概要
2021年秋に放送の新作アニメ『デジモンゴーストゲーム』に登場する新デジモン。
クラゲを被った少女のような姿のデジモンで、水色、ピンク、黄緑と、かなり鮮やかでサイケデリックな色合いをしている。
頭に身体をしまうことでクラゲのような部分に目がついたプヨモンやプヨヨモンを合わせたような見た目になっている。
その瞳や人型に近い容姿はリリモンやライラモンを思わせるが、それが成長期としてレギュラーになるのはシリーズ初で、ゴマモンのような水棲系なのも珍しい。
名前の由来はもちろんクラゲの英名「Jellyfish」。
データ
レベル | 成長期 |
---|---|
種族 | 軟体型 |
タイプ | データ種 |
必殺技 | ビビサンダー/ボルトナックル/スパイラルキック |
クラゲのようなプニプニとした頭を持つ軟体型デジモン。
全身が柔軟で体を頭の中に収納することもでき、通常は頭だけの状態で生活している。頭だけの時は風に吹かれただけでも飛ぶほどの軽さ。
キレイな環境や行為を好み、汚れた行いを見ると怒りで体を出して戦闘モードになる。
光線銃に変形させた触手の先から静電気砲を飛ばす麻痺攻撃の『ビビサンダー』、拳に電撃をまとうパンチ技『ボルトナックル』、宙返りしながら敵を蹴り上げる『スパイラルキック』が得意技だ。
アニメでの活躍
デジモンゴーストゲーム
「ホログラム・ゴースト? ユーの呼び方は失礼なのさ! ミーの名前はジェリーモンなのさ!」
CV:嶋村侑
東御手洗清司郎のパートナーデジモン。
ズバ抜けた天才だが軟弱という清司郎の人柄を面白がり、いつからかつきまとっては見えない状態で部屋の物を動かす等、怪奇現象紛いのイタズラで怖がらせを愉しんでいた(清司郎の行動を考えると、第1話以前からやっていた可能性がある)。
そんな中宙達の存在を知り、部屋に保管してあった最後のデジヴァイスを盗み出して清司郎に装着させ邂逅。そのまま強引にパートナーの関係となった。
一人称は「ミー」で、二人称は「ユー」、「〜なのさ」と語尾をつける独特な口調。
デジモンなので基本的に性別は無いはずだが、旅館に宿泊した際に瑠璃と一緒の部屋に泊まって覗かないよう釘を刺していたため性自認は女性の模様。ほかの人間やデジモンとは女子同士かつ積極的な性格からか趣味や事件への姿勢は瑠璃と特に息が合っている。
性格は小悪魔的なトラブルメーカーで、清司郎に「様」付けを強制するなど気位の高い女王様気質。
怯える彼の恐怖を楽しそうにわざと煽る、噂になっているホラースポットに強引に連れ出す等、サディスティックな一面も。
パートナーである清司郎のことは馴れ初めの事件で、吹っ切れ覚醒した清司郎の凛々しさを見て以降は、彼を「ダーリン」と呼ぶようにもなった。
基本的に態度そのものに変化はなく、気ままに出歩いて2,3日清司郎の元に帰らないのも茶飯事と、パートナーデジモンながら別行動も多め。
一方で第33、43話で彼のことを全部ミーのものと宣言するなど独占欲は強め。限凸した際や非常時には特にからかったり反論することもなく従っており、叱られた時は反省する、焦る彼をリラックスさせる等、何だかんだでお互いに厚い信頼関係を築いている。
アンゴラモン同様人間社会の常識や文化を熟知しており、個人のプロフィール調査やキーボードを使ったハッキングにも秀でる等、人間界の適応力は今作のデジモンの中でも高い部類に入る。本人曰く「人間の世界は何もかも面白い」とのこと。
「ビジネス」と称して人間界に来ているデジモンに馴染みの無い様々な物品の提供、人間にもデジモンの力を使ったアコギな商売を行っているが、それがシスタモンシエルやピロモン、アンティラモンの暴走を招いたりと、上記の通りトラブルメーカーな面を持つ。
水分の身体を持つため、ザッソーモンのような水分を好物とする存在だけは苦手。まるで清司郎のように布団の中に身を潜めてしまう程ビビり倒してしまう。
第40話(『イカ』デジモンの話)では『蛸壺』にジャストフィットして「落ち着くさ~」と言っていた…『クラゲ』のはずなのに…(因みに『軟体型』のデジモンが『入れ物(?)』に入っていた前例があったりする)。
演じる嶋村氏は「アプモン」にてオフモンを演じており、2度目のパートナーデジモン役となる。
進化ルートの一例
関連タグ
ゴマモン:歴代水棲系パートナーデジモンの先輩。
マリンエンジェモン:デジヴァイスを持参して押しかけてきた水棲系パートナーデジモンの先輩、ただし性格は真逆。
クラモン:クラゲモチーフの幼年期デジモン(02の映画で「クラゲ」と呼ばれていた)。
ポルターガイスト:当初の清司郎視点はまさしくこれ。