データ
世代 | 完全体 |
---|---|
タイプ | 魔竜型 |
属性 | ウィルス |
得意技 | 酒ブレス |
必殺技 | アメノムラクモ |
概要
8本の頭部を持つ(ただし8本ある内の銀色の7本はダミーであり、中央の黒色の頭部が本体である)正に大蛇と呼べる巨大な魔竜型デジモン。
オロチモンの誕生起源は古く、古代デジタルワールドでは猛威を振るってはあるエリアを壊滅状態にまで追い込んだことがある程の存在だったが、デジタルワールドの調和を保とうとする存在の使いによって封印されていた。(元ネタからだとその使いはあのデジモン?)
得意技はアルコールを含んだ息で敵を酔わせて酩酊させてしまう『酒ブレス』
必殺技は尻尾の先が切れ味の鋭い刃になり敵を切り裂く『アメノムラクモ』。
登場作品
CV:小村哲生
デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。第31話にて登場。ゲコモン達を支配し酒を用意させていた。同じ完全体のアンドロモンを返り討ちにするなど実力は高く、再生するダミーの首を使った駆け引きでテイマーたちを苦しめたが、レオモンの放った「プワゾン」(レディーデビモンのカードをスキャンされて使用)で撃破される。
神話同様にジュリが酒を飲ませて酔っ払わせてからレオモンたちが倒すという算段であったが、酒を飲むほどに強くなっていく特性により、ご破算になってしまうものの、プワゾンの効果が相手のパワーに比例して相手を破壊していく技であった事が逆転につながったといえる。
バグラ軍のマッドレオモンの配下デジモンとして登場。前述の「テイマーズ」以来、アニメデビューから約9年ぶりのカムバック登場でもある。
3期のラストにも登場している。
回想シーンで、かつての選ばれし子供達のパートナーデジモンとして登場。
シェンウーモンに進化する事が示唆されているが、成長期の頃はどんな姿だったのかは不明だったのだが…。
第16話終盤に本体である黒い頭部が最初に出現し、第17話で全身を現した。
完全体6体の総攻撃を受けたアイズモンが進化した姿で、ほぼ撃破されたような状態から進化したため、人間世界から集め続けたデータを進化のエネルギーにした可能性が高い。
EMP(電磁パルス)となる咆哮を放ち現実の東京にリアルタイムで通信に障害を与え、「酒ブレス」と思われる超高圧水流をすべての頭から吐いて圧倒し、子供たちを一時撤退にまで追い込んだ。
決戦時、黒い首への攻撃を銀の首で防御したことが裏目に出て弱点の存在を悟られてしまう。そのため完全体5体に銀の首を惹き付けられ、無防備となった本体もメタルグレイモンの「ジガストーム」で撃ち合いを征されてしまい、大ダメージを受けながら悪あがきの攻撃を繰り出そうとしたまさにその瞬間、「ギガデストロイヤー」の直撃を本体に喰らったことで全身が一気に崩壊して撃破されたが、子供たちが一息ついたタイミングで謎のカウントダウンが発生し予告でさらなる進化を見せることが語られた。
進化ルート
ニーズヘッグモンルート
『デジモンアドベンチャー:』で新しく開拓されたルートで、デジモンカードゲームでも再現が可能。
シェンウーモンルート
シェンウーモンはデジモンアドベンチャーの設定では先代のテントモンから進化したという設定になっていたが、tri.においてはオロチモンの進化系とされた。この時点では成熟期以前の進化ルートは明かされなかったが、デジモンリアライズにて成熟期以前の進化ルートが明かされた。なんと成長期の姿はセイバーズでも湯島のパートナーを務めていたカメモンだった事が判明したわけだが、何はともあれ、玄武のカメ要素は補完された事になる。
その他
ちなみに、カードゲームだと同じ完全体であるマンモンやアシュラモンから進化するわけのわからないルートが存在する。
それ以外だと進化元はグレイモン、ライドラモン、エクスブイモン、グラウモン、ステゴモン、アロモン、ブイドラモンとドラゴン/恐竜系で統一されている(St-360、St-533、Bo-879)。
なぜかアニメでパートナーを務めたデジモンの進化系が多いのだが、理由は不明。
「バンダイタウンFAXサービスデジモンイラストコンテスト」で入賞し、採用されたデジモンイラストから誕生したデジモンでもある。