概要
データ
解説
シードラモン系列における究極体サイボーグ型デジモン。
メタルグレイモンなどと同じように、サイボーグ技術によって強化されたシードラモン。
全身を“クロンデジゾイド”という最高レベルの超合金の装甲で固めており、鼻先にある大砲から一撃必殺の砲撃を放つ。
また高度な音波探知(ソナー)機能も持っており、その巨体からは想像できない速さで水中を航行し、捉えた相手を確実に仕留めるという。
水棲系デジモン最速を誇るとされているが、あくまでもこれはシリーズ初期の設定に等しく、現在はブルーデジゾイドの鎧に身を包んだネプトゥーンモンなどが登場しており、本当に現時点での最速かは怪しいところ。
その頑強さと強さから『不沈竜』『高速潜航竜(サブマリンドラグーン)』の異名を持つ。
必殺技は鼻先から放つエネルギー砲『アルティメットストリーム』。『アドベンチャー』ではホエーモンの体を貫通させるほどの威力を見せた。
亜種・派生種
ギガシードラモン/イージスドラモン
該当項目参照。
カオスシードラモン
GAIAが作り出したカオスロード配下のカオス三将軍に属するデジモンで、黒とシルバーグレーの装甲に包まれたメタルシードラモンの亜種である。
デジモンワールド2オリジナルデジモンであり、その後も出番は全くなし。
メディア展開での活躍
アニメ『デジモンアドベンチャー』
CV:風間勇刀
「冗談ではないッッ!!」
ヴァンデモンが倒された後に登場した四体の究極体デジモン集団『ダークマスターズ』の一員として、海のエリアを支配していた。四体の中でもムゲンドラモンかそれ以上の巨体を誇る。
自身のクロンデジゾイドの装甲に絶対的な自信をもっており、性格も尊大かつ傲慢な一面が目立った。
選ばれし子供達にもその態度は一貫しており、自分を絶対強者と信じて子供たちを侮った言動が多い。
子供たちを様々な策と、属しているディープセイバーズを率いて何度も追い詰めるが、ウォーグレイモンのドラモンキラーを使った攻撃によりダメージを受けていき、最期はブレイブトルネードによってアルティメットストリームを掻い潜られた挙げ句に最も防御の薄い鼻の中に突撃されて内部からズタズタに八つ裂きにされる形で敗れた。
ちなみにボスキャラでの属性による扱いが基本きっちりしていた「デジモンアドベンチャー」では唯一ボスを勤めたデータ種。
ちなみにディープセイバーズのウイルス種にはプクモンが居たのだが、流石に迫力不足と思われたか。
アニメ『デジモンテイマーズ』
一方アニメシリーズに再登場したこちらではクルモンの『シャイニングエボリューション』で進化したデジモンの一体として登場。
デ・リーパーと戦うために他の究極体と共に駆けつけた。
アドベンチャーでの役割を考えると何とも皮肉な立場である(データ種なので味方でも全く問題ないと言えばないが)。しかも集まったメンバーにはムゲンドラモンやディアボロモンなどの悪役メンバーも混じっている。
アニメ『デジモンアドベンチャーtri.』
第4章に登場。ゲンナイとそっくりな男が呼び寄せる。
囮に出た太一、ヤマト、光に襲い掛かるが、進化したウォーグレイモンとメタルガルルモンに敗れ去る。