- 北欧神話に登場する女神(本記事で説明する)
- 斬撃のREGINLEIVの登場キャラ
北欧神話に登場する女神フリッグ
オーディンの妻にして結婚、愛、安産を司る美しき女神。大地の女神フィヨルギュンの娘。バルドル神の母でもある。
オーディンの玉座フリズスキャルヴにともに坐する権利を持ち、世界の全てをそこから見渡すことができた。オーディンと共に姿を変えて人の世に現れることもあったという(グリームニルの歌)。
金曜日(Friday)の語源になった女神様だが、選出理由としては金星を司る女神ウェヌス(アフロディーテ)と司る権能が全く同じである為と思われる。
フレイヤとの関係に関する議論
山室静の『北欧の神話』等では、名前の類似性、夫の名前の類似性(フレイヤにはオーズという夫がいるという)、司る領域のカブり具合からフレイアと同一視される事もある。一方でK・クロスリイ・ホランド『北欧神話物語』はそのような司る領域の重複について別の見方を提示する。愛を司る大地母神が例えばアフロディテとヘラのように愛人と妻という二つの人格で表現される時、愛人として表現されたのがフレイヤで妻にして母性的な神として表現されたのがフリッグであるとしているのだ。
別名・表記ゆれ
関連タグ
オーディン…夫
バルドル…息子
フレイア…同一神(?)物ではないかとの疑惑あり。