概要
通常デジモンは自然発生で誕生するが、こちらは人間や他のデジモンの手により人為的に生み出されたデジモンの事を指す。
人工デジモンとは以下の通り。
- オリジナルの模造品
- 既存デジモンを元手にゼロから生み出されたと思しき存在
に大別できる。
公式では人工的に生み出されたデジモンは、基本的には成長期までしか進化しないと言われていたが、そもそもデジモンアドベンチャー02のブラックウォーグレイモンの様な生まれながらの究極体を始め、黒幕によって生み出される単なる既存デジモンの簡易量産型の個体、ギズモンの様な進化も可能な個体もいる為、定義と設定が曖昧になったと言える。
ちなみに、この概念は主にゲームやアニメなどの派生作品に登場することが多いが、中には元より人間の手によって誕生および進化したという設定のデジモンも存在する(ピノッキモン、テッカモンなどが該当)。
初出の『02』では人間の道具としての共存として存在していたものの、『デジモンテイマーズ』以降の作品ではデジモンの方から自分の配下となる人工デジモンを生み出すのも珍しくはなくなったが、『デジモンフロンティア』にてデジタルワールド上には元々「デジモンのコピーやクローンを生み出す技術」自体は存在しているらしい。
『テイマーズ』や『デジモンゴーストゲーム』でのデジモンは「人工知性を元にした生命体」「人間の文明発展に伴うコンピューターウィルスから自然発生した生命体」と全部含めると定義がややこしくなる為、誰かが人為的に生み出した場合でない限りここには含めない。
既存デジモンのクローン
- ブラックウォーグレイモンに代表されるダークタワーデジモン(同上)
- スーツェーモン配下のマジラモン(『デジモンテイマーズ』)
- メフィスモン配下のデジモン達(同上)
- スプラッシュモンがドリッピンで操っているデジモン人形『デジモンクロスウォーズ』
- 正気を失ったピノッキモンがロボット部の子供達を唆して作らせたギガブレイクドラモン(『デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~』)
- クオーツモン配下のコピーデジモン(同上)
- セフィロトモンが生み出したコピーデジモン(『デジモンアドベンチャー:』)
- セフィロトモンが回収したデータを基に生成されたムゲンドラモン(同上)
- セフィロトモンが進化したキメラモン製のグリフォモン(同上)
- エカキモンの絵から誕生したミニミニエカキモン(『デジモンゴーストゲーム』)
- 族長ザッソーモン(こちらは本物)が生み出したコピーザッソーモン(同上)
- ピロモンの夢から生まれたスカルグレイモン(同上)
オリジナルを改造及び元にしたもの
- アヤタラモンに改造されデジモン化した人々(『デジモンゴーストゲーム』)
- オリジナルギュウキモンによって感染してギュウキモン化した人やリュウダモン(同上)
その他
- ナノモンによってシェイドラモンを移植された井原保(『デジモンゴーストゲーム』)