概要
プロセス
デジモンテイマーがディーアークとブルーカードを用いて、パートナーデジモンと融合する形で行われる。この際、クルモンの進化の力が使われるためか三角錐の結晶がデジモンに入り込み、パートナーのほうは全裸と化すが融合解除後は衣服は復元される。
欠点
- ブルーカードをテイマーの意志で自在に出せるようになるまではクルモンがテイマーの意志に呼応しない限り、進化できないというデメリットがあった。
- 進化している間はテイマーとパートナーデジモンとの間で感覚がシンクロしており、パートナーデジモンがダメージを受けるとテイマー側も痛みを感じる。
- テイマーがデータ状態でないと進化できないゆえに当初はデジタルワールド以外では進化できない。
マトリックスエボリューション発動者
テイマー | パートナー | 進化系(完全体) | 進化系(究極体) |
---|---|---|---|
松田啓人 | ギルモン | メガログラウモン | デュークモン |
李健良 | テリアモン | ラピッドモン | セントガルゴモン |
牧野留姫 | レナモン | タオモン | サクヤモン |
秋山遼 | モノドラモン | -(※) | ジャスティモン |
(※)モノドラモンは完全体のサイバードラモンがデフォルトの姿として扱われており、マトリックスエボリューションはほぼジャスティモンの進化に使用されている。
例外
なお、完全体や究極体の進化に必ずしもマトリックスエボリューションが必要というわけではなく、例外も一定数いる。
メギドラモン
ベルゼブモンにレオモンを殺された事で怒りを爆発させたタカトとグラウモンが、それでも尚ベルゼブモンを倒せないことに苛立ち力を欲した結果、メガログラウモンが暗黒進化した姿で、デュークモンとは異なり「マトリックスエボリューション」(融合型)の進化ではない。
その結果、タカトのディーアークは破損してしまった。
マリンエンジェモン
北川健太のパートナー。
この姿がデフォなので、マトリックスエボリューションは使用しない。
そんな究極体を彼は偶然にもパートナーにしちゃったのだ…なんとも運の良いやつである。
(逆に言えばマトリックスエヴォリューションの機会を完全に失ったとも言えるが・・・)
アンティラモン
ロップモンは本来はこの姿がデフォルトだったのだが、スーツェーモンの神罰を食らって以後はロップモンの姿がデフォルトになっていた。
再進化するにあたって、パートナーの李小春のディーアークからの光を浴びているものの、マトリックスエボリューションは使っていない(というより使用した描写がない)。
この回で使用したカードもブルーカードではなく、「クイーン・デヴァイス」となっている。
ベルゼブモン
インプモンがスーツェーモンから力を与えられて進化、以後しばらくはベルゼブモンの姿がデフォルトだった事もあって、以後は自力で進化できるようになった。
なので、アイ・マコトのディーアークからの操作は基本的に必要ない。
アンドロモン
ただし、退化して以降は元に戻っていない。
その他
- テイマーズ放送当時、ロップモンには究極体のケルビモン、レオモンには完全体のパンジャモン、究極体のサーベルレオモン、ガードロモンには究極体のハイアンドロモンが存在していたがマトリックスエボリューションを使って、進化させる場面は訪れなかった。
- ブルーカードはヒロカズの作ったレプリカでも効果を発揮する。
- おそらくはカードリーダーがメモ書きを読み込んでギルモンを実体化させた原理と同じだと思われる。
- このカードはのちにプレミアムバンダイにて「デジタルモンスターカードゲーム ディーアーク Ver.15th Edition」として商品化された。
類似例
デジモンフロンティア
本作の次回作で人間がデジモンになるをメインとした作品。
デジモンゴーストゲーム
ベテルガンマモンが完全体カノーヴァイスモンに初進化する際に敵の攻撃によるものではあるが『デジモンとシンクロしてテイマーもダメージを受ける』という完全体版のマトリックスエボリューションとよく似た状態になっていた(テイマーズを知っていると完全体進化の布石と受け取れる)
デジモンサヴァイブ
あるルートでヒロインの渋谷アオイがパートナーのラブラモンと融合して究極体デジモンに進化することに。