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概要編集

フロンティアデジモンフロンティア祝10周年!

古代デジタルワールドに存在していた『神なる敵ルーチェモン』から救ったと言われている英雄達、もしくはそのスピリットを受け継いだデジモン「ハイブリッド体」の総称。


各々十体のデジモン、闘士で構成されており、それぞれ1つの属性を持つ(そのため5人ならば5闘士のように数えられる)。


厳密な意味で伝説の十闘士」あるいは「十闘士」とは古代にルーチェモンと戦闘を行った究極体デジモン達のことでハイブリッド体は伝説の十闘士のスピリットを受け継いだ存在と思われる。

しかし、デジモンフロンティア作中では1話からハイブリッド体を「伝説の十闘士」、または「伝説の闘士」と扱っており両者をそこまで区別しているわけでもない。

デジカでは新旧共に十闘士デジモンとして扱われているのはエンシェントと呼ばれる究極体の方である一方、ジントリックスではハイブリッド体が十闘士扱いなどまちまち。

このことから力だけでなく「伝説の十闘士」「十闘士」の称号ごと引き継いだのがハイブリッド体と言えるかもしれない。

そのため十闘士と言ってもどれを指しているかはわかりづらく、本記事や一部wiki形式のまとめサイトではエンシェントのことを「伝説の十闘士」、現代のハイブリッド体を「十闘士」として区別しているものもあるがあくまでファンによる非公式の分類である(2022年現在も公式では十闘士でどちらも指していることがあり決まっていない)。

一応、エンシェント特有の呼び方としては第54回デジ民投票や『デジタルモンスター 25th Anniversary Book ―Digimon Device & Dot History―』では「古代十闘士」が使われているようだ。


古代十闘士編集

古代デジタルワールドに存在した初の究極体で、最強クラスの完全体であったルーチェモン:フォールダウンモードをダークエリアに封じたデジモンたち。


「エンシェント〇〇モン」という形で名前が統一されており、そのため劇場版では「エンシェント」と呼ばれたシーンもあった。いくつかのデジモンには名前が受け継がれている。

彼らの能力は後のデジモンに受け継がれていき、およそ半数も名前が受け継がれている(グレイモン、ガルルモン、ワイズモン、マーメイモン、ボルケーモン)。


インフレの激しさを物語る設定などからファンの間では、下手すれば超究極体レベルの強さを持つとも考えられている。

一方、活躍そのものはあまりなく、劇場版でエンシェントグレイモンとエンシェントガルルモンはオニスモンを封印していたことが語られている。

現在の究極体を凌駕する設定だがオニスモンやルーチェモンの完全討伐を果たせるほどではなかったというところだろうか。


彼ら十闘士の存在は設定やデジモンの組織関係図などで取り上げられているため、デジモンフロンティア内だけではなく一応デジタルワールド全体での基礎設定として扱われていると思われる(デジモンは設定そのものにぶれがありデジタルワールドと言ってもいくつかありそうな設定が見られるため徹底されていると言い切れない面はあるが)。

デジモンリアライズでもルーチェモンとかつて戦った存在として語られている。


彼らが残したスピリットは三大天使によって管理された。


ハイブリッド体/十闘士編集

十闘士たちは死後、スピリットと呼ばれる人間、デジモンがハイブリッド体に成れるアイテムを残した。

属性1つにつき2種類があり、ヒューマン体の「ヒューマンスピリット」、ビースト体の「ビーストスピリット」が各10個ずつ(合計20個)存在する。

スピリットを模した姿のデジモンであり漢字のような模様が見られることが多いのも特徴。


これに加えて、闇のスピリットはケルビモンの手により善から悪に転じたため4種類あることになり、悪・善のスピリットは(本来は同一の存在であるが)スピリット自体が異なるものへと変化している。

また、アニメの六闘士にはヒューマンとビーストを組み合わせた融合形態、火と光には5属性10個のスピリットを組み合わせた超越形態、火と光のヒューマン体の弱体化した姿が存在するためハイブリッド体は合計32体となっている。

変化していない他のスピリットにもこれらの形態があるのかは不明。

また、すべてのスピリットを受け継ぎ、「天」と読める漢字、超越形態を合わせたような姿であるスサノオモンは究極体である(フロンティア作中で新たな闘士と説明されたシーンはある)。


また、「神なる敵」に対して最後まで生存して抗い続けたのが「」と「」であったため、歴代の選ばれし子供達においても(創造者たちの都合を抜かしても)、比較的この2系統が他よりも傑出した進化を果たすのは、このためなのかもしれない。

上記の炎の力を受け継いだヴリトラモンと、光の力を受け継いだガルムモンは、本来の十闘士の姿を組み換えた魔獣の姿をしている事も特徴。

Shining! And burning!


ヒューマン形態は体格もあって小回りが利きスピード・テクニックなどの技巧面が優れ、ビースト形態はその巨体や攻撃力からパワー・タフネスに秀でている傾向にある。

もっとも、これは傾向でありヴリトラモンのように飛行可能になるものや超高速で移動するガルムモンがいるのでヒューマンスピリットが傾向から見た強みが全面的に優秀という訳でもない様子。シューツモンにいたっては作中でダスクモンの動きの速さに対応してヒューマンスピリットで戦った際にそのまま戦闘を継続しているのでフェアリモンとその点では劣らないと思われる(より厳密に考えればフェアリモンは手数を重視した戦闘スタイルなのでまた違うのだろうが)。

両形態は最初のスピリットエボリューションでの選択が可能なほか、状況次第でスライドエヴォリューションして使い分けることが可能。

各々の属性によって自身に対応した属性の環境下でなら、更に力が増す現象も見られた。闇のみ逆に一切闇がない環境では力が減衰する描写もある。

状況によって強さが変動するらしく、たとえばヴリトラモンなどの通常のスピリットエボリューションを経た形態でも、並の究極体レベルを超す強さを体現することも。



『デジモンフロンティア』では土・木・水・鋼の闘士がケルビモン配下の悪の四闘士」として登場している。

しかしながら、彼らはベースとなるデジモンまたは人間が存在しないまま、独自の自我を持って活動しているのだが、どうやって彼らが自我を得たのかは不明である(第42話ではデジコードスキャンされてデジタマに還った四闘士がディースキャナに収容されていたスピリットを媒体に一時的に復活している)。

『フロンティア』劇中ではヴリトラモンのスピリットがシャーマモンを取り込んで実体化している事例があり、ケルビモンが輝一以前に闇のスピリットをデジモンに適合させようとした(闇に耐え切れずデータが破損してしまった)とも語られているため、同様に無辜のデジモンを実体化のための楔として取り込んでいるのかもしれない(彼らに対してデジコードスキャンまたはそれに準じる行為を行った際には、デジタマが出現している)。

また、終盤でディースキャナからヒューマン形態のデジモン達が実体化した際には一言も喋っておらず、こちらは単純にスピリットの力がデジモンの姿として具現化したからだと思われる。

また、この描写以外にもスピリットにもある程度は意思があるような描写が見られディースキャナ内で呼びかけに反応することがあった。

最終的には子どもたちとの旅で心が宿り、十闘士全員のヒューマン体が姿を取り戻している。


さらに補足すると、ケルビモンが支配したから悪のサイドについただけであり、本来ならばこの四闘士もデジタルワールドを救った伝説のデジモンの意思を継ぐ正義のデジモン……のはずである。まぁそれ抜きにしても、そもそも見た目が悪い奴がこの4系統には多いが、まさしく見かけで判断するなということだろう(ただし、公式サイトのデジモン図鑑のメルキューレモンの解説では、あくまで生態や能力の解説であってアニメ設定が反映されないはずなのに「悪の闘士」の存在が言及されているためこの辺はよく分からない)。

実際、クロスウォーズのメルキューレモンやクロスウォーズ漫画版のラーナモンは特に悪人という訳でもなく、デジモンアドベンチャー:に登場したペタルドラモンは、故郷を追われたデジモンを護る心優しきデジモンとして登場した。

更にデジモンゴーストゲームにおけるギガスモンカルマーラモンも人間界においてトラブルを巻き起こしたが、

本人らにとって悪意自体は存在せず、最終的に主人公達と和解し人間界で危害を及ぼす事なく暮らしていく道を選んだデジモンという立場で描かれたこともある。


ほかのデジモンへの進化の系譜に組み込まれないという訳ではないようでゲーム作品では組み込まれている。

アニメ内でも鋼のスピリットはフロンティアではメルキューレモンがブラックセラフィモンに、新アドではセフィロトモンがキメラモンのような姿になりミレニアモンへと姿を変えている。


融合形態編集

1対の属性のスピリット2つ(ヒューマンスピリット・ビーストスピリット)が組み合わさることで進化できる形態は「融合形態」と呼ばれる。この形態は伝説の十闘士(スピリットの始祖)の力をすべて受け継ぐ(=伝説の十闘士と同等の能力を有する)とされる。

アルダモン(炎)・ベオウルフモン(光)・ジェットシルフィーモン(風)・ライノカブテリモン(雷)・ダイペンモン(氷)・ライヒモン(闇)の計6体が判明しているが、『フロンティア』劇中で登場した融合形態はアルダモン(拓也)・ベオウルフモン(輝二)の2体のみである。また、悪の五闘士(土・木・水・鋼と悪の闇)については現時点で登場していない。

アルダモン、ベオウルフモン、ライヒモンが融合元の要素をしっかりと引き継いでいるのは融合元のデジモンが玩具『スピリットエボリューションシリーズ』で販売され、再現可能な形態だったから(闇の闘士は海外限定販売)。他の融合形態やは確かに『要素』は受け継がれているが、デザインに融合元のデザインが反映されていないというケースが多い。


融合形態のデジモンたちはビーストの要素が強かったエンシェントに比べて、ヒューマン形態の要素が強いデジモンに進化するが、これはスピリットの始祖である十闘士がビースト形態寄りの姿をしていたのとは対照的と言える。ただしライノカブテリモンだけはビースト形態(ボルグモン)の要素が強く、始祖(エンシェントビートモン)が十闘士の中でも珍しくヒューマン形態寄りだったのとは対照的である。


『フロンティア』劇中では拓也・輝二が「ダブルスピリットエボリューション」でそれぞれアルダモン・ベオウルフモンに進化する。彼らはセラフィモンの力を受け取ったからこそ、それが可能だったのであり、セラフィモンの力を使い切ったパタモン柴山純平に「俺たちもダブルスピリット進化できないのか?」と詰め寄られた際には落ち込んでいた。もし、セラフィモンの力さえ残っていれば、アニメでも融合形態を拝めた事であろう。


WS用ゲーム『バトルスピリット_デジモンフロンティア』では伝説の十闘士が融合形態に相当する姿として登場しており、BGMは超越形態の専用テーマであった『The Last element』となっている。



超越形態編集

『フロンティア』劇中では拓也・輝二が「ハイパースピリットエボリューション」でそれぞれカイゼルグレイモンマグナガルルモンに進化するが、この2体は「超越形態」と称される。

カイゼルグレイモンは炎・風・氷・木・土のスピリット(5対・計10個)を、マグナガルルモンも光・雷・闇・水・鋼のスピリット(5対・計10個)をそれぞれ使用して進化し、それぞれ炎(拓也の手持ち)・光(輝二の手持ち)それぞれの属性が強く表れた形態である。なお、メイン属性以外の素材になったスピリットの属性が使えるかは不明。

いずれも公式設定では「伝説の十闘士の力をも超えるとも云われる」とされるが、その意味が「それぞれ同じ属性である2体(エンシェントグレイモン・エンシェントガルルモン)を上回る」ということなのか、それとも「(劇中で使用したスピリットの)十闘士5体分の力を持つ」ことなのかは定かではない。


オファニモンの力を受け取った拓也が風()・氷(友樹)のスピリットを、輝二が雷(純平)・闇(輝一)のスピリットをそれぞれ借り受けて進化する必要があるが、スピリットを託した仲間4人は進化できなくなるデメリットがあるが、最終回に登場したスサノオモンは子供達全員が融合した事でそのデメリットを克服している。



強さ編集

弱体化したフレイモンやストラビモンでさえ、成熟期デジモンでは敵わない程の強さを持つ設定があるが、デジモンプロファイルによればハイブリッド体は成長期クラスから究極体クラスらしいのでややはっきりしていない。


フロンティアの描写では能力や相手との相性差、デジモンの成長に加えて元々フロンティアに限らずレベル通りの戦いにならないような結果が多数あるので一概にいうのは難しい。

同じ形態同士の戦いであっても悪の十闘士一人がその時の実力や能力によって正義の十闘士数人と互角な場合すらある。

相性差によって一話から完全体を相手に勝利するヒューマン形態が成熟期に苦戦するような事態すら起きている。

一応、概ね対戦相手の傾向からヒューマン形態が成熟期、ビースト形態が完全体相当の力が基準ではあるようだ。

融合形態はブラックセラフィモンを圧倒して勝利している。

超越形態はロイヤルナイツには一方的に叩きのめされた描写やロイヤルナイツと戦えるようになってもコードの防衛を行いきれなかった点から視聴者からの不評を買ってしまい、ネットでは負け戦の印象が語られがち(張り合えるようにはなっていったため戦闘で負けてばかりというのはやや誤りではある)。

そのためか設定を疑われることもあるが、作中では初戦のケルビモンからしてパワーアップした個体であり、通常の究極体がロイヤルナイツに容易く敗れるシーンも存在してるように通常の究極体は蚊帳の外であったため特に矛盾はない。

そのため融合形態、超越形態はどちらも究極体としては上位の方にあたる力があると思われる。


デジモンたちの成長と属性による強化があれば他のデジモンと一線を画す強大な能力が得られると考えるのがいいだろう。


なお、闇のスピリットはやや例外でダスクモンは作中で融合形態と互角に戦う実力を見せ、レーベモンは設定で融合形態と同等の力を秘めているとされておりヒューマン形態からしてやや規格外である。


一方で全てのスピリットを融合させたスサノオモンは設定通りの最強格であった(相手がルーチェモン という事もあり、それなりに苦戦はしていた)。


一覧編集


属性超越形態
火・氷・風・土・木カイゼルグレイモン
光・闇・雷・鋼・水マグナガルルモン



登場作品編集

ファンの間では十闘士はハイブリッド体の設定が足を引っ張るため出番が少ない…という説が存在するが、『フロンティア』が終わった後は『セイバーズ』以降のアニメ作品にちょくちょく登場し、ゲーム等でもヒューマンを成熟期等にするなどの試行錯誤を加えた上で登場している。

ただし、ゲーム作品でも近年になってようやく光のスピリットが参加するようになったという状況ではありやや不遇。ただ、フロンティア自体が商品展開で不遇気味な点を考えると必ずしも設定的に難しいという理由は薄いのではないだろうか。

伝説の十闘士は元々出番が少ないためか指摘されることは少ない。

デジモンカードゲームではエンシェントまで含めた十闘士がある程度揃っており、人間がデジモンになるという点まで再現されている(再現した結果太一がフェアリモンに進化できる例もある)。


アニメ作品編集


鋼のスピリットを持つメルキューレモンとセフィロトモン、更にはアニメ初登場となるダイペンモン、伝説の十闘士エンシェントボルケーモンが登場。


漫画版ではアグニモンとフェアリモンが登場し、アルダモンとシューツモンへ進化した。ブルーフレアに参戦したラーナモンとブリザーモン、トワイライトの一員ダスクモン、バグラ軍にはセフィロトモンやペタルドラモンも確認できる。


また、3期ではフロンティアの世界からアルダモンが登場。各地で戦ったデジモンのシルエットでブリッツモンとマグナガルルモンが登場し、チャックモンが皆の力を集め(4つの光だったため5人が参加したと思われる)スサノオモンになった。


ベルグモン、カルマーラモン、ペタルドラモン、ギガスモン、アルボルモン、ラーナモン、グロットモン、クロスウォーズから引き続きダイペンモンとセフィロトモンが登場。


闇の五闘士のビースト形態が全て登場している。

アルボルモンとラーナモン、グロットモンは最終回平和になったデジタルワールドに登場しており、ビーストから転生したのかもしれない(特にアルボルモンはペタルドラモンの森でデジタマの面倒を見ていた)。


また、ストラビモンがアニメ初登場。デジモン大図鑑での紹介されたデジモンはレベルがハイブリッド体ではなく???と表記されている。


前作から引き続きギガスモン、カルマーラモン、回想以外では初登場となったエンシェントスフィンクモンが登場。

ただ前作に多く登場した反動か当初はハイブリッド体の「ハ」の字もないほど音沙汰が無く、最終的に歴代で登場総数が一番少ない作品となった。


また、デジモン図鑑及びミニコーナー「宙の調査ファイル」で紹介された際は、ちゃんとハイブリッド体と表記されるようになっている。


余談編集

エボリューションエンシェント編集

旧カードゲームにのみ見られる進化方法で、特定のデジモンが伝説の十闘士に進化する事を言う。

必ずしもスピリットを使用しないので、エンシェントスピリットエボリューションとはまた異なる。

基本的には似た特徴を有した完全体デジモンが進化元だが、現代の闘士が進化元になっているパターンもある。また、デジモンストーリーロストエボリューションで伝説の十闘士が実装された際も概ね進化ルートは同じであった(ただし、こちらでは進化する為にはスピリットが必要になるがヒューマンやビーストに分かれているわけではなく、1属性につき1個である)。


新カードゲームではコスト0のオプションカード(BT7-110)として登場。レベル4(ヒューマン形態、ビースト形態、アーマー体も対象内)デジモンを進化元のカードカラーと同じ「十闘士」にレベルを無視して進化させる効果を持つ(ただし、進化コストは支払う)。なお、進化先の対象となるのは古代十闘士となる。


全てのデジモンの祖?編集

古代十闘士が全てのデジモンの祖になったという設定は、存外穴が多い。

メカノリモンアンドロモンなどのマシーン型もんざえモンエテモンなどのパペット型エンジェモンデビモンなどの天使/堕天使型など、古代十闘士との繋がりの見えない主要種族が散見されるからである。

一応、天使型と天使型が堕天して生まれた堕天使型の古代種はルーチェモン、マシーン型はエンシェントトロイアモンから派生した存在と考えれば辻褄は合うが、パペット型だけはどうしても苦しい。またあらゆる種族から育成失敗で発生するヌメモンや、明らかにデジタルワールド外部からの侵入者であるナニモンなどのルーツでもあるのか、という点でも疑問符がつく。

古代十闘士に限った話ではないが、肩書のあるデジモンは話を盛りがちな傾向がある点や、デジタルワールド自体が複数存在していることを示唆されている点なども留意すべきだろう。


ちなみに既にデジタルワールドには存在しないデジモン(絶滅種)という設定からか、古代十闘士は超究極体へ進化させるとアポカリモンになるルートが多数存在する。



(※1)彼女だけ進化元となる完全体デジモンが一体もいない為、古代ではどのデジモンから進化したのかますます謎に包まれている。デジモンストーリーロストエボリューションではジェットシルフィーモンの由来となったシルフィーモンが進化元となっていた。外見的にはセイレーンモンが似合いそうなものだが。

(※2)デジモンストーリーロストエボリューションでもマミーモンが実装されていたが、進化元がスカルバルキモンとなっている。


十闘士の力を受け継ぐデジモン達編集

十闘士の力を受け継ぐのは何もハイブリッド体だけではない。現生のデジモン達にもその力が受け継がれたとされており、現在は絶滅されたとされている彼らのデータがフォルダ大陸のデジモンの内部データに存在している事が明かされており、デジタルワールド全土を巻き込む戦いによって荒れ果てた生態系を修復するために内部データが作用する事で原始的な外見のデジモン達が確認されているのではないか?と推測されている(出典:『デジモンペンデュラムZフォルダ大陸レポート』より)。

恐らく、今後も何かしらの理由で古代十闘士が蘇る可能性は大いにあり得る(『フロンティア』劇場版や『デジモンリアライズ』など十闘士が復活する展開は登場初期の頃から見られていた)。



進化後力を受け継いだデジモンたち対応する勢力(ペンデュラムZ/ⅱ)
エンシェントグレイモン竜型デジモン/グレイモン系譜などウィルスバスターズ
エンシェントガルルモン獣型デジモンウィルスバスターズ
エンシェントメガテリウモン哺乳類型デジモン/氷雪型デジモンディープセイバーズ
エンシェントイリスモン鳥人型デジモン/妖精型デジモンなどウィンドガーディアンズ
エンシェントビートモン昆虫型デジモンなどネイチャースピリッツ
エンシェントスフィンクモン幻獣型デジモン、魔獣型デジモンなどナイトメアソルジャーズ
エンシェントボルケーモン鉱石型デジモン、鉱物型デジモンなどネイチャースピリッツ
エンシェントトロイアモン植物型デジモンなどウィンドガーディアンズ
エンシェントマーメイモン水棲型デジモンなどディープセイバーズ
エンシェントワイズモン突然変異型デジモンなどメタルエンパイア

公式サイト編集


関連項目編集

デジモン

デジモンシリーズのコンビ・グループタグ一覧


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