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ニーベルングの指環

にーべるんぐのゆびわ

リヒャルト・ワーグナーが脚本及び作曲を担当した四部作オペラ。北欧神話とジークフリート伝説をモチーフにしている。
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概要

19世紀の音楽家リヒャルト・ワーグナーが制作したオペラ。
「ラインの黄金」「ヴァルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」の四作からなる巨大な作品である。

ワーグナーはオペラの音楽を作曲するだけで満足せず脚本も手がける珍しいタイプであり、この四作全てがワーグナーの脚本による。
というか世界観そのものが、北欧神話とジークフリート伝説(ニーベルングの歌)を参考にワーグナーの作り出したもの
なので大元のシグルド伝説などと比べるとだいぶ内容に違いがある。

「ニーベルングの指環」の「ニーベルング」とは、「ニーベルング族の」という意味。
作中登場する小人族=ニーベルング族、あるいはその長であるアルベリヒを指している。
小人が主人公なのか、と思われるかもしれないが、実際英雄ジークフリートが登場するのは三作目の「ジークフリート」からであり、それまでの主人公はアルベリヒ、そしてアルベリヒと敵対する神々の長ヴォータン(北欧神話のオーディンを元にしたキャラクター)であると言ってさしつかえない。

地味に影響力があり、J・R・R・トールキンに影響を与え指輪物語が生まれるきっかけを作った
また、松本零士池田理代子が漫画化している。
(ただし脚色もあり、原作そのままの内容でないことには注意が必要)

音楽に関してはワルキューレの騎行が突出して有名。

映画「地獄の黙示録」にBGMとして取り入れられたのをきっかけに、あちこちの作品に使われるようになった。

表記

「ニーベルングの指」と表記することもある。

楽しみ方

楽しむ上で問題なのはとにかく長いという点である。
四部作の上、一作一作のボリュームも膨大なので上演には四日を要する。
また、長さという点では負けていないハリー・ポッターと違って、映画などの見やすい媒体になっていないのも問題。

以上を踏まえた上で、いくつかの楽しみ方を紹介しよう。

  • 各作品を単発で観る
オペラファンがよくやるやり方。単発であれば、日本でもそこそこの頻度で公演があり、観ることは決して難しくない。
また、名音楽家ワーグナーの作品なので、大きめの図書館に行けば公演を録画したDVD・Blu-rayがある。これを見てもよい。
とは言えオペラに馴染みのない人には少々気が引けるかもしれない。

筆者的には、単発で観る場合のおすすめは「ヴァルキューレ>ラインの黄金>ジークフリート=神々の黄昏」。

  • あらすじを読んだ上で、音楽だけ楽しむ
ものぐさな人向け。音源だけならその辺で買えるし、それこそYouTubeでも……おや、誰か来たようだ
ワーグナーは音楽単品でも一級品なので、これを楽しむだけでも十分と言える。
この場合のおすすめは「ワルキューレの騎行」や「ジークフリートの葬送行進曲」、ラインの黄金の序曲と言ったところだろうか。

ジークフリートの葬送行進曲

ラインの黄金 序曲

  • 脚本だけ読む
音楽はともかく、世界観は楽しめる方法。
ネット上に対訳があるのでこれを見ればいい。
また、大きめの図書館に足を運べば、詳しい解説付きの訳本もある。

  • 派生作品を楽しむ
これも一つの楽しみ方か。
先述の松本零士、池田理代子の漫画のほか、ラノベ作家六塚光によるラノベ版指環なんてものもある

  • 海外に四部作連続公演を見に行く、もしくはDVDなどを使って自宅で再現する
・・・がんばれ!
途中、適度な休憩をとることを忘れないように!

あらすじ(ラインの黄金)

世界誕生から少し時間が経過したある時代。
地底に住む小人のアルベリヒがライン河の川岸に出かけていくと、そこには美しいラインの乙女たちがいた。
一目で乙女たちに夢中になったアルベリヒは彼女たちに求愛するが、彼女たちはアルベリヒを退屈しのぎの玩具程度にしか思わず、散々振り回した後嘲笑して放り出す。
アルベリヒは怒りに震えるが、調子に乗った乙女たちは自分たちが守っているラインの黄金の秘密を暴露してしまう。
「愛の力を諦めた者 愛の悦びを払いのけた者 その者だけがラインの黄金から指環を作れる」
世界をも支配できる力を持つ指環。その力は自分にも手に入れられるのではないか、とアルベリヒは思いつき、黄金に手を伸ばす。
果たして黄金はラインの河底を離れ、アルベリヒは黄金を持って逃げ去っていった。

一方、世界の覇権を手に入れかけているヴォータン(=オーディン)たち神々にはある悩みがあった。
世界支配のためにヴァルハル(=ヴァルハラ)の城を建築させたはいいが、そのために働かせた巨人たちに与えるものがないのだ。
神々と巨人たち、それぞれの思惑が交差する中、神々のはぐれ者ローゲ(=ロキ)の提案で巨人たちへの代償として、小人族が最近手に入れたラインの黄金を与えることが決まる。
もちろんただで貰えるわけはない。アルベリヒがラインの乙女たちから黄金を盗んだという事実を盾に、黄金をアルベリヒから奪い取るのだ。
ヴォータンとローゲが立てた計画は功を奏し、アルベリヒは黄金と、黄金から作り上げた指環をまんまと取り上げられてしまう。
二度も侮辱を受ける羽目になったアルベリヒの怒りは呪いへと変わる。
アルベリヒは指環に呪いをかけた。
「指環を持つ者は不安にやつれ 指環を持たぬ者は嫉妬に苦しむ 指環の持ち主は指環の奴隷!」

果たして、その後すぐさま指環を巡る争いが起こる。巨人族が黄金だけでは飽き足らず指環も欲しいと言い出したのだ。
ヴォータンはアルベリヒの言葉など知るかとばかりに指環の所有権を主張するが、突然現れた太古の地母神エルダに指環の持つ災いについて助言され、やむなく指環を手放す。
すると、たちまち巨人たちの間で指環を巡って諍いが起こり、実の兄を撲殺した巨人の一人ファフナーが指環と財宝を持って去る。
不穏な空気が流れる中、ともあれ城は無事手に入ったのだからと神々は気持ちを奮い立たせて城に入っていく。
だがその思惑はばらばらで、神々の栄光がそう長くは続かないことを暗示させる。

あらすじ(ヴァルキューレ)

あるところに不幸な女性がいた。家族と共にひっそりと暮らしていたが、人買いにさらわれ、愛してもいない男の妻にさせられた。
女性の暮らす、彼女の夫フンディングの屋敷に、ある晩一人の男がやってくる。
どこか自分に似た姿と目つきのその男に、彼女はすぐに惹かれはじめる。
夫が帰宅し、名を持たないというその男が夫の親族を殺した敵だということがわかったが、彼女の気持ちは止められない。
夫の寝酒に薬を混ぜて男の下にやって来た女性は、かつて屋敷を訪れた謎めいた老人が屋敷の大樹に指していった剣を指し示し、あの剣を使ってフンディングとの決闘に勝つようにと言う。
思わぬ助けに心を震わせ、女性と語り合う男。その中で、二人が双子の兄妹、ジークムントジークリンデであることが判明する。
実の兄妹だとわかっても、燃え上がった想いは止められない。
ジークムントは大樹に刺さった剣ノートゥング(=バルムンク)を引き抜き、ジークリンデを抱きしめる。

ジークムントが妻を奪ったということはたちまちフンディングにも伝わり、フンディングは女神フリッカにこの事実を報告。
フリッカとヴォータンはこの事件を巡り口論を繰り広げることとなる。
実はヴォータンはジークムントたち兄妹の実の父親であり、謎の老人の正体であった。
財宝の一つ「隠れ頭巾」の力で竜に変化し財宝と指環を独占するファフナーから、指環を奪還する計画を密かに進めていたヴォータン。
彼はその仕上げとして、自分の血を引く人間ジークムントを竜殺しの英雄に仕立て上げようとしていた。
しかしヴォータンの独断専行はフリッカの怒りを買い、寝取り近親相姦など神々の秩序に泥を塗るだけだと一蹴されてしまう。
同族の理解を得られなかったヴォータンは窮地に追いこまれる。
ヴォータンの娘で戦乙女ヴァルキューレの一人ブリュンヒルデは、ヴォータンの本来の望みを叶えるべくジークムントに味方しに行く。
しかし渾身の計画を打ち砕かれたヴォータンの絶望は深く、ヴォータンはフンディングに味方しジークムントのノートゥングを砕いてしまう。
ジークムントはフンディングの一撃に倒れ、ブリュンヒルデは裏切り者として追われることになった。
勝利したフンディングだが、絶望に満ちたヴォータンの怒りを買ってしまう。
「行ってしまえ……逝け!」 その力によりフンディングは倒れ、死ぬ。

ヴァルキューレたちが戦場で仕事に勤しんでいると(有名なワルキューレの騎行のシーン)、ブリュンヒルデがジークリンデを連れて逃げてくる。
ブリュンヒルデは仲間であり姉妹であるヴァルキューレたちに匿ってくれるよう頼む。
ヴァルキューレたちはヴォータンの怒りを恐れてブリュンヒルデを匿うことは嫌がるが、ジークムントの子供を宿していることがわかったジークリンデを逃がすことには協力。
無事ジークリンデを逃がせたブリュンヒルデの下にヴォータンが到着し、彼女を岩山の頂上に連れていく。
裏切り者のブリュンヒルデに課せられる刑は過酷なもので、彼女から力を奪い、岩山の頂上に放置し、行きずりの男の妻にさせるのだという。
驚愕し恐れ、刑の軽減を訴えるブリュンヒルデは、しかしそんな中でも、ジークリンデの子供ジークフリートが必ずヴォータンの望みを果たすと語りかける。
それに心を動かされたか、ヴォータンはブリュンヒルデの訴えを聞き入れ、頂上の周りに炎を張り巡らせた。
それは、ヴァルハル城の一件の後、反逆しヴォータンに襲いかかったローゲが姿を変えた炎。恐れを知らない英雄でなければ通り越すことはできない。
炎の中で眠りにつくブリュンヒルデ。ヴォータンはブリュンヒルデが炎の中に消えるのを見つめていた。

あらすじ(ジークフリート)

年月が過ぎ、ジークリンデの息子ジークフリートは深い森の中で立派に成長していた。
しかし、ジークリンデが出産の後に死んでしまい、腹に一物を抱えた小人族のミーメに育てられたジークフリートは次第に今の暮らしに苛立ちを覚えるようになる。
女とは何か? 母とは? 自分は誰から生まれたのか? 自分は何者なのか?
ミーメに問いただすもはぐらかされるばかりであり、腹を立てたジークフリートはいつものように家を飛び出していく。
ジークフリートが出て行った後嘆息するミーメ。
実は、ジークリンデが持っていた砕けた剣の欠片から剣を打ち直し、それをジークフリートに使わせて竜を倒す計画なのだが、肝心の剣が打ち直せないのだ。
そんなミーメの悩みを見透かしたかのように、老いた旅人がミーメの下を訪れ、謎かけでの勝負を挑んでくる。勝負の中で旅人はミーメに、「恐怖を知らない者だけが剣を打ち直すことができる」と語りかける。
旅人の正体はヴォータンだった。謎かけに負けてへたり込むミーメを尻目にヴォータンは去る。
そこにジークフリートが帰ってくる。ふと思い立ってミーメはジークフリートに「恐怖」を教えようとするが、ジークフリートは一向にそれが何かを理解しない。
そこで、森の外れにあるファフナーの棲む洞窟へ行けば、恐怖を学べるとジークフリートをけしかける。乗り気になったジークフリートは、ミーメを追い出して家の鍛冶場に立ち、剣を自分で鍛えはじめる。
ミーメにはどうにもならなかったノートゥングは、ジークフリートの手でたちまち元の形を取り戻した。

ジークフリートは喜び勇んでファフナーの洞窟に出かけて行き、竜と対峙。
竜と化したファフナーは巨体で威圧するが、ジークフリートには全く効き目がない。一気に詰め寄りノートゥングで切り裂くと、ファフナーは絶命。ジークフリートは返り血を浴びる。
財宝を物色しながら、手に付いた血を舐めていると、突然、森の小鳥が何を歌っているか理解できるようになる。
ミーメが戦いを終えたジークフリートの命を狙っていると忠告する小鳥。ジークフリートが財宝の中から手に入れた指環が狙いだ。
そして忠告通りにミーメはジークフリートに毒入りのスープを差し出す。
ジークフリートはノートゥングでミーメを斬り、殺す。
ミーメの死自体には特に感慨もないジークフリートだが、これからどうすればいいと途方にくれる。
すると小鳥が「山の頂上に眠るブリュンヒルデの下へ行けばいい」と歌い、ジークフリートはそれに従って歩き出す。

ブリュンヒルデの眠る岩山では、ヴォータンが地母神エルダとの再会を果たしていた。
世界は混迷を極めていると嘆くエルダに対し、ヴォータンは自分はジークフリートに希望を託していると告げる。
再び眠りにつくエルダ。ヴォータンは意を決してジークフリートの前に姿を現し、自分がジークムントを殺したと挑発。
父親の仇と息巻くジークフリートと戦い、敗れ、ヴォータンの槍は真っ二つに折れる。
「もう私にはお前を止められない」と告げて、ヴォータンは去っていく。
戦いに勝ったジークフリートは、今度こそ炎を乗り越えて、ブリュンヒルデの下へ行く。
ジークフリートを襲う、初めて知る「女性」に対する恐れ。
目覚めたブリュンヒルデを襲う、力を失いかつての自分ではなくなったという喪失感。
二人はそれぞれの感情に翻弄されるが、最後には手を取り合い、未来への希望を歌う。

あらすじ(神々の黄昏)

無自覚だが指環の主となったジークフリート。ヴォータンは指環を彼に預けることにした。
彼の無自覚さ、自由さが指環の呪いに打ち勝つ鍵だと踏んだのだ。
実際に、ジークフリートは指環の呪いに負けなかった。
だが、生き延びていたアルベリヒは、指環を取り返すチャンスを虎視眈々と狙っていた。

ずっとミーメと二人で森に住んでいたジークフリートにとって、岩山でのブリュンヒルデとの二人暮らしもそれほど魅力的には思えなかった。
やがてジークフリートは外の世界へ旅に出ていく決心をし、指環をブリュンヒルデに預け、代わりに彼女の愛馬を受け取って旅立ち、ライン河を下っていく。
その頃、ライン河沿いにある名家・ギービヒ家では、当主のグンターと妹グートルーネが家の将来について話をしていた。
グンターたちとは父親が違う弟にして部下のハーゲンが、グンターの妻には岩山の頂上に眠る高貴な女性ブリュンヒルデがふさわしいと進言。
グンターは乗り気になるが、炎をどうやって越えていくのかとハーゲンに訊く。
するとハーゲンは英雄ジークフリートを利用してやろうと言い出す。
折しもジークフリートが近くを通りがかっていたので、グンターは彼を呼び止め、城に招待する。
そして飲み物を差し出すが、これがグンターたちの罠だった。
惚れ薬入りの飲み物を飲んだジークフリートはその副作用で、ブリュンヒルデのことをきれいさっぱり忘れてしまう。
そして目の前に現れたグートルーネに心を奪われ、彼女と結婚したいと言い出す。
ジークフリートを言いくるめて満足げなグンターだが、ハーゲンは一人になるとにやりと笑う。
グンターたちはジークフリートがブリュンヒルデの妻になっているなど知らず、グートルーネに惚れさせるためだけに薬を飲ませた。
だがハーゲンは全て承知の上でそうさせた。
全ては彼の父親、アルベリヒの計画。
ブリュンヒルデは岩山で、指環をラインの乙女に返すよう訴えるヴァルキューレたちの提案を突っぱねるなどあくまでジークフリートを信じている。
だがそんな彼女の下に、かつてファフナーが使っていた隠れ頭巾の力で、グンターに姿を変えたジークフリートがやって来る。
義兄のために女を屈服させようとするジークフリート。
英雄でもないただの男に押し入られ驚愕・困惑し打ちのめされるブリュンヒルデ。
かつて二人が築いた幸せは壊れてしまった。

ハーゲンの下にアルベリヒが姿を現し、もはや血の気のない悪霊のような様子で計画の遂行を急かす。その様に辟易しながらもハーゲンは、グンターとジークフリートのため盛大な婚礼の宴を開くと部下たちに宣言。
やがて婚礼の宴が始まるが、絶望と苛立ちに囚われていたブリュンヒルデは、グートルーネと並んで宴の場に現れたジークフリートを見て混乱し逆上。
「自分が結ばれたのはグンターではなくこの男だ」と叫ぶと、会場は騒然となる。
そしてジークフリートが何気なしにブリュンヒルデから取り上げていた指環が決め手となり、岩山の炎の中に踏み入ったのがグンターでないらしいと判明してしまう。
混乱の中、真相を忘れてしまったジークフリートはブリュンヒルデが嘘をついていると決めつけ、何とかその場を収める。
だが、指環の一件でグンターに恥をかかせたことで、ブリュンヒルデだけでなく彼まで敵に回してしまった。
グンターとブリュンヒルデはハーゲンのお膳立てで話し合い、ジークフリートの暗殺を決意する。
全てはハーゲン、そしてアルベリヒの計画のままに。

ギービヒ家の一員となったジークフリートはグンターとハーゲンと共に狩りに出かけるが、それはハーゲンの計画の最後の一手だった。
休憩中に惚れ薬の効果を解除されたジークフリートは、困惑しながらもハーゲンに問われるがまま、ブリュンヒルデと結ばれた過去を話す。
次の瞬間、ハーゲンの槍がジークフリートの背中を貫いていた。
ギービヒ家の部下たちは混乱するが、ハーゲンは「彼は嘘をついていたんだ」と一喝。部下たちは暗い面持ちでジークフリートの遺体を担ぎ、ギービヒの城へと運んでいく。
(ここに挟まれる幕間でジークフリートの葬送行進曲が流れる)
ジークフリートの暗殺について何も聞かされていなかったグートルーネはハーゲンにジークフリートの亡骸を見せられ絶望。さらにハーゲンは「ジークフリートを殺した自分にこそ指環を受け取る権利がある」と言い、挑発に乗ってきたグンターを殺害。
そしてとうとう指環を手にしようとするが、死んだはずのジークフリートの指環をはめた腕が持ち上がり、ハーゲンは怖気づく。
そこにブリュンヒルデが現れる。
ハーゲンの策によってジークフリートの殺害に加担してしまったが、ジークフリートの死によって何をすべきか悟ったというブリュンヒルデ。
硬直するハーゲンをよそにジークフリートから指環を取り、ギービヒ家の部下たちにジークフリートを弔う炎を焚けと命じる。
炎の前でブリュンヒルデは語る。
神々の犯した罪から災いが生じ、結果としてジークフリートの命を奪ったこと。
神々はそのつけを払わなければならないということ。
指環はラインの乙女たちの下に返さなければならないこと。
そして自分の命はジークフリートと共にあること。
彼女は岩山に縛りつけられていたローゲの炎を解き放ち、ヴァルハル城へと向かわせる。
自分はジークフリートを焼く炎の中へ飛びこむ。
ブリュンヒルデが差し出した指環にラインの乙女たちが群がり、それを阻止しようとするハーゲンは乙女たちによって水底に引きずりこまれる。
ローゲの炎は神々の城に達し、ヴォータンは城と運命を共にする。
残されたギービヒ家の人間たちが全てを固唾をのんで見守る中、幕が下りる。

関連イラスト

ブリュンヒルデと炎(カラー版)
引っ越し途中1


気をつけろ、がなり屋め
ジークフリートの葬送



外部リンク

オペラ対訳プロジェクト ワーグナー

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