データ
概要
古代種に属する成長期のデジモン。
呑気でお調子者な性格で、硬い甲殻と鋭い爪を有している。
必殺技は丸まって敵にぶつかる「ローリングストーン」と鋭い爪で敵を切り裂く「スクラッチビート」。
活躍
デジモンアドベンチャー02
第2話から登場。知識のデジメンタルの下から現れた火田伊織のパートナーデジモン。性格は陽気で、名古屋弁で話し、語尾に『だぎゃ』と付ける(この癖は進化しても変わらない)。一見すると控えめな伊織と正反対の性格に見えるが、実際は頑固な面があるという意味では似たもの同士である。
「嘘も方便」や「働かざるもの食うべからず」など諺を度々引用する事も。
大食いで、特に伊織の祖父主税も好んでいるチューチューゼリーが好物。後にこれがもとでアルマジモンは彼に見つかってしまい、伊織も自分達の秘密を祖父に隠していたことを打ち明けて謝罪する。
スマートな身体になりたがっているが、進化するといずれもゴツい体系のデジモンになってしまうのはなんとも皮肉である(第16話で誠実のデジメンタルを使ったアーマー体を妄想した際にはヴァルキリモンのような姿を想像していたが、大輔にゴツゴツした姿になるのが関の山と揶揄された…なお、大輔の想像した姿はアンキロモンに近い姿をしていたりする)。
劇場用アニメ『LASTEVOLUTION絆』ではメノア・ベルッチの研究室のロックを手で触れただけで解除するという意外な活躍を見せる。
なお、声優は浦和めぐみ氏が担当しており、『02』ではパートナーの伊織と兼役である。
デジモンフロンティア
ペタルドラモンによって洗脳・カメレモンに姿を変えられた複数個体が登場。
敗北するとアルマジモンの姿に戻り、退散していった。
デジモンワールド3
本作では進化系であるアーマー体が活躍する。
知識のデジメンタルを手に入れると地中の移動手段としてディグモン、誠実のデジメンタルを入手するとサブマリモンが海中の移動手段になる。
セピックモンはみなみセクターのシャーマンハウスに住んでおり、ザンバモンが苦手とするまよけのゴマを持っている。
デジモンリアライズ
こちらも名古屋弁で話すが、声優は日野まり氏が担当している。
その他
名古屋弁を使う理由は、2話「デジタルゲートオープン」にて京が「愛情」・伊織が「知識」のデジメンタルを手に入れた為。「愛情と知識」→「愛と知」→「愛知」…となったのである、という旨の発言が角銅博之によってなされているが真偽は定かではない。
進化ルート問題
選ばれし子供達のデジモンの中では「成熟期:アンキロモン→完全体:シャッコウモン(→究極体:ヴァイクモン)」と非常に難解な進化を遂げているが、
近年ヴァイクモンはゴマモンの進化系として扱われ始めたため究極体のポジションは宙に浮いた状態となっており未だファンの間で議論は絶えない(近年ではメタリックな鎧に身を包んだ天使というイメージから元々コテモンの究極体だったスラッシュエンジェモンが最終進化系に据えられている事が多い)。
因みに他の02の新規パートナーは竜、鳥、虫の系統として究極体まで一貫しており、「獣」ポジションであるアルマジモンがヴァイクモンになるのは決して間違っているとは言えない。間の恐竜と土偶がおかしいのである。(とはいえアンキロモンは哺乳類顔といえば哺乳類顔ではあるが・・・・・)。ただ、鎧に覆われた存在だと考えれば割と筋は通っている。
また、シャッコウモンやヴァイクモンになるのはあくまでエンジェモンと合体した時の話であり、単体で進化した時はまた違うのではという意見もある(実際に02のパートナーデジモンではブイモンとワームモンに単体の進化ルートが存在する)。
元々ヴァイクモンに進化していたり、アニメでサブマリモンに進化していたり、DSソフト「デジモンストーリー」ではアンキロモンの進化先としてなぜかシーホモンがチョイスされていることを考えると水属性との縁も少なからずあると思われる(そもそも幼年期のウパモンが水棲生物(ウーパールーパー)モチーフなので、水属性はそこからの進化と考えれば何らおかしくはない。)。
この縁からか、初登場した育成ギアは『ペンデュラムZ2.0 DEEP SAVERS』となっている(進化先については後述)。
ちなみにサイバースルース(ハッカーズメモリー)だとアンキロモンからグラウンドラモン→ブレイクドラモンに進化できる。ディグモンが土属性なのでグラウンドラモンはしっくりくるが…ブレイクドラモンは微妙なところか(一応ディグモン要素としてドリル繋がりではある)。そもそも彼らはドラコモン→コアドラモンの進化先である。
他にもアルマジモンの究極体にしっかり来そうなデジモンはいくつか候補は存在する。
恐竜系ではスピノモン、ブラキモン→アルティメットブラキモン、ヴァイクモン以外の海賊海獣系ではオレーグモン、プレシオモン、重量系ではエルドラディモンやシェンウーモンなど。
しかし、今度は単体進化における完全体にピッタリなデジモンがあまりいないという課題が残る。
- ゴツゴツした四足歩行型ならジャガモンがいるが、アンキロモンの進化先になることはまずないし(ただし、下記のスコピオモンともどもバイタルブレスでディグモンの進化先になっていたりする)、
- オレーグモンは直接の進化元であるデジモンが不明である。
- カードなどではブラキモンがプレシオモンに進化するため、ゴマモンが元々プレシオモンだった縁で拝借して繋げる手もあるだろうが・・・・・・
下記のように他媒体ではマリンエンジェモンやキャノンドラモンに進化するルートもあるようだが、やはりメジャーな進化ルートではない(前者は元々がゴマモン、後者はコエモンの進化系であった為)。
最後にどうでもいい余談であるが、上述のように何かと海獣系や天使系との縁ばかりがプッシュされがちだが、パートナーの伊織が昆虫系に縁の深い「知識のデジメンタル」を持っているのにもかかわらず、何故か昆虫系のデジモンは通常進化ルートに加えられることはあまりなかったりする(一応はスコピオモンがいるが、コイツには決まった究極体がない)。
進化ルート
単体進化
マリンエンジェモンルート(リンクス/リアライズ)
ムゲンドラモンルート(リアライズ)
キャノンドラモンルート(カードゲーム)
レガレクスモンルート(デジモンペンデュラムZ2.0)
リヴァイアモンルート(デジモンペンデュラムZ2.0)
この他にも、ジョグレス進化を繰り返せば、イージスドラモン、エンシェントメガテリウモン、エンシェントメガテリウモン、マリンエンジェモンにも進化できた(エンジェモン主体のシャッコウモンが参戦した『ZERO Vi BUSTERS』ではチンロンモン、ゴッドドラモン、デュークモンが究極体であった)。
アーマー進化
ジョグレス進化
ヴァイクモンルート(D3など)
スラッシュエンジェモンルート(ロストエボリューション以降)
幼年期Ⅰ | 幼年期ⅱ | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
---|---|---|---|---|---|
ツブモン | ウパモン | アルマジモン | アンキロモン | シャッコウモン | スラッシュエンジェモン |
最新版ルート(2021年カードゲーム)
クラヴィスエンジェモンルート
幼年期Ⅰ | 幼年期ⅱ | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
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ツブモン | ウパモン | アルマジモン | アンキロモン | シャッコウモン | クラヴィスエンジェモン |