概要
巨大な半魚人の姿をした神人型デジモンで、モチーフは海神ポセイドン(ネプチューン)。
初登場作は育成ギア『デジモンアクセル ネイチャーゲノム』。同作の「グランブルー」カラーのパッケージを飾った。
オリンポス十二神族に属し、全ての水棲系デジモンを治めるとされる。
身に纏っている鎧『スケイルメイル』は機動力に優れるブルーデジソイド製で海中を恐るべきスピードで行動する事が可能。
超深海にある「アビスサンクチュアリ(深海神殿)」に居を構えるが、超深海の水圧に耐えられる者のみがこの城に入る事が出来るという。
必殺技は三又の槍『キングスバイト』で敵を貫く『ボルテックスペネトレート』と大津波を起こす『ウェーブオブデプス』。
『デジモンセイバーズアナザーミッション』では水柱を発生させる『ゲートオブアトランティス』、キングスバイトの牙で敵を噛む『テリブルバイト』が必殺技に追加されている。
オリンポス十二神族の中では初期の頃から存在し、ゲームへの出演率も高め。
アニメでの活躍
デジモンクロスウォーズ
CV:真殿光昭
本作では姿が少々異なり、本家デザインが魚の兜を被った人型であるのに対し、クロスウォーズ版は深海魚の顔のようになっている。キングスバイトはボルテックスペネトレート使用時には穂先が一つになるというギミックがある。
また、原作設定ではかなり高位のデジモンであるにもかかわらず、バグラ軍マンタレイモン艦隊司令という立場で登場しており、ファンを唖然とさせた。
シャウトモンX4との戦いでは一度投げれば敵を貫くまで止まらない「キングスバイト」でX4を苦しめるが、羽交い締めにされて自らがキングスバイトを食らうという末路を迎えた。
死に際にウェーブオブデプスでアイランドゾーンを滅ぼそうとしたが、キングホエーモンに深層に潜られて失敗に終わった。
コードクラウンがタイキたちの手に全て渡った際にはタイキたちの願いを受けて善良なデジモンとして蘇った模様。
携帯機『デジモンクロスローダー』ではリーダーデジモンとして登場した。
ゲームでの活躍
デジモンリアライズ
DFQ『駆けろ!友情の青き稲妻』で登場。
オメカモンがレディーデビモン達から失敬したスペシャルケーキ(本人はデジタマモンを助けた礼に貰ったものだと思い込んでいた)を振舞われ、あまりの美味しさにどこで作られたのか迫った結果、通りかかったサブマリモン、ライドラモン、シュリモンの攻撃を受けてしまうが、誤解も解け、ブイモンのラーメンを食べに行く事を約束した。
当の本人はいたって呑気な性格であり、勘違いされやすい所があるらしい。
進化ルート
見た目のわかりやすさから、総じて水棲系デジモンの究極体という扱いになっている。
ゲーム・カードゲームでは進化前がホエーモンかマーメイモンとなっている事が多い一方で、リアライズ版はシードラモン系から進化するという珍しいルートを採用している(ただし、成長期はベタモンではなくシャコモンとなっている)。
また、三又の槍を持つ水棲系というつながりでダゴモンから進化するルートもあるのだが、あんなグロい姿からどうやったらこんなかっこいい姿に変化するのかは永遠の謎である。
唯一の例外が『デジモンアクセル ネイチャーゲノム』でのガーベモンをベースとした進化ルートである。
デジモンアクセル版ルート
ガニモンベース(旧カードゲームなど)
シャコモンベース(カードゲームα(上)ハカメモ(中)・リアライズ(中下)・ロストエボリューション(最下層))
幼年期Ⅰ | 幼年期ⅱ | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
---|---|---|---|---|---|
ピチモン | プカモン | シャコモン | ルカモンorフックモン | マーメイモン | ネプトゥーンモン |
" | " | " | シーラモン | ダゴモン | " |
" | " | " | シードラモン | メガシードラモン | " |
" | " | " | オクタモン | ダゴモン | " |
新デジカ版ルート
新デジモンカードゲーム『ブースター バトルオブオメガ【BT-05】』で構築できる進化ルート。
デジモン新世紀版進化ルート
エビドラモンの技名には「ツインネプチューン」があるため、進化ルートに採用されたと思われる。
その他の進化元
- シルフィーモン/ハンギョモン(デジモンクルセイダー)
- グソクモン/ピラニモン/マリンキメラモン(バイタルブレス)
- ズドモン(デジモンストーリー)
- ダゴモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)
- マーメイモン(Bo-1202)
- メガシードラモン(ハッカーズメモリー)
ジョグレス元
デジフュージョン元
関連タグ
バグラ軍 メタルシードラモン:こちらもデジモンアドベンチャーで敵側の水棲系を束ねていた。
キングホエーモン:同じくホエーモン系の最終進化系。
エンシェントマーメイモン:容姿が似通っており、もしかしたら、彼女の特徴を色濃く受け継いでいるのかもしれない。