概要
大きさについての定義は諸説ある。
南米大陸に広がる密林アマゾンでは、開拓時代から大蛇伝説が絶えず、横断中の大蛇がその巨体で道を塞いでしまい、巨大すぎて撤去もできず殺処分すべく発砲されても傷1つ負うことなく動じなかったなんて話もある。ちなみにこの大蛇、横断しきるまで数日かかったとか。
古今東西において、幻獣や怪物の代名詞として扱われることが多く、場合によってはワイアームのような大型のドラゴンとして表現される。
また神話においては川(河)もしくは溶岩流の化身ともされ、日本神話に登場する八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が有名である。
実在する大蛇のほとんどは毒を持たないが、その筋力はすさまじく、アナコンダやニシキヘビほどにもなれば牛を絞め殺すことも造作もない怪力を繰り出す。実際にこの二種は成獣のヒョウやジャガーを絞め殺し捕食している。
各言語での呼び名
言語 | カナ表記 | 綴り |
---|---|---|
英語 | サーペント / ジャイアントスネイク / ビッグスネイク / ラージスネイク / ヒュージスネイク / メガスネイク / モンスタースネイク / マンストゥラススネイク / イノーマススネイク | Serpent, Giant Snake, Big Snake, Large Snake, Huge Snake, Mega Snake, Monster Snake, Monstrous Snake, Enormous Snake |
ドイツ語 | グローセ・シュランゲ / リーゼンシュランゲ | Grosse Schlange, Große Schlange, Riesenschlange |
スペイン語 | セルピエンテ・ヒガンテ | Serpiente Gigante |
イタリア語 | グロッソ・セルペンテ | Grosso Serpente |
ラテン語 | セルペンス・マグヌス | Serpens Magnus |
フランス語 | グホン・セフポン / グロン・セルポン / グラン・セルパン / エノルム・セルポン / セフポン・ジェアォン / セルパン・ジェアン | Grand Serpent, Enorme Serpent, Énorme Serpent, Serpent Geant, Serpent Géant |
ポーランド語 | ギガントゥイチュヌィ・ヴォンシュ / オグロムヌィ・ヴォンシュ / オルブジミ・ヴォンシュ / ヴィエルキ・ヴォンシュ | Gigantyczny Waz, Gigantyczny Wąż, Ogromny Waz, Ogromny Wąż, Olbrzymi Waz, Olbrzymi Wąż, Wielki Waz, Wielki Wąż |
チェコ語 | ヴェルキー・ハット | Velky Had, Velký Had |
ナバホ語 | ツイーシツォ | Tłʼiishtsoh |
スワヒリ語 | ジョカ | Joka |
タイ語 | グーヤ / グーヤック | Ngu Yak |
インドネシア語 | ウラル・ラクササ | Ular Raksasa |
トク・ピシン | ビクペラ・スネク | Bikpela Snek |
ブヌン語 | イヴットダインガズ | Ivutdaingaz, Ivut Daingaz |
韓国語 | クンベム / 大蟒(テマン) / 大蛇(テサ) | Keun Baem, Daemang, Daesa |
中国語 | 大蛇(ターショー) / 巨蛇(チュイショー) / 大蟒(ターマン) / 大蟒蛇(ターマンショー) | Dashe, Jushe, Damang, Damangshe |
関連タグ
実在する大蛇
神話の大蛇
八岐大蛇 オロチ ヨルムンガンド ケツァルコアトル シーサーペント 虹蛇 ボア・ハンコック ナギニ ヨーン
フタエノキワミアッー!における大蛇
「各国の『オニワバンスタイル』を検証してみる」の南米系スペイン語パートにて登場する空耳の一つ。
これ単体では大した空耳ネタではないのだが、MADで不意打ち気味に使われやすく、後年よくネタにされるようになった空耳。
ちなみに元ネタにおいては「猪木に誘われ海原行ったらば 二時にスタバ(で待ち合わせ) 大蛇!」と、全く脈絡のない空耳の一節である。
実際は「¡y no tienes razón alguna para intervenir en esta batalla!」であり、このbatallaの「talla」の部分が「大蛇」と空耳化されている。