概要
CV:氷上恭子
小柄ではあるが背筋の伸びた立ち振る舞いの未亡人。
保険の外交員をしており、夫を亡くしてから自分の子供たちを大学に通わせるため家を売ったりとかなりの苦労人である。
祐理の娘である小鳥遊三姉妹にとっては大伯母にあたり、彼女たちや祐太からは「よし子おばさん」と呼ばれている。
息子と娘がいるが、どちらもすでに自立して働いており、現在は東京都内の小さなアパートで一人暮らし。
厳しくも優しい、祐太や三姉妹が頼れる保護者の立場である。
真面目かつ腕利きの保険外交員らしく、祐太が三姉妹を引き取ってからは家計や家族扶養上の手続き、
食事や掃除などの家庭生活で祐太たちに忠言(お小言ともいう)をすることもしばしば。
その清く正しく規則ある生活を旨とする気性から、半端ない年数を留年し続けている佐古先輩にとって彼女は天敵のひとりである。
犬が大の苦手で、ジュウベエに擦り寄られたときはコチコチに硬直することも。
ただ、苦手ではあっても嫌ったりはしておらず、何とか近づけるよう努力したり、
高齢であるジュウベエの健康を気遣ったりもしている。
また、家族に見せるそうした姿の裏返しというか、負けず嫌いなところも持ち合わせている。
三姉妹とそのご近所の娘さんである栞に、バレンタインチョコの作り方を教えていたこともあったが、その際は
教えを請われてから手ほどきに入るまでの間に、教本と練習用チョコを買い込んで予習してから
望むという気合の入れようだった。