解説
データ
レベル | 完全体 |
---|---|
タイプ | パペット型 |
属性 | ワクチン種 |
得意技 | 愛の抱擁/サイレンスハッグ/ブンブンパンチ/目からビーム/ラブソング/ラブリーチャーム |
必殺技 | ラブリーアタック |
初出 | Ver.1(初代携帯機) |
所属 | メタルエンパイア |
そのすべてが謎に包まれており、詳しいデータが存在していない。
一見すると可愛らしいが、目つきなどどこか不気味だったり、背中にジッパーが存在し、中に何か別のものが入っているという噂があるなど、いまいち親近感が湧きづらい。
そうしたマイナス要素が強いものの、(目つきは別として)可愛らしい体からあふれ出る愛のパワーで、敵を幸せな気持ちにして戦意を喪失させてしまう力を持つ。
性格も温厚で争いを好まない。
必殺技は溢れる愛のパワーをハート型のエネルギー弾にしてぶるける「ラブリーアタック」。
初代携帯機から登場した最古参デジモンの一体。
ナメクジ型でう●こを武器にする最弱デジモンのヌメモンのみが進化できるという、非常に進化への難易度が高いデジモン。その苦労に見合った強さを秘めており、初代ではほぼ最強の存在として君臨していた。
のちに携帯機で脈々と受け継がれる、“最弱からの逆転最強進化”の系譜の元祖でもある。
今でこそ、インフレが進んで最強とは程遠い存在となったが、その後も『ゴーストゲーム』のように度々強キャラとして登場する事もある。
進化元であるヌメモンにはやがて直系の進化先が追加されていったが、当のもんざえモンには直系の進化先が存在していなかった…かに思われた(後述)。
現在の『デジモンカードゲーム』ではおもちゃの町で風船を配る姿が描かれている。
1枚目のパラレル版ではヌメモンの他にも汚物型から進化するエテモン、エクスティラノモンのぬいぐるみを自室に飾ってくつろぐ姿が、2枚目のパラレル版ではクラブで踊る姿が描かれている(背景に描かれているのはパンダモン、エクスティラノモン、ドッグモン、エテモンとパペット型デジモンで統一されている)。
こんな見た目をしているが、所属は機械系が所属するメタルエンパイアで、『バトルスピリッツ』に出演した際にも白属性となっていた。こらそこ、見た目的には黄属性の動玩なのではとか突っ込まない。
『デジモンストーリー』シリーズではセイ種族(またはテンシ/セイジュウ)として扱われている。
聖獣要素どこだよ…むしろキカイ・ヘンイ種族じゃないのか?とツッコミたい諸氏もいるであろうが、ウィルス種であるエクスティラノモンはアンコク種族(またはアクマ/アンコク)となっている為、シンプルに属性からのイメージで設定されたのだろう。
名前の由来はおそらく「人形」浄瑠璃で名を馳せた近松門左衛門。
作品での活躍
デジモンワールド
ハグルモンを連れ去ったワルもんざえモンに対抗するべく、自分のデジモンをヌメモンに進化させた状態でおもちゃの町にあるクマの着ぐるみに話しかけると進化させることができる。
デジモンアドベンチャー
「おもちゃの町へようこそ!」
CV:高橋広樹
第6話に登場。デビモンの黒い歯車によって暴走し、選ばれし子供達を青いラブリーアタックで催眠状態にして彼らをおもちゃの町に閉じ込めた。
唯一それを免れた太刀川ミミとパートナーであるパルモンと戦うことになり、パルモンがトゲモンに進化してもんざえモンとの壮絶な殴り合いを制し、もんざえモンを正気に戻した。この戦いに関してはトゲモンとはほぼ互角だった。
元の性格に戻ったもんざえモンは、本物のラブリーアタックを子供たちに披露し、幸せな気分を与えて旅路へと赴く彼らを見送っている。
その後は他のファイル島のデジモン達とともにサーバー大陸へ渡るためのイカダ作りに協力してくれたりした。
また、別個体がデジタマモンのレストランに客として来店していた。
アンドロモン同様に序盤早々に現れた完全体として知られる。ファイル島編のボスはデビモンであるが、実はもんざえモンと同期であり、原作での強さも勿論、もんざえモンの方が上であった。と言っても、デビモンの方がビジュアル的にも映えるので、結果的にこのような扱いでよかったと思われる。
デジモンアドベンチャー02
クリスマスに現実世界にリアライズしてしまったはぐれデジモンでシャッコウモンにデジタルワールドに送還された。
デジモンフロンティア
CV:田中一成
第7話に登場。
おもちゃの町の住民で、偶然町に落ちてきたしまった拓也一行と遊ぼうとするが、結局逃げられてしまう。そんな3人の中でただ1人友樹はノリノリだったために、邪悪化したトイアグモンに友樹(?)の捕獲を要求された時は拒んだが、魔力によってワルもんざえモンに変化してしまい、友樹を誘拐してしまう。
アグニモン達の活躍によってトイアグモンは解放されたと同時に、彼も元に戻り、友樹とテレビゲームをする。
拓也達の合流後、友樹はいい子と話す。
デジモンネクスト
ライトシティに登場。
デジモンクロスウォーズ
バグラ軍の一員でスイーツゾーンの雑兵。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
クロスハートの一員。
デジモンワールド リ:デジタイズ エンコード
森の中で暴走状態で出現。アキホの説得で元に戻る。
その後タイガ達に協力するが、なぜかインパクト抜群の風貌に反しちょくちょく存在を忘れられる。
デジモンワールド Re:Digitize Decode
まさかのリリのパートナーとして登場。NNは「カトリーヌ」。
元々はヌメモンであり、コロシアムの進行度が一定に達するとリボンを付けた赤いもんざえモンの姿で登場。
実はこの姿はリリがもんざえモンの着ぐるみを着用した姿である。マトリックスエボリューション的な何かではない。
なお、最終的にパートナー関係ではなくなった模様。
デジモンストーリーサイバースルゥース
デジモンアドベンチャー:
第61話に登場。ミレニアモンにより故郷を追われたデジモンの1体だったが、エルドラディモンを元の住処に帰すのを手伝った。
ちなみにタケルは以前彼になりすました偽物と対峙したことがあったため、「本物だ・・・・!!」と感激していたが、最終回ではそれを使役していた黒幕が拠点にしていた遊園地に居を移し過ごしている姿が映っている。
デジモンゴーストゲーム
「君は勘違いしているよ。君の言う事をなんでも聞くのが、君を想ってるってことなの?」
「本当に大切に想ってる人は誰か…よく思い出そうよ」
CV:入野自由
第30話に登場。
ワルもんざえモンとエクスティラノモンの起こした事件を解決するため、風の便りで聞きつけた宙達を密かに導いたりしていた。
唆していたワルもんざえモン達が疑似デジタルワールドに取り込まれた際分断され、独りぼっちになり寂しさで涙を流すカヨノに彼等の本心を見せるとともに彼女の心を開き、疑似デジタルワールドに突入。ラブリーアタックで2体を鎮静化させ、二体の面倒は自分が見るという事で丸く収まった。
大人びた性格をしているが、実は恥ずかしがり屋で直接宙たちに相談しようとしていたがなかなか言えずにいたらしい。そのため気付かれながらも宙たちを尾行したり、街路樹の陰から部屋を覗き込んだりと、少々ストーカー染みた振る舞いをしてしまっていたが、2体がカヨノを唆し街に赴いて通り魔的に暴れ出した際はそれを中断し、瑠璃とアンゴラモンを誘うように(少々遅れたものの)自ら赴く責任の強さも持つ。
ラブリーアタックの応用で疑似デジタルワールド内の様子を見せたり、それを纏って浮遊しながらそのまま突入したり、2vs2とはいえ完全体を一撃で浄化(ダメージはないが)したりと実力もなかり高い。
デジモンサヴァイブ
ガルルモンと共に遊園地を訪れていた子供達を襲撃してきた完全体デジモン。
抑揚のない不気味な口調で話し、子供達を「主」への生贄に捧げるべく活動している和解の余地がない悪役としての登場。
断っておくが、別に洗脳されているわけでもなく、ましてやワルもんざえモンではない通常種である。
育成可能デジモンでもあり、進化元はやはりヌメモンからである。
亜種、類似種
詳しくは該当項目参照。
もんざえモン(X抗体)
レベル | 完全体 |
---|---|
タイプ | パペット型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ラブリースプラッシュ |
体内から溢れる愛が、ハートの詰まったラブリージェルとなって現れ、可愛らしさがさらにアップした。その可愛らしさに惹かれ寄ってきたデジモンには、そのラブリージェルをもぎって渡してあげる。受け取ったデジモンは喜んでくれるので、その笑顔を見るのが何より好きらしい。集まってくれたデジモンたちを襲う敵が現れれば、たくさんのラブリージェルを浴びせる『ラブリースプラッシュ』で撃退する。この技は、もんざえモンに向けた声援が大きくなるほど威力が上がる。
進化
進化元
- エアドラモン/バケモン/フライモン(ポケットデジモンワールド ウインドバトルディスク)
- ステゴモン/ブラックグラウモン/プレイリモン(St-367)
- ガオガモン(デジモンワールドリ:デジタイズ)
- カラツキヌメモン(デジヴァイスバースト)
- ガルルモン/キュウビモン/ファイラモン/ランクスモン/レオモン(デジモンチャンピオンシップ)
- グリズモン(デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト)
- クワガーモン(デジモンワールド-next0rder-)
- ゲレモン(DM-167)
- スターモン(DM-048)
- テイルモン(デジモンワールドリ:デジタイズ デコード)
- ピッドモン(デジモンワールド-next0rder- INTERNATIONAL EDITION)
- モジャモン/ユキダルモン(デジモンワールド2)
進化先
- ヴァイクモン/リリスモン(デジモンワールドリ:デジタイズ)
- ゴールドヌメモン(DM02-035)※当時は究極体
- サーベルレオモン/サクヤモン/ミネルヴァモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- ジジモン(デジモンワールド2)
- ジャンボガメモン(DM-174)
- セラフィモン/ピエモン(デジモンワールド-next0rder-)
- ババモン(デジモンストーリーロストエボリューション)
- バンチョーレオモン(デジモンストーリー)
- プラチナヌメモン(DM02-073)
- ムゲンドラモン(デジモンRPG)
- メタルエテモン(デジモンワールドリ:デジタイズ デコード)
- しんもんざえモン(VITAL BRACELET BE デジタルモンスター 25th Anniversary set)
ジョグレス進化
ジョグレス進化元
ジョグレス進化先
- ケルビモン(善)(デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト(もんざえモン+プレイリモン))
- デスモン(デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト(もんざえモン+パンダモンorデジタマモン))
- ババモン(Bo-146(もんざえモン+完全体))
- ピノッキモン(デジタルカードバトルアリーナ(もんざえモン+ワルもんざえモン))
- マリンエンジェモン(デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト(もんざえモン+スーパースターモン))
デジクロス
デジフュージョン
以下は全て『デジモンストーリー超クロスウォーズ』のもの。
デジフュージョン元
デジフュージョン先
余談
ホロライブゲーマーズの戌神ころねの放送タグは「#生神もんざえもん」であるが、デジモンワールド実況時にデジモンウェブに捕捉された事があったりする。
関連記事
エテモン:腰に提げている人形はもんざえモンを模している。