生(物語開始時点)。
街を歩けば必ずと言っていいほどスカウトに声をかけられるアイドル系の可憐な美少女。
おませで賢く、自分が可愛いことをきちんと理解しており、それを武器にする術も心得ている。
4巻において、実の母であるサーシャと再会した。
この際に、空、ひなとは両親共に異なることが判明した。
このため、祐太だけではなく、空やひなとも血の繋がりはない。
が、家族の絆は、今まで過ごしてきた中で強く結ばれている。
4巻ラストで、姉の空に対して『ライバル宣言』をした。
小鳥遊家三女。無垢で無邪気な三歳児。
そして小鳥遊家のアイドル的存在。
祐太の姉である祐理の実娘で、祐理によく似た美幼女。祐太とは唯一血が繋がった姪っ子。
天真爛漫でいつも明るく元気。
小鳥遊家家の家長であり、三姉妹の父親に当たる。
娘の父親としては往々にしてあるように、娘たちや、妻を大切に思っている。
- サーシャ・イリイーニチナ・ガガーリナ
美羽の実母で、小鳥遊家の二番目の母親(祐理の前妻)だった。元は日本の芸能界でモデルをしていたが、美羽の出生や家族にまつわる紆余曲折を経て、現在は祖国でデザイナーとして働いている。
日本を離れていたブランクもあって発音は微妙なところもあるが、日本語自体は堪能。
莱香にも劣らぬ美貌とスタイルを誇るロシア系の美女で、現在はまだ20代。
祐理とは昔も、現在も親友の間柄。
祐太が5巻で佐古先輩から斡旋されたバイトをきっかけに、小鳥遊家で飼うことになったコーギー犬。少なく見積もっても二十歳を超えているすごい高齢ではあるがボケや病気の罹患などはなく、その年の功ゆえか人の(特にひなの)気持ちに聡く、賢い。好物はメロンパン。
名前の由来は、褐色である顔の毛並に、柳生十兵衛の眼帯のような白い毛のラインがあることから。
彼が小鳥遊家に来たとき一番喜んでいたのはひなであり、彼自身も飼い主一家の中ではひなのことが一番好き。