概要
メラニンが極端に少ない、青・青緑・青灰・青紫色の瞳をした目のこと。ブルーアイズとも。
古来、ヒトの虹彩の色はブラウンのみだったが、突然変異により碧眼が生まれるようになった。
ヨーロッパに多く見られることから、日本では「西洋人」全体を意味する言葉でもあった。
欧米に多いイメージではあるが、中東や中央アジアなどにも見られる虹彩である。
劣性遺伝であり、日本人を含む東洋人にはほとんどない形質。
モンゴルや日本でも茶色の中に青みの入った瞳の子が生まれる事があるが、成長過程で完全に暗褐色や茶色になってしまい、大人になっても青みを残した瞳の人は極めて少ない。(然し、歴史上に西洋系やペルシャを含む中東系などと交流があった東北地方の日本海側、新潟県では、大人になっても青灰色の瞳もいる。)
三国志演義においては、孫権の容姿を「碧眼紫髯、堂堂一表」と表現している。ただし、正史では、碧眼であったとの記述はない(目に強い輝きがあったという表現はある)ので、実際の孫権は、黒目であったと思われる。
白人にとっても、金髪と併せて一つのステイタスとなる憧れの目の色となっており、パリス・ヒルトンのようにカラコンで碧眼にしていた人たちも多かった。
現在アメリカではレーザー手術により茶色の目を碧眼に変えることが可能となっている。
美しい碧眼を持つことで有名な著名人にブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、ニコール・キッドマン、マイリー・サイラス、キャンディス・スワンポール、エルザ・ホスク、モートン・ハルケット、アグネッタ・フォルツコグ、ナジャ・アウアマン、アドリアナ・リマ、リリー・コール、ジェマ・ワード、テイラー・スウィフトなどがいる。
ちなみに、中国では歴史上、西方(中東や西アジア)の人を指す「色目人」という表現があったが、これは「様々な色目(種族)の人」の意味であり、「目に色がある人」の意味ではない。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
青目 青い目 青眼 青い眼 青瞳 青い瞳 ブルーアイ グリーンアイ
(いずれもタグの数は「碧眼」より小数)
関連タグ
青 青目企画 金髪碧眼 銀髪碧眼 黒髪碧眼 緑髪碧眼 青髪碧眼
青眼の白龍:「遊☆戯☆王」に登場するドラゴン族モンスター。社長の嫁。
関連リンク
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