概要
また、その作中に登場する用語。
人間と悪魔の血を引くハーフデビル(ただし必ずしも血縁関係とは限らない)で、デビルを使役することができる。
世界の運命を決定する力を持つという。
また、人間と天使のハーフであるエンゼルチルドレンも存在し、同様の能力を持つ。
世界を創造した「ホシガミ」が、破壊神「ジャシン」と戦い勝利した際に、助っ人として現れた「大いなる力」を「デビル」「天使」「人間」という三種族に分け与えた。
デビルチルドレン及びエンゼルチルドレンとは、この三種族の力のうち二種族の力を持った存在とも言える。
『黒の書・赤の書』
『黒の書・赤の書』及び『白の書』では上記の設定の通りである。
甲斐刹那及び要未来は魔界の大魔王ルシファーの腹違いの息子及び娘(異母兄妹)であり、この2人をデビルチルドレンと呼ぶ。
また、刹那の弟のナガヒサは、大天使ミカエルと刹那の母親から産まれたエンゼルチルドレン(刹那とは異父兄弟の関係)である。
この設定が少年向けでは無かったためか、後世の作品では血縁関係はぼかされるようになった。
『白の書』
天使「ナタナエル」の命令によりインプの「ハーミル」がデビルの力を与えた葛羽将来(クズハマサキ)をデビルチルドレンと呼ぶ。
ところが終盤にキューピッドの「パク」が手違いでエンゼルチルドレンの力をマサキにも与えてしまったことが判明。
つまりマサキには「デビル」「天使」「人間」の力が揃ったことで、上記のホシガミを救った「大いなる力」そのものの存在となったのである。
対して、パクから天使の力を与えられた王城嵩治(オウギタカハル)は、エンゼルチルドレンである。
GBAシリーズ
ジンとアキラはヴァルハラを創造した「光の御子」と「闇の貴公子」が転生した姿である。
詳しい経緯は不明だが、ヴァルハラを創造した後は魔界へ戻らず人間界に渡り、ヴァルハラの未来の危機に備えていた。
下記のシュンが探していた「光と闇の力」を手に入れ、この力によりヴァルハラの危機を救った。
また、ヴァルハラ出身のデビルチルドレンであるシュンも登場する。
こちらは恐らくヴァルハラのデビルと人間の間に産まれたハーフデビルと思われる。
『炎の書』ではレナがエンゼルチルドレンとしてジンの前に現れるが、実態はニフルヘイムの「メフィスト」に洗脳されているだけであり、天使の力を持ち合わせていないため、でっちあげである。