概要
レベル | 成長期 |
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タイプ | 小竜型 |
必殺技 | ラウディロッカー、ロックダマシー、ソウルクラッシャー |
デジモンクロスウォーズにおける主役デジモンで、全てのデジモンの王「デジモンキング」を目指している。
故郷を守る戦いに敗れ傷ついた瀕死の状態で、人間界の少年「工藤タイキ」と運命的な出会いをし、彼らをデジタルワールドへと導く。
頭を使うのは苦手なガサツな性格だが、とても大きな器と熱いハートを持ったデジモン。
漫画版において、彼の望むデジモンキングとは、平和になったデジタルワールドの頂点から魂のロックを響かせて世界中をドハッピーに盛り上げることだと語られている。
名前の由来は「デジタルワールドを平和にしたい」と叫ぶ=『シャウト』から。
スタンドマイクを思わせる武器を持ち、それを棒術や必殺技に用いて戦う。
自身の情熱をエネルギーへと変換する喉を持ち、もともと大きい声をさらに拡張して殺人級の大声にして放ったりして攻撃する。
- ラウディロッカー
- ロックダマシー
- ソウルクラッシャー
世代はクロスウォーズとなっていながらもデジモンリンクスやカードゲームといった外部作品に出演する際にはほぼ決まって成長期という設定で登場する。
進化系統
シャウトモン(キングVer.)
レベル | 成熟期 |
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タイプ | 小竜型 |
必殺技 | ラウディロッカー、ロックダマシー、ソウルクラッシャー |
『デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~』で登場した、デジタルワールドで念願のデジモンキングに就任し、良き統治者として成長したシャウトモン。
頭身と角やマイクが伸びたほか、胸に新たなプレートが付き、首元のマフラー、全身の傷、精悍な顔つきなど、全体的にカッコ良くなっている。
また、ハートの熱さはそのままに、王者としての経験を積んだためかその精神もより成熟している。
デジモンカードゲームでの世代は変わらず成長期のまま。
オメガシャウトモン
レベル | 完全体 |
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タイプ | 竜人型 |
必殺技 | ハードロックダマシー、ヘヴィメタルバルカン、ビートスラッシュ、オメガ・ザ・フュージョン |
超進化にあたって、体格も三頭身から八頭身にアップしている。
黄金に輝くゴールドデジゾイドで覆われた、細身のサイボーグのような姿となり、光のようなキレのあるスピ-ドで移動することが可能。タクティモンを始めに究極体デジモンとも十分打ち負けない強さを誇る。
カードゲームでは完全体相当として扱われており、X抗体版が登場した際にはそれに倣って世代が完全体となっている。(強さ的には究極体相当と言ったところか。)
- ハードロックダマシー
- ヘヴィメタルバルカン
- ビートスラッシュ
- オメガ・ザ・フュージョン
オメガシャウトモンX
レベル | 完全体 | |
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タイプ | 竜人型 | |
属性 | ワクチン | |
必殺技 | フレアロックダマシー、ヘヴィヒートバルカン、ジアルマグナム、オメガ・ザ・フュージョン |
公式プロフィール
体中を張り巡らされた赤いラインは、オメガシャウトモンが持つ熱く滾る情熱とX抗体が同調して浮かび上がったものである。その情熱が結晶体の爪となり繰り出される『フレアロックダマシー』は熱く威力を増した。『ヘヴィヒートバルカン』は小さい火の玉を連射するが、その1発1発はメガフレイム級だ。そして最大の必殺技は冷めることのない灼熱エネルギー弾を両手に込めて放つ『ジアルマグナム』だ。
各デジクロス形態
(全部ではないが網羅しているイラスト)
シャウトモンがメインであるためか、終始「シャウトモン~」のネーミングで通しているが、シャウトモンの原型は胸または頭のV字位である。いっそのこと「クロスハートモン」という名前がどこかの段階で出ても良かった気もしなくもない。
X3以降の形態がオメガモンに酷似していたり、前述のオメガシャウトモンが「オメガ」であるのは偶然ではなく、シャウトモンがオメガモンの因子の一部を受け継いだ(又は与えられた)存在であるからとされている。
アニメでのデジクロス後は、ロゴが表示される際に仮面ライダーの変身音のようにそれぞれ違うジングルが再生される。X2からX4までは同じだが、それ以降の派生種からは音が変わる。
シャウトモンX2
レベル | 成熟期/デジクロス体 |
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タイプ | 強化型 |
必殺技 | バディブラスター |
シャウトモンとバリスタモンの2体がデジクロスした強化装甲形態で、両者のスピードとパワーの良いとこどりな姿。
マスコット的なシルエットをしたロボットのような姿で、ダサ可愛い系。
漫画版では、陽ノ本アカリから「見た目が微妙」と謂れてしまった。
世代は不明だが、デジモンストーリー超クロスウォーズでは技の威力から成熟期相当である事が伺える。
シャウトモンX2プラス
戦う勇気に目覚めたチビカメモンがシャウトモンX2とデジクロスした姿。チビカメモンは背中に甲羅のように装着され、水中戦でその能力を発揮する。
シャウトモンX3
レベル | 成熟期/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | ハイドアモスフェリックプレッシャー、スリービクトライズ、ビクトライズブーメラン |
バリスタモンのパーツが上半身と左肩に、ドルルモンのパーツが下半身と右肩に、シャウトモンのパーツが胸と頭部のパーツになっている。
それぞれの長所がうまく組み合わさったデジモンで、特に機動性に優れている。
アニメだと、超威力のバルカン砲が知られ、作画によっては、黒目、というか目の縁が白目になっていて印象が異なる。
デジモンカードゲームでの世代はこの見た目で成長期となっているが、デジモンストーリー超クロスウォーズでは技の威力から完全体相当である事が伺える。
シャウトモンX3GM
X3にメタルグレイモンがデジクロスした、ゲーム版限定の姿。
X3とは容姿がだいぶ異なり、赤と青のドラゴンのような姿である。
既存の形態では、「シャウトモンが純粋に進化したらこんな形になるのでは?」という想像に最も近い姿をしている。
シャウトモンX3SD
X3にダークナイトモンがまさかのデジクロスした、ゲーム版限定の姿。
X3とは容姿がだいぶ異なり、青い体色の槍を持ったダークナイトモンに近い姿となる。
シャウトモンX4
レベル | 成熟期/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | バーニングスタークラッシャー |
彼らが変形した炎の「スターソード」を装備し、さらに高い攻撃力を発揮する。
アニメ版・漫画版ともに序盤のメイン形態であり、第1話のタイキの夢の中で先行登場している。
カードゲームでの世代は成熟期だが、超クロスウォーズでは技の威力から究極体相当である事が伺える。
シャウトモンX4K(ナイト)
ご存じ人気形態。やはりマントの力は偉大なのである。
X4にナイトモン&ポーンチェスモンズがデジクロスした姿。
左手にナイトモンの盾(希望の紋章からクロスハートのシンボルに変わっている)、マントを装備し、スターソードはナイトモンの剣ベルセルクの形状が組み合わさったものに変化している。
どうやら本来はゲーム上に登場するキャラではなかったようで玩具も未発売(そのせいかデジクロスできる場面でもX4のままということが多かった)だが、データ配信されクロスローダーのゲーム内でも登場するようになった。
シャウトモンX4B
X4にベルゼブモンがデジクロスした神馬形態。
四本足のケンタウロス型となった事でスピードが飛躍的に上昇。
加えて、ベルゼブモンの銃器類と翼を取り込んだ事で、近〜中距離射撃にも対応可能となった他、ベルゼブモン単体時には及ばないものの空戦能力も備わった。
四足歩行という従来の人型形態とは差別化された姿と挿入歌から人気が高めの形態だが、砲塔の位置でネタにされることがある。必殺技は「カオスフレア」。
世代は不明だが、超クロスウォーズでは技の威力から究極体相当である事が伺える。(現在の公式見解でも究極体となっている。)
シャウトモンX4S
X4にスパーダモンがデジクロスした姿。
左手にスパーダモンが変化した蒼槍を装備することによって、両手の武器で戦う相手に対しても戦いやすくなった。
必殺技は「ビクトリーブレイブ」
世代はやはりデジクロス体であるが、技の威力からゲーム版での強さは超究極体相当である事が伺える。
シャウトモンX5
レベル | 完全体/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | メテオインパクト、インパクトレーザー、メテオバスターアタック |
背に翼を得て非常に高い飛行能力が備わった上、左腕にレーザーガンを得て射撃戦にも対応可能である。一方、バルカン砲は使えなくなった。顔はスサノオモンやムシャモン、ガイオウモン等の印象がある。
世代は不明だが、カードゲームでは完全体として扱われ、超クロスウォーズでは技の威力から究極体相当である事が伺える。
シャウトモンX5B
「全部くっついちゃった!」(アカリ)
シャウトモンX4Bに、更にスパロウモンがデジクロスした姿。X4Bのスピードや火力と、X5の飛行能力を併せ持つ。
必殺技は「バーストダッシュストリーム」。世代は究極体。
シャウトモンX5S
X5にスパーダモンがデジクロスした、ゲーム版限定の姿。
世代はやはりデジクロス体であるが、技の威力から超究極体相当である事が伺える。
シャウトモンDX
レベル | 究極体/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | エレキバスタークロス、トライデントジャスファング、ビクトライズ・バンキング |
ボディは殆どジークグレイモンであり、右腕がオメガシャウトモンのボディが丸々変化した銃剣となっている。高い機動力と攻撃力を兼ね備えた不屈の姿。実質的に、合計三体の竜/恐竜型デジモンが合体している。
カードゲームでの世代は完全体。カードゲームでは合体元のデジモンが完全体同士なので、合体したら究極体になると思いきやまさかの完全体扱いなのである。まあ、デジモンカードゲームでクロスウォーズ初出デジモンの世代がおかしくなるのはよくある事である。後に公式設定で究極体になった。
シャウトモンX6
レベル | デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | クロスシューティングロッカー |
オメガシャウトモン・ジークグレイモン・バリスタモン・ドルルモン・スターモンズがグランドクロスした、漫画版限定の姿。
下記のX7からスパロウモンが抜けたような姿であり、背中のピックモンズがマイクに掛かった形となる。
シャウトモンEX6
レベル | デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | ソル・キャリバー、デモリッションホーン |
素体となるデジモンが全員金色であるため、輝かしい黄金のボディとなり、より合体を意識した無駄のないスマートなフォルムに仕上がっている。頭は武将を思わせる。
極めて強力な形態だが、スターモンがいない分X7ほどのパワーは出ていないらしい。
シャウトモンX7
レベル | 究極体/デジクロス体 |
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タイプ | 合成型 |
必殺技 | クロスバーニングロッカー、セブンビクトライズ、オール・オメガ・ザ・フュージョン |
右肩にはジークグレイモンの下半身とバリスタモンの頭部、左肩にはオメガシャウトモンの体とドルルモンの頭部が合体しており、右足はジークグレイモンの下半身、左足はドルルモンの体で構成されている。スパロウモンの体はX5と異なり頭部が前を向いた形で合体している。スターモンズは今までのスターソードではなく背中に合体。胸部のV字は金色になっている。武器は巨大化したシャウトモンのマイク。
顔のX字が特徴で、インペリアルドラモンFMを思わせる重厚さを持つ。
アニメ3期では、超巨大なディアボロモンを圧倒しており、パワーだけであればオメガモンと同等かそれ以上のレベルに達していると思われる。
(こうはならない)
世代はデジクロス体であるが、カードゲームでは究極体扱いとなっている。恐らく他の形態に割り振られた世代とは違って一番しっくりくる世代だと思われる。
シャウトモンEX7(仮)
EX6がスターモン&ピックモンズがジョグレス進化した「シューテイングスターモン」を装備した姿。必殺技は「リュウセイロックダマシー」。
シャウトモンX7 スペリオルモード
アニメ版・漫画版共に最終決戦の最後に登場。
シャウトモンにデジタルワールド中の大量のデジモンがファイナルクロスした姿。
X7の全身が超巨大かつ金色になり、背中と頭部からは大きな天使の翼が生え、胸部のV字だけが燃えるような赤色に戻っている。
体の周りには合体したデジモン達がリング状に並び、その姿はまさに「デジタルモンスターの王」と呼ぶに相応しい究極を超えた存在。カードゲームでも究極体扱いとなっている。
必殺技は「ファイナルクロスブレード」。
その他
- シャウトモン+スターソード
シャウトモンにスターモン&ピックモンズがデジクロスした姿で、彼らが変化した短い「スターソード」を装備している。
- シャウトモンSH(スターホイール)
ホイールって頭文字「W」じゃ?とか多分突っ込んではいけない。
- シャウトモン+ドルルキャノン
ドルルモンが変形した二連固定砲台を装備した形となる。機動力はないが強力な炎の獣砲を発射でき、アニメ3期ではオメガシャウトモンも装備した。
- シャウトモン+ジェットスパロウ
スパロウモンのウィングがライブステージ状に変形し、そこにそのままシャウトモンが乗った形となる。空中を飛び回りながら爆音攻撃を仕掛ける戦法が得意。
- ジジシャウトモン
- シャウキュートモン
- ドンシャウトモン
- シャニタモン
- ポーンシャウトモン
カラテンモンを笑わせるべく、タイキがシャウトモンに施したデジクロス。ジジシャウトモンはジジモン、シャウキュートモンはキュートモン、ドンシャウトモンはドンドコモン、シャニタモンはモニタモン、ポーンシャウトモンはポーンチェスモンとのデジクロス。
結局どれもウケなかった。なぜかシャニタモンとドンシャウトモンには公式設定が存在する。
- メタルシャウトモン
- シャウトモン(色違い)
余談
2020年10月2日に公式図鑑に載っているクロスウォーズデジモンに世代(レベル)と属性が追加設定されたが、シャウトモン系列の場合、属性は全てデータ種で世代は
成長期 | シャウトモン、+ジェットスパロウ、+スターソード、+ドルルキャノン |
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成熟期 | ドンシャウトモン、シャニタモン、キングVer.、X2、X3、X4 |
完全体 | X4B、X5、オメガシャウトモン |
究極体 | X5B、DX、X7 |
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