ペガスモン
ぺがすもん
パタモンが希望のデジメンタルでアーマー進化した聖獣型デジモン。
見た目は、パタモンの進化ではエンジェモンよりも正当感がある(テイルモン→ホーリードラモンの流れにも似ている)。
モチーフはペガサスだが、外観やパタモンが初めて登場したVer.3における進化ルート的にアグモンからのグレイモンポジションだったユニモンとの繋がりを考察する声もある(参照)。
必殺技は翼から流星弾を放つ「シューティングスター」と額から放つ三角形の光線「シルバーブレイズ」。
通常技は鬣を針のように飛ばす「ニードルレイン」とキック技「ロデオギャロップ」。
またネフェルティモンとの合体技「サンクチュアリバインド」がある。
X抗体版は翼が兄のパートナーの様なビーム翼に変化し、よりメカニカルで洗練されたデザインに変化している。
必殺技は光速で突撃する「メテオライザー」、クリスタルから光線を放つ「ゴールデンスクエアー」、退魔結界「シークレッドウォール」。世代はアーマー体ではなく成熟期となっている。
デジモンアドベンチャー02
高石タケルのパートナーのパタモンが希望のデジメンタルで進化した姿。
これを発見した際にタケルのデジヴァイスもまた、大輔達と同じ形のものに変化した。
キャッチフレーズは「天駆ける希望」。
CVは松本美和。
デジモンネクスト
ライトシティで飛行する姿が確認できる。
デジモンクロスウォーズ
ヘブンゾーンの住人で天使警察の一員。複数登場した。今回は殆ど悪役。
デジモンアドベンチャー:
エンジェモンの力を消耗し、進化できずにいたパタモンが、第32話で新たに通常進化した姿。
襲ってきたファングモン2体を「シルバーブレイズ」で焼き尽くし、ケルベロモンに対しては「ロデオギャロップ」で口を塞いで「ヘルファイアー」を暴発させることでガルダモンとメタルグレイモンにつなげ、撃破に貢献した。
聖なるデジモンの転生した姿であるパタモンが、タケルというパートナーを得た結果獲得した、新たな進化で派生形態という位置づけで、パートナーデジモンの進化形としては20年ぶりの、まさかの再登場。
ちなみにその回のサブタイトルは当時のキャッチフレーズだった「天駆ける希望」で、覚えていたファンにはまさにペガスモンを連想させるものであった。
尚、ペガスモンは02が初出であるため、小学2年生のタケルを背に乗せる姿は今までにない組み合わせである。
なお、サイズも02時代より巨大化している。
第33話末のデジモン大図鑑(光子郎がデジモンを紹介するコーナー)での紹介の際、レベル表記がアーマー体や成熟期ではなく「???」表記になっていた。
なお、エンジェモンに進化する力を取り戻した後もペガスモンには自由に進化できる模様。主にタケルの安全を確保しながら戦闘する必要がある場合と、タケル自身に移動の足が必要な場合に進化している。また、ペガスモンからホーリーエンジェモンへ進化する事も可能な模様。
デジメンタルの有無について
- デジメンタル無しでのアーマー体への進化は当初から「レアケースだが可能」とされており、公式設定でケンタルモン→サジタリモンのルートが初期から設定されている。セイバーズにてドリモゲモンからディグモンに、クロスウォーズにてドラクモンがヤシャモンに進化している。中でもドラクモンは正規ルートとしてサングルゥモンが存在していることを考えると、今回のパタモンの事例に近いか。
- デジメンタルは、パタモン達古代種が戦闘経験が足りない場合を補う為に開発された物であり、経験値がある古代種はデジメンタル無しでもアーマー体に進化できるという事にもなる。02でも、ダークタワーへの対抗策としてアーマー進化が用いられ、デジメンタル無しではアーマー体になれないという定義はされていない。
- 02のドラマCDでは、アグモン・ガブモン・ピヨモン・パルモン・テントモン・ゴマモンの全員がアーマー体に進化している。
- デジヴァイスも、あくまで正当な進化を得る為のデバイスであり、進化の為に必要な道具でもない。デジメンタルもこれが当てはまるかもしれない。
- 余談だが、逆にアーマー体から成熟期等への切り替えを経ずに直接上位レベルに進化したこともあり、クロスウォーズでアーマー体のオポッサモンから完全体のチョ・ハッカイモンへ進化している。似た事例として、同じくスピリットを必要とするハイブリッド体だが、クロスウォーズでは、リリスモンの力があるとはいえ、アイスデビモンがダイペンモンに進化した。…のではなくもともと居たダイペンモンがアイスデビモンを吸収合体しただけなので関係なかったりする。