データ
アトラーカブテリモン(青)
世代 | 完全体 |
---|---|
タイプ | 昆虫型 |
属性 | ワクチン(St-28)→データ(現在の公式見解) |
必殺技 | ホーンバスター |
得意技 | メガブラスター、ワイルドスクラッチ |
所属 | ネイチャースピリッツ |
初登場 | 『デジモンペンデュラム1』 |
アトラーカブテリモン(赤)
世代 | 完全体 |
---|---|
タイプ | 昆虫型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ホーンバスター |
得意技 | メガブラスター、ワイルドスクラッチ |
所属 | ネイチャースピリッツ、ジャングルトルーパーズ、ロストフォレスト(『デジモンクロスローダー』) |
初登場 | 初代『デジヴァイス』 |
概要
名前の由来はアトラスオオカブトと思われるが角の形状は日本のカブトムシに近い。
赤い体色の個体(ワクチン種)と青い体色の個体(データ種)の2種類が存在し、ジェット噴射で飛べる。青い個体は飛行能力が低下している。背中のコアは赤い個体が緑色、青い個体が赤色となっている。
熱帯圏での生息が確認されており、通常の昆虫型デジモンより1.5倍ほどの大きさを持つ。本能のみで行動していたカブテリモンとは違い、弱いデジモンを守る騎士道精神の持ち主である。
登場経緯
最初にデビューしたのは『デジモンペンデュラム1』(1998年10月)に登場した青い種である。
それまでは初代『デジモンワールド』で登場したヘラクルカブテリモンが完全体として扱われていたが、アトラーカブテリモンが完全体として扱われた事を境にヘラクルカブテリモンが究極体として定着した。
しかし、『デジモンアドベンチャー』と連動して発売された『デジヴァイス』で赤い個体が登場すると、そちらに知名度を持っていかれ、青い方がマイナーになってしまったという経緯がある(いわゆるメタルグレイモン現象)。
とはいえ、『デジモンストーリー』など赤い種と青い種が共演する作品はなくはないのだが…。
必殺技
- ホーンバスター
突進しつつ角で敵を貫く技。だが、映像化されると【角から電撃を放つ技】にされることが多い(一応デジアド第37話では本来の使用法で使用した)。2020年のアニメでは訂正されており、角が発光してドリルのように回転している。
- メガブラスター
進化前から引き続き使用。『デジモンバトルクロニクル』では電撃のバリアという形で使用。
『デジモンストーリーロストエボリューション』では強化版の「ハイメガブラスター」が登場している。
得意技
- ワイルドスクラッチ
爪で敵を切り裂く技。『デジモンバトルクロニクル』では電撃を纏った爪で繰り出す。
- ライノチャージ
突進し、電撃を纏った角で敵にアッパーカットを浴びせる。
『デジモンバトルクロニクル』で使用。
- ライトニングウェーブ
周囲に落雷を落とす。
『デジモンバトルクロニクル』で使用。
- パワーアクテージ
電撃を纏った拳を地面に叩きつける。
『デジモンバトルクロニクル』で使用。
- ロケットバット
ブースターを用いて浮遊する。
『デジモンバトルクロニクル』で使用。
- スーパーチャージ
周囲に電撃を放つ。
『デジモンオールスターランブル』で使用。
- スーパーエレクトリックストライク
電撃球と化して敵に突撃。
『デジモンオールスターランブル』で使用。
作品での活躍
デジモンアドベンチャーおよび02
CV:櫻井孝宏
ベーダモンとの戦いで初進化。レディーデビモンとの戦いでは硬い外殻でダークネススピアを防いだが、エンジェウーモンに戦いの邪魔だと凄まれて「えろう、すんまへん」と謝っていた。
なお、カラオケのButter-flyの映像ではラスサビでパートナーデジモンたちが全員究極体や完全体に進化(パタモンのみ成熟期のエンジェモン止まり)するシーンがあるのだが、なぜがアトラーカブテリモンだけハブられている。理由は不明。進化した時に技名以外を滅多に喋らなかったせいだろうか?
ただし、その分リメイク版では光子郎が旧作以上に参謀役として腕を振るっており、それに伴って出番も激増している。また、他メンバーはおろかワーガルルモンを差し置いて究極体の力の片鱗を一足先に見せつけた。
デジモンネクスト
北の森の主であり「ムシ・クサキ」のデジメモリの持ち主。口癖は「ぬふーっ!」
DPは5000相当でナイトのペックモンの苦無羽を無効化できる外骨格を持つが、進化したヤタガラモンの甕布都神で倒されてしまう。
死してもなお、魂となってツルギ達の最終決戦に力を貸した。
デジモンクロスウォーズ
フォレストゾーンの住人に赤い個体が、フォレストゾーンに侵攻したバグラ軍に青い個体が複数確認できる。
進化ルートの一例
幼年期Ⅰ | 幼年期Ⅱ | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
---|---|---|---|---|---|
バブモン | モチモン | テントモン | カブテリモン | アトラーカブテリモン | ヘラクルカブテリモン |
その他の進化元(赤)
- オーガモン(デジモンワールド リ:デジタイズ デコード)
- ガルルモン/バードラモン(デジモンワールド リ:デジタイズ)
- クワガーモン/フライモン(デジモンサヴァイブ)
- サンフラウモン(Dα-223)
- スカモン(デジモンミニ Ver.2.0)
- スティングモン/レッドブイドラモン(デジモンワールド-next0rder-)
- テイルモン(St-98)
- ディグモン(Bo-726)
- ドリモゲモン+ナイトチェスモン(白)またはスティングモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)
- ベジーモン/ワスプモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- モスモン(St-726)
- ヤンマモン(デジモンアドベンチャー02 タッグテイマーズ)
- レッドベジーモン(デジモンワールド-next0rder- インターナショナルエディション)
- 効果:超進化を持ち、進化条件が緑属性となっている成熟期デジモン(バトルスピリッツ)※レオモンからも進化する。
その他の進化先(赤)
- ウォーグレイモン(デジモンサークル)
- カオスデュークモン/クレニアムモン(デジモンワールド-next0rder-)
- グランクワガーモン(Dα-241)
- グランディスクワガーモン(Dα-547)
- セントガルゴモン(Da-3)
- タイラントカブテリモン(Bo-1166)
- バンチョースティングモン(デジモンサヴァイブ)
- ヘラクルカブテリモンX(Bx-161)
- ホーリードラモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- マグナモン(デジモンワールド リ:デジタイズ デコード)
ジョグレス進化
- グランクワガーモン※『D-3』ではディノビーモンとジョグレス
- デュークモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)※ナイトモンとジョグレス
- ヘラクルカブテリモン※Bo-334ではパイルドラモン、サンバースト&ムーンライトではオオクワモンとジョグレス。
デジフュージョン
- ヴェノムヴァンデモン(デジモンストーリー超クロスウォーズ)※ヴァンデモン、エクスティラノモン、ダゴモンとデジフュージョン
- ヘラクルカブテリモン(デジモンストーリー超クロスウォーズ)※エンジェウーモン、キュウキモン、エアドラモンとデジフュージョン
進化元(青)
- カブテリモン
- クリサリモン(デジモンワールド-next0rder- インターナショナルエディション)
- ゴキモン(デジモンストーリー)
- サーチモン/バタフラモン(Bo-475)
- スティングモン/ヨウコモン(デジモンワールド-next0rder-)
- ドクグモン(Bo-241)
- バードラモン(St-28)
- フライモン+トータモンorニセドリモゲモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)
- ブリッツモン/ボルグモン(Bo-941)
- ベジーモン(デジモンチャンピオンシップ)
進化先(青)
※旧デジカでの進化先は赤い種と共通。
- エンシェントビートモン(St-934)
- クレニアムモン(デジモンワールド-next0rder-)
- スレイプモン(デジモンワールド-next0rder- インターナショナルエディション)
ジョグレス進化(青)
- スカルマンモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)※スカルグレイモンorヴァンデモンとジョグレス
- ドルゴラモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)※フレイドラモンとジョグレス
余談
色が変わった理由はアニメ放送に合わせて販売していた変形玩具『超進化シリーズ』において青いカブテリモンが青いアトラーカブテリモンに変わっても玩具的に地味という理由との事。
肝心の玩具の方はシリーズでも屈指の完成度を持つ評価の高い一品となっている。
後に『超進化魂』として大人向け玩具として発売したがそちらは赤いテントモンから変形する。
こちらは元々赤いデジモン同士なのでスムーズに変形、シリーズでお約束となっている後ろから見てはいけない姿をしているデジモンが多い中、後ろから見ても違和感のない屈指の完成度を誇る。
関連タグ
ガメラ←甲羅を持ち、ジェットで飛ぶ、子供の味方、進化する、複数のカラーリングがある点が似ている