プロフィール
種族 | 魔人型 |
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属性 | ウィルス |
世代 | 完全体 |
勢力 | メタルエンパイア |
必殺技 | エターナル・ニルヴァーナ |
通常技 | パンドーラ・ダイアログ |
概要
本の上に浮かび、両手に水晶玉「時空石」を浮かばせている魔術師のような姿をしたデジモン。
本を通じてあらゆる時間と空間に出現する。
時空石は空間の記録および再生することが可能で、デジタルワールドのあらゆる事象や物象を字空間に保存している。
本がつながる字空間の至る所に姿かたちを変えて出現するため、本体は別次元に存在するのではないかとささやかれているが、すべてはなぞに包まれている。
一部ではピエモンと同眷族ではないかと言われている。
作品によるワイズモン
デジモンクロスウォーズ
CV:速水奨
クロスハートのメンバーとして登場。ゾーン間を漂う本を研究室に日々研究に勤しんでいる。
彼の住処でもある本は空飛ぶ絨毯よろしく、乗り物としても使える他、水晶玉からはマニピュレーターを伸ばして対象を解析できる。
アルカディモンによってメンバーと離れ離れになった工藤タイキを実験動物として解剖しようとする。しかし突如訪れた空腹を満たしてくれたことからひとまず解剖を取りやめにし、タイキにデジタルワールドの真実について話し伝えた。
その後は研究に戻ろうとするが、自分のことを放っておけないと豪語するタイキに興味を惹かれ、タイキを研究するためにクロスハートの一員となる。
タイキのことをあくまで実験動物と認識している危険なデジモンながら、旅を続けるうちにその知識と頭脳を駆使してタイキをサポートするようになり、やがてチームの一員として馴染んでいくようになる。
2期以降は実際に戦いにも参加し、3期ではクロスローダーにメンバーを転送するマシーンを作るなど技術者としての一面も見せ、当初の危ない雰囲気は鳴りを潜めた。
基本的にはクロスローダーの中からタイキたちをナビゲートし、デジクロスでワイドハイビジョンソードと化した際には剣に備わった画面からメルヴァモンをナビゲートする。
ヘルズフィールドから全員帰還する為に両手の水晶玉から白と黒の城にハッキングを掛け、タイキの生命力と直結したバラの紋章を一時的に死のデータに変化させて転送、城に「タイキが死んだ」と誤認させてブライトランドへのゲートを開いてみせた。ちなみに、ハッキング時には顔に数字が浮かび上がっており、生命データの変換は顔で行っていた。
デジモンストーリーサイバースルゥース
ボスキャラクターとして登場。とある女性に取り付き秋葉原で事件を引き起こした。
デジモンアドベンチャー:
第51話に登場。声優はクロスウォーズに引き続き速水氏が担当している。
ガーベモンが旅の末に行き着いた情報の樹の住人で、サーチモンに次ぐガーべモンの新たな仲間たる知識の探求者。「我が知識の喜び」が口癖で、しばしば目がニッコリ笑うところが可愛らしい。
訪れた太一たちに紋章について教え、ミレニアモンに次ぐ新たな黒幕がいることを告げる。
ちなみに、情報の樹(イグドラシル?)の入口はエンシェントワイズモンの形をした門になっている。
また、今回のワイズモンはクロスウォーズやデジモンストーリーシリーズに出てきた時と比べてやたらサイズが小さくかわいらしいのも特徴で、下手すると成長期デジモンより小さい。もっとも、出てくる本のサイズが今までより自然ともいえる(普通に読めそうな大きさの本)。
余談
見るからに魔法と関係が深そうなデジモンだが、ウィッチェルニーとの直接の関係性は不明。
…だったのだが、2022年の公式デジモンプロファイルでワイズモンが『ウィッチェルニーの中でも魔法と関連の薄い地域に生息』と記載され、ウィッチェルニー関連種であることが確定した。
余談だが、元ネタになった『マジカルウィッチーズ』のゲーム機のモチーフは魔道書だったりする。
関連タグ
エンシェントワイズモン:古代種である鋼の闘士。所属がメタルエンパイアとなっているのもこれに起因するものと思われる。
泉光子郎:『アドベンチャー』での同ポジション。