ピクシブ百科事典

ワルキューレ

わるきゅーれ

北欧神話に登場する半神。そのドイツ語読み。
目次[非表示]

原語、発音の違いによる表記ゆれ
ヴァルキュリア(古ノルド語読み)
ヴァルキリー(英語読み)
バルキリー(英語読み表記違い)

北欧神話に登場する、戦死者を天上の宮殿ヴァルハラへ導くという半神。そのドイツ語読み(Walküre)。「ヴァルキューレ」の方がドイツ語の原音に近い。
神話を始め、歌劇などの創作物においても多くのワルキューレたちが登場する。
英語読みでは「ヴァルキリー」であり、ゲームヴァルキリープロファイル』はそちらに由来する。
日本では戦乙女戦女神などと訳される。

原義

半神の神格を持つ、美しき女戦士たち。
分かりやすく言えば、戦う天使(または天女といったところだろうか。
甲冑に身を包み、羽飾りのなどを装備して武装し、天馬を駆って空を翔けるとされる。
主神オーディンの直轄部隊にして、愛と豊穣の女神フレイヤの従者であり、死した勇敢な戦士の魂を戦場からすくい上げ、『エインフェリア』と呼ばれる「神の戦士」として彼らを天上界アズガルドと招き、もてなす役割を担っている。
白鳥の羽衣を持つとされ、これを用いることで白鳥に変化して空を飛ぶともされ、これを人間に奪われてしまうなどの逸話も存在する。
全員で9人いるとされるが、伝承によって12人とも8人ともされる。

ときとして自ら戦場に赴いて戦い、ときに勇敢な戦士に心を抱くなど、情緒豊かに描かれることが多い存在ではあるが、原形に近い逸話では戦死者の腐肉に群がるカラスに喩えられ、その扱いも冷酷な死神といった趣きが強いものであった。
彼女らが“戦う乙女”として認知されるのは、リヒャルト・ワーグナーの戯曲『ニーベルンゲンの指環』でジークフリートブリュンヒルデの恋物語が描かれて以降とされている。

代表的なワルキューレたち

  • ブリュンヒルデ(Brynhildr)- 輝く戦い
  • スクルド(Sculd)- 運命の三女神の三女で未来を司る(古エッダにおける、ワルキューレの項目に出てくるスクルドは、ノルンとは、別人であるとの説がある)。
  • スケグル(Scögul)- 戦
  • グン(Gunnr)- 戦争
  • ヒルド(Hildr)- 勝利
  • ゲンドゥル(Gondur/Göndul)- 魔力を持つ者
  • ゲイルスケグル(Geirscögul)- 槍の戦
  • フリスト(Hrist)- 轟かす者、援軍
  • ミスト(Mist)- 霧
  • スケッギォルド(Sceggiöld)- 斧の時代
  • スルーズ(Þrúðr)- トールとシフの娘 強き者
  • フレック(Hlöcc)- 武器をがちゃつかせる者
  • ヘルフィヨトル(Herfiötur)- 軍勢の戒め
  • ゲル(Göll)- 騒がしき者
  • ゲイレルル(Geirölul)- 槍を持って進む者
  • ランドグリーズ(Randgrið)- 盾を壊す者
  • ラーズグリーズ(Ráðgrið)- 計画を壊す者
  • レギンレイヴ(Reginleif)- 神々の残された者
  • ヘルヴォル(Hervor)- 軍勢の守り手
  • アルヴィト(Alvitr)- 全知
  • エルルーン(Ölrun)- ビールのルーン文字に通じる者

(以上、wikipediaより抜粋)

これら以外も数多くのワルキューレたちの名前が存在する。
wikipedia「北欧神話にみられるヴァルキュリヤの名前一覧」

ワルキューレ(実在する呼称)

一例としてはアドルフ・ヒトラー暗殺計画のコードネームがあげられる。
ワルキューレ作戦は、元々ドイツ国防軍の予備軍を動員するための作戦であったが、反ヒトラー派がクーデター鎮圧のための内乱鎮圧用作戦(を逆用して反ヒトラーのクーデターを狙った作戦)に修正していた。
クラウス・フォン・シュタウフェンベルクフリードリヒ・オルブリヒト、アルブレヒト・メルツ・フォン・クイルンハイムらが中心となって、1944年7月20日に暗殺計画が実行された。
東プロイセン(現ポーランド領)にあるヴォルフスシャンツェ(狼の巣)で行われる会議に出席したシュタウフェンベルクが隠し持っていた時限爆弾を爆発させ、ヒトラーの暗殺を図った。4人が死亡したがヒトラーは軽傷で済み、暗殺は失敗した。
その後、シュタウフェンベルクらのグループはワルキューレ作戦を発動したが、ヒトラーの生存が明らかになったことにより失敗。シュタウフェンベルクら首謀者はその日のうちに裁判にかけられ、7月21日未明に銃殺刑に処せられた。
シュタウフェンベルクらは、現在のドイツでは反ナチの英雄として讃えられている。

ワルキューレ(創作の題名、創作内の呼称)

  1. ワーグナー作のオペラニーベルングの指環』内、第一夜「ワルキューレ」。
  2. トム・クルーズ主演映画、『ワルキューレ』。上記のヒトラー暗殺計画が題材となっている。
  3. ナムコのゲーム作品『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』および『ワルキューレの伝説』と、その主人公。⇒ワルキューレ(ナムコ)
  4. セガから発売されたゲーム『戦場のヴァルキュリア』シリーズと、作品に登場するヴァルキュリア人。
  5. スクウェア・エニックスから発売されている『ヴァルキリープロファイル』シリーズに登場する戦乙女
  6. 同じくスクウェア・エニックスから発売されている『聖剣伝説3』の登場人物リースのクラスの一つ。
  7. ヴァニラウェア制作のゲーム『オーディンスフィア』に登場する姫・グウェンドリン
  8. 介錯作の漫画『円盤皇女ワるきゅーレ』。
  9. 銀河英雄伝説』中の、銀河帝国軍の単座式戦闘艇の名称が「ワルキューレ」。
  10. 椎名高志作の漫画『GS美神』の登場人物。⇒ワルキューレ(GS美神)
  11. マクロスΔ』に登場するアイドルユニットの名称。⇒ワルキューレ(マクロスΔ)


.........などなど、枚挙に暇がない。

関連タグ

戦乙女 北欧神話

外部リンク

アニヲタwikiにおける「ヴァルキュリア(北欧神話)」の項目

pixivに投稿された作品 pixivで「ワルキューレ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3858120

コメント