曖昧さ回避
- 北欧神話に登場する、世界樹ユグドラシルに住んでいるといわれるリス。
- 『女神転生シリーズ』に登場する悪魔。
- 『新・ボクらの太陽』、『ボクらの太陽 Django&Sabata』に登場するキャラクター。
- 『テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士』の略称、および、それに登場する精霊の名前。 →ラタトスクの騎士
- ライトノベル『デート・ア・ライブ』、また、それを原作としたアニメシリーズなどに登場する組織の名前。 →ラタトスク(デート・ア・ライブ)
北欧神話のラタトスク
世界樹ユグドラシルの幹に住み、頂の大鷲フレースヴェルグと根を齧る竜ニーズヘッグとの間を行き来し、互いのメッセージを伝えているリス。だが伝える内容はラタトスク自身が滅茶苦茶に誇張している為、そのせいで両者の仲が非常に険悪だという。
関連タグ
女神転生シリーズのラタトスク
『真・女神転生デビルチルドレン』ではムササビのような姿で登場した。
赤の書では要未来と戦う。
『ボクらの太陽』のラタトスク
概要
魔の一族に属するイモータル。声優は石田彰。
名前が明らかになるまでは「白装束の少年」と表記されている。
人形使いの異名を持っており、他者を操ることができる。サバタ、黒きダーインに続く第三の暗黒仔であるものの、銀河宇宙の意思に従わず、
破壊の獣・ヴァナルガンドを利用し自らが「破壊の王」となって世界の支配を目論む、狂気のイモータル。
プライドが高く、誰にでも敬語を使っているが、怒ると敬語ではなくなる。
「イモータル四人衆」を駒扱いにしているが、彼もまた銀河宇宙の意思の駒に過ぎない。
サバタの意識を封印状態にあるヴァナルガンドの下へ夢の中から誘い、彼をヴァナルガンドの生贄とすべく操ろうとする。
人形使いであっても、生死が存在しない絶対存在(エターナル)のヴァナルガンドを操ることはできないため、暗黒物質(ダークマター)と月の血を持つサバタを生贄にすることで間接的にヴァナルガンドを操ることを企んでいた。
しかしサバタの意志が強固であったため、サバタを利用して計画の障害となる太陽少年ジャンゴを地下牢獄へ封印することはできたもののこの時点で完全に操ることは不可能であり、ジャンゴと戦わせてパイルドライバーで暗黒物質(ダークマター)を焼却させることで半死半生に追い込む。
その後、闇の女王(クイーン)がかつて用いていた暗黒城からサバタを月に封印されているヴァナルガンドに下へ送り込み、原種の欠片を投与させた。
自身はサバタを追うジャンゴと暗黒城で対峙し、敗北してパイルドライバーで焼却されていった。
戦闘においては鞭、痺れ薬付きのチャクラムを使う他、アンデッドやジャンゴの影を駆使して翻弄する。分かりにくいが、髪が炎なのでフレイム属性。
未来少年トリニティとも因縁がある。
トリニティのいた未来はジャンゴが封印された後に脱出できず、ラタトスクが何の障害も無くサバタをヴァナルガンドの生贄に捧げて「破壊の王」となって世界を支配していた。
トリニティの母親は未来で破壊の王となったラタトスクによって殺害されている。
漫画版では赤ではなく黒のロングが特徴で鞭も所持。
『シンボク』編にてジャンゴやダルシスがニーズホッグを討ち取った後、メカ伯爵、黒騎士、サバタ、フレスベルグ、自身ラタトスクで構成されたイモータル集団を引き連れ、ジャンゴ達に闘技場での試合を宣戦布告。
こちらではトリニティとの因縁が無くなっている代わりに、因縁の対象がフレスベルグとなっていた。
フレスベルグvsトリニティ、メカ伯爵vsジャンゴに続く3回戦で黒騎士とタッグを組み、ダルシス&アルニカと対決。
黒騎士への適切な指示を行い余裕の勝利を収めるが、4回戦でのジャンゴvsサバタ戦の最中、突如寝返ったサバタによって鎌で切り刻まれ撃破される。
『ボクタイDS』編ではクリアカン星にてデュマによって過去の全イモータルと共に復活を果たすが、巨大な太陽の刀によって他のイモータル共々纏めて斬られて撃破された。
『ボクらの太陽 Django&Sabata』のラタトスク
セリフ、ボイスは無く、名前だけの登場となっている。
奪われた"最も愛する女性"を救う為に立ち上がった「サルタナ」と、その師匠である英雄「トリニティ」を葬り去るが、部下であった「デュマ」によって倒される。
なお、『ボクらの太陽』とはパラレルワールドと捉えられがちだが、
恐らく『シンボク』の「ジャンゴ」が地下牢獄から脱出できず、
サバタを利用して破壊の獣を復活させることができなかったと思われる。
なんらかの力を用いて破壊の王となったことは間違いないが、
月の遺跡で暗黒剣ヴァナルガンドが発掘されているので
彼がヴァナルガンドを利用した可能性は五分五分である。