概要
レベル | 成長期 |
---|---|
タイプ | 獣型 |
属性 | データ |
必殺技 | プチツイスター、ダブルタイフーン、ブレイジングアイス |
成長期のデータ種デジモン。
テリアモンと対になるデジモンで、基本はテリアモンの色違いだが、角の数が3本、襟の模様が割れ、八重歯が見えるのが特徴。
名前の由来はウサギの品種「ロップイヤー」。つまり、テリアモンと姿は似ているが、彼方は犬、此方はウサギなのである。これはテリア犬が兎狩りに利用された来た犬種だという逸話に則っている(それを裏付けるようにあちらはハンターに進化する)。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
非常に貴重な双子デジモンの成長期。頭部に1本角を生やしているのがテリアモン、3本角を生やしているのがロップモン。その生態系は謎に包まれており、体構造から獣系のデジモンであることは分類できるが、それ以外のことは依然分かっていない。
テリアモンはゆったりした性格ではあるが、非常に元気がある。それに対し、ロップモンは泣き虫の寂しがりやと対照的な性格をしている。両者とも“戦闘種族”としてのデジモンを実感することができないが、戦闘の際にはその見た目以上のパワーを発揮する。
得意技は両耳をプロペラの様にして小型竜巻を起こす『プチツイスター』と合体技の『ダブルタイフーン』。必殺技は冷気弾を放つ『ブレイジングアイス』。
ロップモンX抗体
レベル | 成長期 |
---|---|
タイプ | 獣型 |
属性 | データ |
必殺技 | ブレイジングアイス、プチツイスター、ファロストタイフーン |
耳の先が巨大化し、もこもこした毛が追加。
角もテリアモンと同じく巨大化している他、先端が赤らんでいるのも特徴。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
耳毛と尻尾は空気より軽く浮力があり、フワフワと風に乗って浮遊できる。耳の宝石「チェンガーネット」はテリアモンとリンクしており、互いの状態を常に把握している。大好きなテリアモンと共に空中散歩をするのがなによりも楽しい。
必殺技はテリアモンとぴったり息を合わせて繰り出す熱気と冷気の合体技『ファロストタイフーン』。
進化ルート
ケルビモン(善)ルート
ケルビモン(悪)ルート
ブラックセントガルゴモンルート(デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト)
幼年期 | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
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チョコモン | ロップモン | ケンタルモン(※) | ブラックラピッドモン | ブラックセントガルゴモン |
(※)今作でブラックガルゴモンが実装されていない為であると思われる。
活躍
劇場版デジモンアドベンチャー02
エンディングのラストの一枚絵のみに登場。恐らくチョコモンが進化してテリアモン(グミモン)と同じ形態になった姿。
ケルビモンが倒された後、チョコモンがデジタマに戻ったことは示唆されたものの、後に再会出来たかどうかは判然としない。
いわばファンの理想的な後日談、と言ったところだろう。
そのため声優はあてられてないが、進化前のチョコモンは能登麻美子が演じている。
デジモンテイマーズ
CV:多田葵
李小春のパートナーデジモン。容姿がテリアモンとそっくりなことは劇中で触れられており、テリアモンはそれについて「角の数が負けてる」と感想を述べた。
元々はスーツェーモンの牙城の門番を務めるデーヴァの一体アンティラモンであったが、小春を守ることで本来の命令に背いてしまい、進化の力を奪われロップモンへと退化することになる。
一人称は「我」で、語尾に「なり」を付ける喋りをしていた。後に一人称は「僕」となり、口調もストレートに変化する。
こちらはデータ種のアンティラモンに進化する為、アニメには当時しなかったが設定上の成熟期はトゥルイエモン、究極体はケルビモン(当時の玩具で判明)という事になる。
デジモンフロンティア
CV:宍戸留美
ケルビモンの生まれ変わりとして登場。
誕生してココモンからすぐにワープ進化し、ロップモンに進化した。
デジモンクロスウォーズ
CV:西村ちなみ他
珍しくテリアモンと無縁なロップモン。ネオヴァンデモンによって不死身の力を得るための道具として扱われていた。
しかしタイキ達と仲良くなり、白いロップモン(あくまでテリアモンではない)となった一体の犠牲によってネオヴァンデモンの悪政は崩落した。
なお白いロップモンとなった個体は、タイキがコードクラウンを入手したことで、バグラモンとの最終決戦で復活した模様(ただし白くない)。
デジモンアドベンチャー:
CV:西村ちなみ
29話にて登場。
戦いを好まず、他のデジモンから逃げていたウッドモンとバドモン達の中に何故か混ざっていた。
登場以降、終始無言かつ太一たちを観察するような意味深な行動をしている。
4話に登場した光の軍勢にはケルビモンもおり、両者には何らかの関連があると疑われていたが、その正体は予想通り、ケルビモンが古の戦いで力を使い果たし、転生した姿。
アニメの退化シルエットから、進化系譜も正規のトゥルイエモン、アンティラモンである。
当時の記憶は転生した事で失っていたが、太一のアグモンがかつて共に戦ったウォーグレイモンへと進化したことで呼び起こされた。
以降はじ真の記憶を介して太一達に古の戦いに関する話をし、昔の仲間であるコモンドモンを目覚めさせると、「8人目の選ばれし子供と、そのパートナーとなるもう1体の聖なるデジモン」の存在を教え、森のデジモン達を安全なところへ避難させるために太一達と別れた。
進化や直接戦う事こそ不可能になっているようだが、記憶を思い出してからは現在の状態でもある程度の力の行使はでき、バドモンにも置いて行かれる程歩くのがやっとだった移動能力が一転して空中浮遊やピヨモン以上の速度での飛行ができるようになったほか、地形を操作して木をどかし一本道を開いたり、ヘルメット部分しか残ってなかったようなコモンドモン達を目覚めさせたり、他者への精神干渉能力を使用したりといった行為を行っている。
32話では精神世界でエンジェモン系統への進化能力を失っていたパタモンと対話し、ペガスモンに進化するための切っ掛けを作った。
48話ではレオモンとも合流したようで、ウッドモンたちもろともエルドラディモンの中に匿ってもらっている。
その後も支援者や各地のデジモンの一体として登場。
最終話ではレオモンやワイズモンと共に選ばれし子供達の活躍の語り手となっている。
デジモンストーリーサイバースルゥース
CV:前田愛 本作ではサヨ役でクレジットされており本人のツイートによる
デジタルワールドが繋げられたことで人間世界に来たデジモンの一体。
言葉が通じる、暴れてもいない、そしてかわいい、という理由で伊達真希子に拾われた。その後、友人のトコモンを探しを主人公(相羽タクミ/相羽アミ)に依頼する。
その後白峰ノキアのリベリオンズに保護されていたが、偶然にもこの二体がマグナモンが離れ離れになったデジモンであったことから彼が味方になるきっかけとなった。
『デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー』ではハッカー対策として伊達に協力する。
最初に助けてくれた彼女に感謝しており、彼女のパートナーとなってアンティラモンへと進化した(デジモンアドベンチャーのものに似たワープ進化の演出がされておりトゥルイエモンを経由している)。
デジモンリアライズ
CV:山下七海
月守千尋のパートナーデジモン。シーズン1の第14章から登場した。
古風な性格で一人称は「わっし」となっているが、口調とは裏腹に雰囲気や性格はどこかテイマーズのロップモンよりは子供っぽい。
相棒のテリアモンを探してリアルワールドを彷徨い、千尋の経営する喫茶店「トラッフル」の前で雨に打たれていたところを千尋に拾われる。
その後、テリアモンを探す道中でのスパイラルとの戦いを経て「チヒロのところにいれば進化できるくらいすごくなれそう」と思ったのもあり、テリアモンと別れ千尋の元へ残る事を決意した。終盤ではトラッフルに現れたスパイラルに対し、デジタルゲートを通って帰ってきたテリアモンと共闘し、合体技「ダブルタイフーン」でスパイラルを蹴散らした。
シーズン1の最終章では、トラッフルの副店長に就任している。
進化先はアンティラモン。
デジモンサヴァイブ
CV:大空直美
加山シュウジのパートナーデジモン。無邪気で幼い性格なため、それが怠惰に見えるシュウジからは疎まれ、それを寂しく思っている。
1周目は友情を結べずウェンディモンに暗黒進化してしまう。
2周目以降はシュウジと信頼関係を築くことで正しい進化も可能になる。
進化ルートは定番のトゥルイエモン→アンティラモン→ケルビモン(善)。