概要
CV:ゆかな(アニメおよびPS版)
小学生、デビルチルドレンである、パートナーがグリフォンのベールである事は共通だが、それ以外は各メディアごとに設定が異なる。
ゲーム版
赤の書の主人公。物語開始時点で11歳。甲斐刹那とその弟ナガヒサはお隣さん。母親とは死別、父親は行方不明。
謎の少年タカジョー・ゼットに導かれて魔界に行き、そこで自らがデビルチルドレンだと大魔王ルシファーに教えられる。ミライはパートナーのグリフォンのベールと共に父親を探す、そして魔界を滅ぼすというもう1人のデビルチルドレンを追う旅に出る事となる。
以下ネタバレ注意
ネタバレ
行方不明の父親とは本物の大魔王ルシファー(最初に会ったルシファーは偽物で、正体はアゼル)であり、刹那とは異母姉弟(刹那は物語開始時点で10歳とされているので、未来の方が誕生日は早いと思われる)と判明。2人が同い年である事からルシファーは同時期に2人の女性と関係を持っていたことになる。魔界は一夫多妻制なのだろうか…。
さらにルシファーの双子の兄弟のミカエルは叔父にあたり、その子供のナガヒサは従弟となる。ついでに刹那とナガヒサは異父兄弟。全年齢対象のゲームとは思えないドロドロした家系図である…。
終盤の選択肢次第では神を倒して新世界の神になる。
黒の書ではもう1人のデビチルとして登場。赤の書同様、アゼルに騙されて黒の書の主人公である刹那を追いかける。
漫画版
刹那とは幼馴染という設定。母親から刹那を守るように言いつけられていた。つまり刹那と血の繋がりはないと思われる。己の過酷な運命を自覚していたらしく、幼少期に何者かによって自宅が燃やされ母を失っても毅然とした態度で臨んでいた。
刹那とは序盤にはぐれてしまったため再会は中盤の終わり位になる。
作者の趣味で妹尾あいこに近いデザインとなっている。
アニメ版
主人公の1人で、名前が要ミライとカタカナ表記になっている。真面目で勝気な性格。
祖父の要広海と居候の甲斐セツナ、仲魔のクールやベールらデビル達と共に暮らしている。父親はマカイに大魔王ルシファーの調査に行ったきり音信不通、母親は未登場で言及もなし。
デビルチルドレンとなった経緯がゲーム版とは大きく異なる。
ルシファーが地上界侵略の尖兵として赤ん坊のミライにデビゲノムを触手で植えつけたのだが、ミライの父が妨害した事で不完全に終わりルシファーの手先になるのを免れた。
悪いデビルとの戦いではヴィネコンを使って分析を担当。セツナと違って冷静で、あまり最前線には出ない。だが時には悪いデビルとタイマンを張る事もあった。
要家の家事全般を一手に引き受けているが、 セツナに料理は下手で掃除洗濯もダメとバカにされている。もっとも実際に家事で失敗した描写はないので、ミライの女子力は不明。一方悪態をついたセツナへの制裁キックを得意にしているあたり、女子力(物理)はそれなりにある。
2000年制作のアニメでありながら、風の魔法ザンマや派手なアクションも安心な鉄壁スカートとニーソックスによる絶対領域、そして巨乳小学生(ウェディングドレスを着た時にはっきりと谷間が描かれたほど)と萌え要素を完備している。