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概要編集

人工デジモンの一種で、無機質な蝶の姿を取る謎のデジモン。

初登場は「デジモンアドベンチャーLASTEVOLUTION絆」。


アルゴモンアルカディモンのように同じ名前のまま世代を重ねていくデジモンであり、彼女(?)の場合は成熟期究極体までの個体が登場している(メイン画像は究極体の姿)。


世代別データ編集

成熟期編集

レベル成熟期
タイプ不明
属性不明
必殺技ミラーガード、ミラーダスト、ボールトリプ

あるデジモンを元に開発されたデジモンで、ヘキサゴン型のポリゴンで構成された無機質な姿をしている。

人工デジモンは成長期までしか進化しないという定説が技術の進歩で覆された為、成熟期までに進化する事が可能となった。人工デジモンであるためか、善悪の違いがわからないほどに自我が薄弱で、共にいる人間の心の持ちよう次第でどちらにも転ぶ。


公式設定編集

デジモン図鑑編集

あるデジモンを基にして作られた人工デジモン。成長期までが人工デジモンの最終形態という通説が、時代の進化と研究者の熱意によって覆され、成熟期への進化を遂げた。エオスモンに感情はなく、研究者の指示で動くため、善悪の行いは研究者に委ねられる。

透明パネル状の羽は広げて自分や対象を守る『ミラーガード』や、分離し敵に飛ばす『ミラーダスト』に使われる。さらに掌に集めた電撃に鱗粉を混ぜて敵に放つ必殺技『ボールトリプ』を持つ。


完全体編集

レベル完全体
タイプ不明
属性不明
必殺技ビートプレス、ヘクサンダー、カッティングエッジ

ミッション遂行時に支障が発生した際にこの姿に到達すると言われている。

ヘキサゴン型のポリゴンは長い手足に変化し、翼はより美しく昆虫に近付いたデザインになった。

ポリゴンが鏡の役割を果たし、敵を混乱に追い込む他、出現させたパネルをビースト型の分身に変えるなどいつ暴走してもおかしくない危険性を匂わせている。


デジモン図鑑編集

成熟期のエオスモンが、ミッション遂行時に支障が生じたとき進化する姿。

透明パネルが多く展開し、大きな翼で高速移動を、大きな手で高い攻撃力を得た。さらに鏡として敵を惑わす幻影を作り出すこともできる。透明パネルを組み替えることでビースト形態に変化し、敵に向かって襲い掛かる。

必殺技は、巨大な手で敵を押しつぶす『ビートプレス』と、触覚から電撃を放つ『ヘクサンダー』、そして手にパネル状のエネルギーを投げて敵を切断する『カッティングエッジ』だ。


究極体編集

レベル究極体
タイプ不明
属性不明
必殺技オーロラストリーム、カッティングエッジ、クルーティレイン

自分の研究が思うままにならない研究者が暴走し、これまでに量産されたエオスモンを統合して誕生したデジモン。翅は虹色の6枚羽となり、本体部分も美しい女神像のような造形となった。

やはり自我は皆無に等しく、主の命令を実行するだけの破壊マシーンとなっている。

香水瓶のように膨らんだ腹部からは完全体相当のエオスモンを大量に生み出す能力を持っており、さながら蝶々というより、女王蜂のようでもある。


デジモン図鑑編集

生み出した多くのエオスモンが、思い通りにならず暴走した研究者により、1つの集合体となって誕生した究極体エオスモン。障害となるものを破壊する、ただその指示だけで動き暴れる。膨らんだ尻尾からは新たな完全体のエオスモンを産み出し、配下を増やすことができる。

必殺技は、胸から放つビーム『オーロラストリーム』と、瞬間移動させ敵を切断する『カッティングエッジ』、そして自身を守るパネルを巨大化させ、敵の頭上で砕いて降らせる『クルーティレイン』。


余談編集

名前の由来はギリシャ神話の曙の女神「エオス」。ローマ名のアウローラに因んで究極体の必殺技名に「オーロラ」が入っている。また、「End of Service」に掛けているとも。


また、偶然か否かこれまでの劇場版に登場したデジモン思わせる設定を持っている。

  • クラモン…大量に増殖し、合体して究極体に進化。
  • シーサモン…同じく誰かを模して作られた人工デジモンで、設定では通説に反して究極体まで進化できる。
  • アルゴモン…名前が同じだが、姿の異なる進化系を持つ(こちらは映画公開後の新シリーズで登場)。
  • メイクーモン…「ラスボス」繋がり。と言っても彼女(?)はラスボスの生まれ変わりであって、エオスモンはデジモンアドベンチャーという作品そのもののラスボスだが。

リンク編集

デジモン図鑑エオスモン(成熟期)

デジモン図鑑エオスモン(完全体)

デジモン図鑑エオスモン(究極体)


余談編集

このデジモンの情報が本格的に解禁する前は、本作の脚本を務めた大和屋暁が馬主を務める馬(父はかのジャスタウェイ)の名前に使われていた為、何らかの関連があると思われていたが、後に彼が劇場版のシナリオを担当した縁に由来するものであると判明しており、一種の先行公開というやつであった(しかし、当時の大和屋氏は本格的な情報公開はまだ先なので今のところはエオスモンの由来はエオス+ものという事にしておくという趣旨の発言をしていた)。


関連タグ編集

デジモン LASTEVOLUTION絆 ???(ネタバレ注意)


バタフラモンフーディエモン…蝶をモチーフとしたデジモン繋がり。


ギズモン…人工デジモン繋がり。こちらは完全体まで登場。


ワルプルギスの夜魔法少女まどか☆マギカに登場する魔女で、究極体のエオスモンと同様に顔は口以外の描写がなく、女性の不気味な笑い声を出す共通点があるラスボス繋がり。

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