データ
概要
腕が生えたハリセンボンのような姿をしている。
英国最強のハッカーが自らの持てる全ての知識をつぎ込んで制作したコンピューターウィルスが突然変異を起こして誕生したデジモン。
見た目と大きさに反して性格は非常に反抗的。
デジモンを見つけると相手が自分より強かろうが弱かろうが関係なくケンカを売る。
普段は拳での殴り合いで勝負をするのが流儀だが、危機的状況に陥るとクロンデジゾイド製のメタルヘッドから無数のトゲをばらまく「ニードルスコール」を放つ。
「ディープセイバーズ」登場デジモンでは唯一のウィルス種の究極体だったが、デジモンアドベンチャーでダークマスターズとして登場したのはデータ種のメタルシードラモンであった…多分大人の事情で登場できなかったのだろう。
アニメ作品での活躍
デジモンアドベンチャー02
CV:阪口大助
ドラマCD「未知へのアーマー進化」に登場。ツンツン頭の易者に化けてボルトモンを唆し、立て篭もり事件を起こした元凶。愉快犯的な性格でラッパー的な口調で話す。今回の騒ぎを主導したのも単に騒動を起こす為。
空の決死のインタビューにより人間体の情報がマスコミで拡散された為に大輔の姉であるジュンが警察に連行されたり、太一がレニングラード・カウボーイズ風のリーゼントに変装するなどの風評被害も(意図せず)発生させた。
ボルトモンが派手に破壊活動を行わないことに業を煮やしてか自ら出陣。携帯型ダークタワーを所持しており、デジモン達の進化を封じた。おまけに丈がディーターミナルを分散させてしまうというヘマをやらかした為、彼を標的に狙ったが、ホークモンがアーマー進化したリンクモンに救出され、本来は成熟期相当の力しか持たないアーマー体デジモンの連続攻撃に怯み(マンボモンに至っては攻撃を無効化されてしまった)、トドメにサジタリモンのジャッジメントアローで萎んでいった。
本作オリジナル技としてパンチ技「シド・ヴィシャス」、「ジョン・ライドン」と「ジョー・ストラマー」を持つが、全てロックバンドに関連する人物が元ネタ。
ゲームでの活躍
デジモンストーリー超クロスウォーズ
ROGのスプラッシュリーダーを務め、「プクモン・ザ・プリックリル」という称号を持つ。
ナックルかいがんのボスで「プックックー♪」が口癖な慇懃無礼なヤツで、シーラモンやハンギョモンといった自身の進化前の水棲系デジモンを配下に引き連れている。
一度はタイキに敗れたが、クリスタルかざんの戦いで再びタイキたちと戦い死亡。死に際にタイキたちとの戦闘データだけでなく、自らの『知恵』のデータをズィード=ミレニアモンに引き渡した。
漫画での活躍
デジモンクロスウォーズ
リリスモンの配下として登場。
進化ルート
ピチモン→プカモン→ガニモン→シーラモン→ハンギョモン→プクモン
この他にもカードゲームではマリンデビモンやダゴモンが完全体デジモンとジョグレスした姿(St-40)として扱われたり、ギロモンやアノマロカリモンの進化系(Bo-484)としても登場した。
『デジモンワールド2』ではマリンデビモンやトノサマゲコモン、ワルシードラモンの単体進化として『デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト』ではハンギョモンとポンチョモンのジョグレス体、バイタルブレスではテティスモンやホエーモンの進化先として扱われた。