概要
世代 | 成熟期 |
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タイプ | 魔竜型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | エキゾーストフレイム、プラズマブレイド、ライデンブレイド(X抗体) |
所属 | ドラゴンズロア、メタルエンパイア、ネイチャースピリッツ、ウィルスバスターズ |
初登場 | デジタルモンスターカードゲーム ブースター9「白き聖剣の煌芒」 |
成熟期の魔竜型。ウイルス種。
ギルモンの成熟期として設定されており、『深紅の魔竜』の異名を持つ。
ギルモン時代の幼さは消え、凶暴性と野生を兼ね備えた正に戦闘竜というべきデジモン。
カルノタウルスのような角、平成ガメラのようなプラズマに関する能力と肘の刃、灰色の鬣が特徴。
必殺技は両腕の肘に付いている刃で敵を斬る『プラズマブレイド』と、強力な火炎放射『エキゾーストフレイム』。
X抗体版は更に凶暴性が増しており、一歩間違えれば暴走し得る危険な存在と化している。こちらでの必殺技は巨大化した肘の刃から放つ「プラズマブレイド」の強化版『ライデンブレイド』(『デジモンチャンピオンシップ』では原種が使用)。
『デジモンバトルクロニクル』ではドロップキックを放つ「ダイノキック」、火炎を放つ「ファイアーブラスター」、尻尾で薙ぎ払う「ドラゴンスパイン」、『デジモンセイバーズアナザーミッション』では爪で切り裂く「グラウクロー」、咆哮を上げる「ハウリング」、『デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト』ではブレスで敵を焼き尽くす「ファイアーブレス」を使用している。
進化
進化元
- ギルモン
- アグモン(St-508)※黒、セイバーズ版、X抗体版からも進化できる。
- インプモン(DM-065)
- ガブモン/レナモン(デジモンワールド リ:デジタイズ デコード)
- キャンドモン(デジモンワールド リ:デジタイズ)
- ゴツモン/モノドラモン(St-508)
- コテモン(Sx-42)※X抗体版の進化元
- ゴマモン(Bx-51)※X抗体版の進化元
- ゴブリモン(St-392)
- コロナモン(Dα-532)※X抗体版の進化元
- シャーマモン(DM-012)
- シャウトモン(デジモンワールド-next0rder-インターナショナルエディション)
- シャコモン(Sx-42)※X抗体版の進化元
- ズバモン/バクモン/ピヨモン/ベアモン/ホークモン(バトルスピリッツ)
- テリアモン(St-333)※『デジモンストーリー超クロスウォーズ』ではギルモンとデジフュージョン。
- ドラコモンX(デジタルモンスターX)※X抗体版の進化元
- ハグルモン(St-333)
- パルモン(St-849)
- ブイモン(ペンデュラムプログレス1.0)
- ボコモン(St-849)
- マッシュモン(Bo-511)
- ユキアグモン(Bo-511)
- ラブラモン(St-392)
- リュウダモン(デジモンペンデュラムX 2.0)※X抗体版の進化元
進化後
- メガログラウモン※通常種またはX抗体版、橙版に進化できる。
- デュークモン(デジモンバトルクロニクル)
- アノマロカリモン/デジタマモン(デジモンツインR)
- インダラモン/インフェルモン/ヴァンデモン/エテモン/ガルダモン/シルフィーモン/デスメラモン/トリケラモン/メイクラックモンVM(バトルスピリッツ)
- ヴリトラモン(Bo-1209)※ハイブリッド体とジョグレス進化。その他の十闘士はスピリットエボリューションの項にて
- エアロブイドラモン/メタルグレイモン/メタルティラノモン(ペンデュラムプログレス1.0)
- オロチモン(St-360)
- ガルムモン(デジモンワールド3)※グリズモンとジョグレス進化
- グラウンドラモン(Dα-540)
- ギガドラモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- ヴァジラモン/サンティラモン/マジラモン/ミヒラモン(バイタルブレス)
- シャウトモンX5(デジモンペンデュラムZⅡ)※ワクチン種かデータ種とジョグレス進化
- スカルグレイモン(デジモンワールド リ:デジタイズ)
- デュークモン(クリムゾンモード)(デジモンクロスローダー)※デュークモン以外のギルモン系譜とデジクロス
- ブラックメガログラウモン(デジモンストーリー)
- ブルーメラモン/メガシードラモン(デジモンワールド リ:デジタイズ)
- ベオウルフモン/ライズグレイモン(デジモンペンデュラム ver.20th )
- マンティコアモン(デジモンペンデュラムZⅡ)※ウィルス種かフリー種とジョグレス進化
- メガドラモン(デジモンチャンピオンシップ)
- メギドラモン(デジモンリアライズ)
アーマー進化
亜種
ブラックグラウモン
グラウモン(橙)
メディアでの活躍
デジモンテイマーズ
CV:野沢雅子
ギルモンの成熟期として登場。当時としては珍しく主人公デジモンでありながら最後に進化した。
最初に進化した時は言葉を発することなく、周囲に被害を発生させながら戦うなど設定通りの凶暴性を発揮する。
初戦でデビドラモンに一時は翻弄されたが、追撃をしようとしたところを熱線で一撃の元に葬る。
強力な力を見せつけた一方で、身体も非常に大きく、歩道橋の高さくらいの身長を持つ。
そのためか、初登場の次話が「ギルモンに戻れなくなって困るエピソード」であり、身体が巨大なグラウモンが身を隠すため、都会で七転八倒するというコメディ回になっていた。
困った挙句に公園のど真ん中で眠りに付き、遊具と勘違いされて子供に遊ばれるというシーンも。
ちなみにその回の最後でギルモンに戻ることには成功し、以降こういった事態はなくなった。
ギルモンに比べると多少理知的な発言を見せたり、やや大人っぽい声を出すことがあるが、基本的に知性はギルモンと同等で無邪気で敵以外にはあまり力を振るったりはしない。
進化時には勢いよく鼻息を吹き出すのが特徴。
余談
「グレイ」(=「灰色」)をドイツ語読みすると「グラウ」になるが、少なからずグレイモンを意識したキャラクターではあるものの、ネーミングについてはどこまで意識しているかは不明。
そもそもグレイモンのグレイは灰色ではなく「great」。