概要
レベル | 成熟期 |
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種族 | 昆虫型 |
タイプ | ワクチン種(Va) |
必殺技 | メガブラスター |
携帯機の『デジタルモンスターver2』に初登場。
公式設定
新たに発見されたデジモンのなかでも、かなり特異な昆虫型デジモン。
どのような経緯で昆虫タイプに進化したのかは不明だが、蟻のようなパワーと甲虫が持つ完璧な防御能力を併せ持っている。
性格は昆虫そのもので、生き抜くための本能しか持っていないため知性などは皆無。
敵対関係であるウィルス属性のデジモンには容赦なく襲いかかる。頭部は金属化しており、鉄壁の防御を誇る。必殺技は『メガブラスター』。
アニメでのカブテリモン
TVアニメ『デジモンアドベンチャー』にて、泉光子郎のパートナーデジモンのテントモン進化系として登場。
公式設定では「生き抜くための本能しかなく知性は皆無」な種族とされているが
このカブテリモンは成長期のとき同様に剽軽な関西弁で流暢にしゃべる。(それに加えて、対応する性質は『知識』)
野生か、テイマーと共にいるかの差なのだろうか。
ただし、「アドベンチャー」では、カブテリモン及びアトラーカブテリモンに進化した際、技名や掛け声以外を口にする機会が少なかった。
そのためか、tri.でヘラクルカブテリモンに進化した時にはそれなりに熱いセリフを披露し、令和版の「アドベンチャー:」では、やたら歌舞伎のように見得を切ったり(加えてアトラーカブテリモンに進化するとなぜか歌舞伎の拍子木の効果音が流れるように)、攻撃を受けた際に「いてててて」と慌てるような、成熟期でシリアスなクリーチャーじみた外見ながらコミカルなキャラになっている。
また、36話にてブレイドクワガーモンの群れに襲われた際、「ブレイド 『クワガーモン』やて・・・・・?」と反応していたあたり、クワガーモン種に対する対抗意識が少なからずある模様。
そもそも光子郎が旧作以上に参謀として腕を奮っており、それに伴いカブテリモンの活躍の場も大幅に増え、喋るカブテリモンを見る機会も多くなった。
進化系統
幼年期:モチモン→成長期:テントモン→成熟期:カブテリモン→完全体:アトラーカブテリモン→究極体:ヘラクルカブテリモン
余談
元々はバードラモンやユキダルモン、エンジェモン同様に公募企画で誕生したデジモンであるが、このカブテリモンのデザイン元は実はロックマンX3のボスキャラクターグラビティー・ビートブードの丸パクリである。これが問題となった為か、名前とモチーフだけを借用する程度に留まり、同時期に投稿された『カブモン』のアイデアと折衷する事で現在のカブテリモン像が完成した。(カブテリモンのみならず、公募デジモンのアイデア元となったハガキは雑誌によって異なる。)
しかし、なんだかんだで前者の完全体という設定やフォルムなどはアトラーカブテリモンのデザインに受け継がれている。(ワクチン種の色はまんまビートブードのオマージュ。)
名前はビーファイターカブトの大甲神カブテリオスからと思われる。
ちなみに彼を含めたカブテリモン系は名前とモチーフが一致していないという現象が発生している。
- カブテリモン(名前は日本産カブトムシだが、ヘラクレスオオカブトの要素もある)
- アトラーカブテリモン(名前はアトラスオオカブトだが、見た目は日本産カブトムシ)
- ヘラクルカブテリモン(名前はヘラクレスオオカブトだが、見た目はアトラスオオカブト)
関連タグ
派生種・亜種一覧
アトラーカブテリモン
ヘラクルカブテリモン
ライノカブテリモン
コカブテリモン
タイラントカブテリモン
関連デジモン
クワガーモン(対になるデジモンとして語られる事が多く、本能的にも宿敵同士である)