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パタモン

ぱたもん

パタモンとは、バンダイが展開している『デジタルモンスター(デジモン)』シリーズに登場する成長期デジモンの一種である。
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概要編集

世代成長期
タイプ哺乳類型
属性データ
必殺技エアショット/スパーキングエアショット
得意技はねビンタ

公式設定

ゴールデンハムスターのような色合いをしている成長期の哺乳類型デジモンで、トコモンの進化系。通常進化のエンジェモン系統の天使型デジモンに進化するだけでなく、古代種の遺伝子を継いでおり、デジメンタルによるアーマー進化も可能。特徴的な大きな耳は羽の役割を果たしており飛行が可能だが、歩いた方が早い程度の速度(時速1km)しか出ず、跳べないもの同士のピヨモンと言い争いになってしまうこともしばしば。


進化系統編集

登場作品幼年期1幼年期2成長期成熟期完全体究極体
無印ポヨモン トコモンパタモンエンジェモンホーリーエンジェモン(セラフィモン(PSP))
02で追加ペガスモン(アーマー体)シャッコウモン(ジョグレス)セラフィモン(映画)
ドラマCDで追加マンボモン(アーマー体)
アドベンチャー:ポヨモントコモンパタモンエンジェモン/ペガスモン(通常進化)ホーリーエンジェモンゴッドドラモン/セラフィモン

アーマー進化編集


活躍編集

デジモンアドベンチャーおよびデジモンアドベンチャー02編集

CV:松本美和

高石タケルのパートナーデジモンとして登場。

タケルに似て泣き虫で、可愛らしい行動が多い。そのため、パートナーデジモンたちの間でも庇護の対象であることが多かった。普段は4本足で立っているが、2本足で立つこともある。普段は口は小さいがエアショットを発したり、欠伸をするときに大きくなる。


原作の設定と同じく、素早く空を飛べないのが悩みの種のようであるが、ピヨモンと言い争いになることは殆どない。また他のデジモンに比べると非常に素直で、教えられたことはちゃんと守る健気な性格をしている。進化すると一人称が変わり、性格も凛々しく毅然とした性格になっていく。

進化回数は非常に少なく、ストーリー上では切り札的な存在である。エンジェモンホーリーエンジェモンは暗黒系デジモンに対して有効な聖なる力を持っているため、1段階上の暗黒系デジモンとも互角以上に渡り合える程の強さを持っている。

また、テイルモンが参戦したあとは聖なる力を持つ者同士よく行動を共にしている。


02ではより多少速く飛べるようになり、多少頼もしくもなったが、まだ子供染みた面も持っている。

今作では暗黒の力を持ったデジモンがほとんど登場しないため、ボス級デジモンも倒した前作のような切り札的なポジションでは無くなった。(しかし、ホーリーエンジェモンが前作同様1ランク上のブラックウォーグレイモンを追い詰めたことがある。)通常進化が封じられていた時は希望のデジメンタルが現れるまでは自身が足手まといであることを悔しがっていた。

アイスを初めとする甘いお菓子が好物。タケルの白い帽子の上(つまりは頭の上)が定位置。パタモンの進化系が光の使者であるためか、本編ではタケル同様闇を全面否定するような言動が目立った。


ドラマCD『未知へのアーマー進化』では筑豊弁で喋るシーンがあり、タケルを『タケリュ』と発音するのは、筑豊訛りのせいではないかと疑われていた(この時、博多弁と筑豊弁を間違えられて訂正を求めていた)。ちなみにこれは演じた松本氏が福岡県出身であることから来たネタ。


サイズについてはタケルによく抱っこされたり、前述の帽子の上(つまり頭の上)やアグモンガブモン頭の上、そしてアルマジモンの背中の上に定位置であることから、恐らく40㎝と小柄なサイズであると思われる。


デジモンフロンティア編集

CV:荒木香恵

セラフィモンが残したデジタマから孵る。

デジタマを温めたボコモンは自らの子供のように「息子娘」と可愛がり、またパタモンも「父母上ちゃん」となついていた。

そのため、お腹にはボコモン譲りのピンクの腹巻を巻いている。


デジモンクロスウォーズ編集

守護騎士団の一人。現在は複数体が一つのデジメモリに収まった状態となっている。

ルーチェモンとの戦いで呼び出され、エアーショットの派生技『エアーガスト』で階段を作り、ルーチェモンへの道を作った。

なお、『超クロスウォーズ』では『スパーキングエアショット』なる新技を習得している。


デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~編集

CV:佐藤智恵

守護騎士団の一人とは、別の個体というか普通のパタモンが登場している。廃棄された水力発電所のデジクオーツに住むデジモン。

アイルの罠に引っ掛かってしまった為に付近の公衆電話をかけた人々に助けを求めていた事から心霊現象として噂になっていた。騒ぎを聞きつけてきた心霊ハンターのカオル(CV:浅野真澄)が大穴に落ちそうになった際には彼女を助け、手を触れ合わせた事で何らかの力を発生させて脱出した(その際に気絶したカオルを背中に乗せて飛んでいる)。

事件の収束後は水力発電所に近寄らない事をタギルたちに約束させて去っていった。尚、時を駆ける少年ハンターたちでは、色違いデジモンが登場しているが、本当ならこの回にて登場するのはツカイモンのはずであった。


デジモンアドベンチャー:編集

CV:松本美和

高石タケルのパートナーデジモンとして登場。

聖なるデジモンであるエンジェモンが転生し、第24話でトコモンが進化した。

エンジェモンの他、まさかのペガスモンへの進化も披露している。


第34話ではマリンエンジェモンテイルモンのホーリーリングを見たタケルに

「(同じ聖なるデジモンなのに)パタモンにはないの?」とツッコまれ、答えに困る一幕も。


そして2021年3月に公開された新キービジュアルではゴッドドラモンに進化することが示唆されている。頭部がペガスモンと似ているしペガスモンに進化することは伏線だったかもしれない。ちなみにこのデジモン、元々はパタモンおよびペガスモンとかつて共演していたブイモンの最終進化系だったりした。


なお、ゴッドドラモンは1999年デビューとデジモン全体でも古参であり、セラフィモンがデビューする以前から存在したパタモン系の究極体であり、アニメ初登場で20年越しのフラグを回収した


ちなみに、ドラマCD含めて旧作のパタモンが進化(退化)したデジモンは全て:に出演している。

・ポヨモン

・トコモン

・パタモン

・エンジェモン

・ペガスモン

・マンボモン(住民)

・ホーリーエンジェモン

・シャッコウモン(住民?)

・セラフィモン


アスナロ村の住人で村では数少ない成長期の1人。大人しそうな口調に反し結構毒舌。


余談編集

デジモンストーリーシリーズ第1作から第2作までは種族がトリとなっている。哺乳類型なのに…。


関連タグ編集

デジモンアドベンチャー デジモン 高石タケル

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