データ
プロフィール
北欧神話に登場する戦士型デジモン。鎧からオーロラを発生させ、戦いで傷ついたデジモンのデータを再生しデジタマに還元する能力を持つ。
常に携えている黄金の鳥「フレイア」は単独で意思を持ち、身の危険が迫ると知らせてくれる。
必殺技「フェンリルソード」は絶対零度の魔剣であり、斬られた相手は凍り付き生命活動が停止してしまう。スピードが高く、疾風のように現れて目にもとまらぬ速さで斬りつける。
概要
「D-3」で登場した戦士型の究極体デジモン。一般公募から採用されたデジモンである。
ホークモンの究極体で、シルフィーモンとワンダースワンのゲームのガルダモンをジョグレスさせることで生み出せる(旧デジカ・St-194でも再現された)。
元ネタは北欧神話のワルキューレだが、かなり中性的な見た目をしている(恐らく、ワルキューレが引き連れる戦士の魂・エインヘリアルと混同している可能性が大きい)。
アルマジモンの究極体(であった)ヴァイクモンとは北欧モチーフであることが共通しており、対の存在だと言える。
なかなか出番に恵まれないデジモンであり、シルフィーモンが登場しているゲームにも、出して貰えない事も少なくない。
同期のヴァイクモンやグランクワガーモンが、元々はアルマジモンやワームモンの進化系として登場したのが、現在ではゴマモンやクワガーモンの進化系として起用され出番が多いのに対し、ヴァルキリモンは皮肉にもその正統進化っぽさから登場の幅が狭まっていると言える。
デジモンストーリーサイバースルゥースでは追加コンテンツで実装され、古参ファンを沸かせた。(DSで展開されたデジモンストーリーシリーズでは2作目から登場しており、これまでの作品通りシルフィーモンから進化する。)
ちなみに背中にボウガンを背負っており、ここからアウルヴァンディルの矢を発射する(元ネタになったアウルヴァンディルとは北欧神話の登場人物の名前である)。
デジモンストーリーシリーズでの攻撃グラフィックは『デジタルモンスターカードゲーム』(St-340)のイラストが元になっている。
そのほかの進化元としてはアンドロモン(St-194)、タオモン、スカルサタモン、キメラモン(St-340)、アンティラモン(St-821)、ホーリーエンジェモン(Dα-118)となっており、殆どがヴァルキリモンのイメージからは程遠い種ばっかりである。
アニメでの活躍
デジモンアドベンチャー:
CV:夏樹リオ
第63話にて登場。ヴァロドゥルモンと同じくかつての闇との戦いで滅び、魂のみを現世に止めている。
「勇気の紋章」を探す太一が導かれた先の城で、自身の鳥を通して語りかけ、試練を与えることで「大いなる力」とそれを動かす「心」、「勇気」について教えた。
同じ02組の進化系であるシャッコウモンは前話に登場し、ヴァルキリモンと同じく当時は本編で登場しなかった究極体のスラッシュエンジェモンもまた、かつての闇との戦いに参戦している。
また、中性的な外見だがモチーフ通りの女性ボイスだった。
演じた夏樹氏は進化前のホークモンとパートナー関係にある井ノ上京も演じている。
関連タグ
ヴァイクモン - 北欧繋がり