概要
レベル | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 獣人型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | 獣王拳、百獣拳(X-evolution) |
所属 | ネイチャースピリッツ、ウィルスバスターズ |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
百獣の王、気高き勇者とも呼ばれる獣人型デジモン。狂暴なデジモン達が多い中、強い意思と正義の心を持っており、数多くの凶悪なデジモンを倒してきた。また、破壊の限りを尽くす“デジモンハンター”のオーガモンとはライバルである。
日々の鍛錬で鍛え上げられた強靭な肉体はあらゆる攻撃に耐え、必殺技の究極奥義『獣王拳』で敵の息の根を止めてしまう。「獅子王丸」という意思を持った妖刀を腰に携えている。
活躍
ビジュアルや公式設定の格好良さに加えて味方側のデジモンとして登場する傾向がある。
その一方でアニメでは存在自体が死亡フラグとなっている。
というかこの種族全体が呪われており、アニメシリーズに登場するレオモンとその関連種系デジモンは、一度死んで転生する場合も含めて高確率で劇中で死亡するというジンクスがある。
公式関係者にも知られているようで、デジモンアドベンチャー:の公式ツイッターで、平田が「早く死のうよ」と「にこやかに」言っていたと言及している(外部リンク)。アニメシリーズのスタッフはレオモンに何か恨みでもあるのか。
デジモンテイマーズのシリーズ構成、小中千昭がTwitterでそれぞれの作品での意図はあるにせよレオモンの死亡を慣例化させてしまったと謝罪したこともある。
どこまでが偶然でどこまでが意図的かは不明だが、小中千昭の公式サイトや前述のツイートかではアドベンチャーのレオモンにも触れているため、2回目の死となるテイマーズ時点でアドベンチャーのレオモンについて把握していたことはうかがえる。
そのためレオモン系統には死亡するデジモンとしてその死に絡めた役割を持たされる傾向はある。
なお、アニメ版の声優はデジモンアドベンチャー及び02でナレーションを務めた平田広明が、ほぼ一貫して担当している。
X抗体版はより顔付きがリアルなライオンに近くなり、バスタードソード(獣牙丸)を携えた赤マント姿はさながらファンタジー世界の獣人を思わせる。獅子王丸との二刀流で戦う事から獣剣闘士の異名を取る。なお、赤マントは元は究極体デジモンのものとされ、デュークモンXの設定ではX抗体を獲得する前のデュークモンのマントとしている。
デジモンアドベンチャー
CV:平田広明
ファイル島編で正義のデジモンとして登場。最初はデビモンによって洗脳され、選ばれし子供達の前に立ちはだかる。デジヴァイスによって浄化された事で正気を取り戻し、一度は子供達に協力するが、逃した後ですぐにまたデビモンの洗脳を受けて手先になってしまう。
この最初に浄化された時の「邪悪消滅!」というあまりに突拍子もないセリフはよくネタにされる。
その後は分裂した選ばれし子供達を付け狙い、黒い歯車を取り込んでさらにパワーアップするが、再度デジヴァイスに浄化されて名実ともに味方となる。
その後、物語終盤のダークマスターズ編ではサーベルレオモンに進化する能力を得て再登場したが、メタルエテモンとの戦いで散る。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
詳しくはここを参照。
アニメと違い死にはしない。死にはしないけど……。
デジモンテイマーズ
CV:平田広明
強さを求めてデジモン達をロードしていく流離のデジモン。しかし、ただ強さを求めるだけの戦闘狂ではなく、冷静さと優しさを備えている。
最初は野良デジモンとして現れ、加藤樹莉は勝手に自身のパートナーだと思い込むも違ったのだが、後に正式にパートナーとなり、共にデジタルワールドへと向かう。樹莉からは「レオモン様」と呼ばれ、彼女のペースに振り回される。
完全体の中でも高い戦闘力を誇るデーヴァやオロチモンを相手に戦えるほどの戦闘力を有する。クンビラモンに至っては相手の能力がスピードと知略に極振りしている為、全く苦戦していなかった。
だが、第34話でベルゼブモンに殺されてしまい、これが彼女に深い影を落とす事になる。
おまけに次回予告で彼の死は盛大にバラされた。
タカト「レオモンが死んだ!やっとみんなに会えたのに!」
ベルゼブモン「俺はこのデジタルワールドで最も強いデジモンになったんだ!お前らの運命も俺が握っている!」
樹莉「レオモンが死ぬなんて…」
タカト「ベルゼブモン、僕はお前を絶対許さない!」
次回、デジモンテイマーズ「心優しき勇者レオモン死す!」君もテイマーを目指せ!
前述した小中千昭の公式サイトやツイートではテイマーズについて触れており、その中でもレオモンについての話題もある。
そこにはレオモンを死なせた意図が記されており、物語上で死を書く必然性やアドベンチャーで死んだレオモンを再び死なせることについて悩んだことも書かれている。
デジモンフロンティア
特に後者は伝説の十闘士なのに、どうしてこうなった。
DIGITAL_MONSTER_X-evolution
CV:平田広明
Xプログラムに体を蝕まれた為、X抗体を手に入れるべくドルモンを襲撃するが、開始3分で死亡。
レオモンが完全な敵役に回るというこれまでのシリーズでは考えられない扱いであったが、散り際にドルモンを讃える辺り、本来の気高き勇者としての性質は失ったわけではないようだ。
新技として獣王拳を連続で撃ち出す「百獣拳」を披露している。
デジモンセイバーズ
サーベルレオモン(CV:上別府仁資)とバンチョーレオモン(CV:竹本英史)がお亡くなりになる。
デジモンクロスウォーズ
最初の敵としてマッドレオモンが登場。視聴者の予想(期待)通り散っていった。
…と思ったら、第1期ラストでまさかの復活。しかも、浄化されてレオモンになるという好待遇っぷり。デジモンアニメシリーズ史上初めてジンクスを打ち破った。結局、一度死んでいるというのは言わないお約束。
デジモンアドベンチャーtri.
CV:平田広明
第2章『決意』で登場。感染デジモンとなったオーガモンを追って現実世界へやって来る。
パートナーデジモン達の保護者役になったり、メイクーモンにメロメロになったりとコメディ面での活躍もあったが、同章最後で感染デジモンとなり暴走しかけた所をメイクーモンに殺される。
デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆
世界各国でエオスモンの軍勢と戦う選ばれし子どもたちのパートナーデジモンとして登場。セリフは無し。
別のデジモンから進化した姿だからか、さりげなく最後まで生存した数少ないレオモンである。
デジモンアドベンチャー:
CV:平田広明
第19話で登場(名前自体は第11話でネーモンが口にしていた)。
暗黒の瘴気に侵されたデジモン達及びその勢力に対するレジスタンス活動を行なっている。
トループモンに包囲されていた太一達を、スパーダモン&ファルコモンや3羽のペックモンと共に救い出した。
「聖なるデジモンを敵の手から救い出す」という目的が太一達と一致したため共闘、バルブモンの内部に潜入し、ミノタルモンを撃破した。
この時、左の拳で「獣王拳」を放ち、「拳は一つではない」として右の拳でさらに「真獣王拳」を放っている。
その後も共同戦線を張っていたが、エルドラディモンに乗っての航海中に遭遇した黒い稲妻と嵐で全滅の危機に瀕する。新大陸へ向けて脱出するように太一達を促す一方で、瘴気に侵された影響で万全でないエルドラディモンを守るため、自身は残ることを決める。そして、子供達と再会を約束すると、世界の未来を子供達に託し、スパーダモン&ファルコモンや3羽のペックモン、そしてエルドラディモンと共に海へと消えていった・・・。
が、後に生存が発覚。ロップモンやムーチョモンなど、以前子供たちと協力したり子供たちが助けたデジモンらと共に、無事だった(再生した)エルドラディモンの背中の城から通信を送ってきた。その際、バーガモンのサービスエリアで休んでいる。
ちなみにかつて光の勢力の一員だったロップモンには敬語。
第63話ではロップモンたちと別れ故郷のクラウド大陸に帰りたがるエルドラディモンに同行。その後の描写からどうやら彼自身もクラウド大陸に留まっていた様子。
それ以外にもミレニアモン戦を始め太一たちと交流した各地のデジモンとして何度か写っている。
最終話ではそのままエルドラディモンを拠点としており、ほかの地のワイズモンやロップモンたち同様に選ばれし子供たちとそのパートナーの語り手としてユキミボタモンたちに彼らの活躍を伝えた。
子供たちがデジタルワールドに訪れたのはデジタルワールドを守るためでなく、「友達になりに来た」「友達を守るために戦った」と語っている。
このように太一たちの旅の中で交流を深めたデジモンとして準レギュラーとして活躍し、レオモン史上初となる「アニメ媒体で転生等の復活措置も無く、初登場時からレオモンで最後まで生存」という史上初の記録を達成。20年に渡る存在自体が死亡フラグの座を遂に返上することに成功した。また、(ピッコロモンに似た立ち位置であるロップモンもそうだが。)上述の通りこれまでとは逆に、最後まで生存した事そのものに意味がある。
(テイマー01とラスエボのは主要キャラではないので…)
デジモンストーリーサイバースルゥース
ストーリー上ではガンクゥモンが指定したハックモンの修行の最後の相手としてバンチョーレオモンが登場。本物の漢には強さだけではなく「本物の覚悟」が必要であると説きハックモンを庇う主人公を見せてロイヤルナイツ、ジエスモンへの進化を促し倒された。
消滅と同じ音が流れたが実際は無事(危うく本当に消滅しそうだったとは言っている)。ガンクゥモンとの知り合いであった。
なお、ほかの依頼では歴代5体のバンチョーを誇る話したがりのバンチョーレオモン(別個体)も登場。バンチョーの称号についてバンチョーレオモンに進化したらもらえるので5体ともバンチョーなのではと言われておりデジモンにたまにあるデジモンとしての設定と個体としての設定にツッコまれている。
通常のレオモンも登場。前述のバンチョーレオモンの仇を取ろうとするレオモン四天王の一人。闇の心に染まりプリンセス・デジモーンを人質にとる。
勇者との戦いで正しい心を取り戻すが暴食のベルゼブモンを怒らせてしまいプリンセスを庇って死亡する。
…という設定のテントモン主催の上野デジモンフェスティバルに登場した。
本音を見せたノキアにも戸惑いながらもそれっぽく対応したり真面目に演技している。
進化ルート
携帯機(Ver:4)ルート
ユラモン→タネモン→ピヨモンorパルモン→レオモン→メガドラモン→イージスドラモン(リメイクのver.20thで追加)
サーベルレオモンルート
ポポモン→フリモン→レオルモン→レオモン→パンジャモンorグラップレオモン→サーベルレオモン
レグルモンルート
ポポモン→フリモン→レオルモン→レオモン→パンジャモン→レグルモン
バンチョーレオモンルート
ポポモン→フリモン→レオルモン→レオモン→ローダーレオモン→バンチョーレオモン
ヘヴィーレオモンルート
ポポモン→フリモン→レオルモン→レオモン→グラップレオモン→ヘヴィーレオモン
関連イラスト
関連タグ
デジモンアドベンチャー デジモンテイマーズ デジモンフロンティア
関連種
- レオモン(X抗体)
- パンジャモン…白色亜種・完全体。
- レグルモン
- サーベルレオモン…究極体。
- ディノタイガモン
- レオルモン
- ライアモン
- ローダーレオモン
- バンチョーレオモン
- グラップレオモン
- カイザーレオモン…伝説の十闘士。
- マッドレオモン…別モードあり。
- ヘヴィーレオモン
- マルスモン…進化ルートの完全体がグラップレオモンであり、『デジモンクロスウォーズ』では死亡した。
- アポロモン…レオモンと同じく獅子をモチーフとした獣人の姿をしたデジモンであり、『デジモンクロスウォーズ』では死亡した。