「私(わたくし)の名前は香管谷雫梨・カスティエラ」
「あなたの監視役ですわ・・・」
CV:会沢紗弥
概要
暁古城の2年後輩で、聖団(ギゼラ)の修女騎士(パラディネス)を名乗る。一人称は「私(わたくし)」。本来ならば20歳だが、後述の理由で成長が6年間停止している。名前が長く言いづらいため、古城からは「カス子」と呼ばれる。
恩莱島に漂着した古城に監視者として接し、攻魔高専で半年間の時を過ごした。
人物像
容姿
白髪ロングヘアーに白い肌、碧眼の美少女。鬼族(オグレス)で、頭髪の中に一対の小さな乳白色の角が埋もれており、常にウィンプルを被っているのは角を隠すためである。足に白ニーソを履いている。
性格
良く言えば真面目で献身的、悪く言えば若干嫉妬深いと言える。お嬢様のような丁寧な口調で喋る。
能力
戦闘時は主に“炎喰蛇〈ハウラス〉”を振るうが、鬼族特有の頑強な肉体を活かした力技も用いる。だが、激しい戦闘後は流石にダメージを受けていることも多く、「パラディネスの加護ですわ」と言い張るも、仲間たちからは「やせ我慢」であることを見透かされている。
活躍
その実態は6年前に「タルタロス・ラプス」が滅ぼしたイロワーズ魔族特区の生存者であり、滅亡寸前のイロワーズを異空間に隔離した張本人。「香菅谷」の姓は自分たちを救うため落命した恩人・香菅谷詩奈子のものを(悪く言えば勝手に)引き継いでいる(そのため、日本由来の血が流れているか定かではない)。
本人に自覚はなかったが、真賀斎禍子との戦いで真実を知り、古城の後押しもあって結界を解除した。
事件解決後は他のイロワーズからの生還者と共に絃神島の住民となり、卒業後の民間攻魔師資格取得を目指して彩海学園中等部3年に編入する。
物語の終盤、「吸血王(ザ・ブラッド)」の眷獣を移植されて暴走した古城を止めるため、ザナの作った「契約の指輪」を受け取り、12人の「血の伴侶」の1人となった。
人間関係
第四真祖。恩莱島では文字通り彼の監視役を体感時間で半年間務めており、好意を抱くようになる。
古城の正式な監視役。真賀斎に操られる形で戦う形で邂逅し、以降は古城を取り合って互いにライバル心を剥き出しにしている(雪菜の方は雫梨のことを気に掛けている)。