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概要編集

真・女神転生Dチルドレン』に登場するキャラクター。

直接的な血縁関係は不明だが、『光の書・闇の書』ではヴァルハラの創造主である「闇の貴公子」の転生先がアキラのようである(直系の父親は作中で登場しない)。

また、『氷の書』では母親が登場するが、作中で特にデビルらしい描写が見当たらないため人間と考えて良いだろう。


物事を思慮深く考え、落ち着き払って行動する性格だが、このためか『闇の書』と『氷の書』では終始、先走るアミの行動に振り回されがちなストーリー展開になる。

一方、ジンとは違い一直線ではないものの、作中の登場デビルとの掛け合いではアグレッシブな描写も見受けられる。

先走るアミが処刑されたり洗脳されたりしても、彼女を助けるために運命を切り開いていくのだ。


光の書・闇の書編集

『闇の書』の主人公。相棒は「ヘイロン」のゲイル(主人公も相棒もプレイヤーの場合は名前の変更が可能)。

レナ、ジンが所属する不思議クラブの一員。

図書館でデビル図鑑を発見したジン、アキラ、レナ、転校生のアミの4人は、ジンがそこに書かれた呪文を唱えてしまったために現れたヴァルハラの帝国軍のデビルに襲われる。

窮地を脱するためアミはジンとアキラにデビライザーを託し、アキラのデビライザーから現れた相棒のゲイルと、ジンと相棒のランドとともに、そのデビルを一蹴。

何とジンとアキラは人間とデビルとの力を持った子ども「デビルチルドレン」だったのだ!

パートナーのゲイルと共にデビルと戦う力を与えられたアキラは、現れた時空のゆがみを修復するため4人でヴァルハラへ向かうはずだったが、ピクシーの妨害に遭い時のゲートが閉じてしまう。

しかし間もなく魔界から大魔王ルシファーの部下であるフォロウが現れ、彼に導かれ魔界で時の鎖を探すこととなった。




『光の書』のアヴァロンでの決戦及び『氷の書』でイサクから力を奪われる前とクリア後は、ブレイズヘイロンを引き連れている。


炎の書・氷の書編集

『氷の書』の主人公(『闇の書』と同様に名前の変更が可能)。

原宿でアミとハーミルがデビル(ケライノーとベナンガル。その正体はムスペルヘイムで野生出現するデビル)に追いかけられていた所を目撃し、デビライザーもないのにデビルに対して啖呵を切る。

デビライザーが無かった理由は、上記の戦いが終わった後でゲイル(ブレイズヘイロン)が保管していたためであり、デビルに攻撃された際にゲイルが再び姿を現しデビルを一蹴したものの、間もなくイサクによってかつての力を失ってしまう。


アミとハーミルが追いかけられていた理由は、天使とデビルによる終わりのない戦い「ハルマゲドン」によって、異世界ヴァルハラが滅んでしまったため。

そしてレナ、ジン、アキラが住む人間界もこのままでは「ハルマゲドン」の戦渦に巻き込まれ滅ぼされてしまうため、戦いを止める手掛かりを探してアミとともに天界へ向かう。


作中ではデビルまたは天使の力を持つ存在しか利用できない「時の間(ときのま)」を経由して天界と魔界を行き来する。

また、時の間は作中の天使やデビルの過去や未来に干渉できる場合もあるが、それが可能なら時間遡行してヴァルハラを救えば良いと考えるかも知れない。

しかし滅亡の根本的な原因である天使とデビルの戦いが終わらないため、現在の天界と魔界で原因を調べる必要があるのだ。


基本的にはアミを追いかける形でアキラは行動する。

天界の長「ミカエル」とアミの聞き取りにより天界には魔界に繋がる(天界にデビルが現れる)バベルの塔があることが判明。

魔界に向かい、ディープホールで偽者のゼブルを倒す過程で、アミが炎の使徒の軍勢に捕まり、ムスペルヘイムに幽閉されたことを知る。


ムスペルヘイムにてかつての偽者に扮したデビルを倒しつつ、炎の使徒と対面するも、アミをさらった目的はヴァルハラとは異なる別の世界を創造することと判明(それどころか炎の使徒はヴァルハラを「古ぼけた世界」と罵倒)し、さらにはギンヌンガガップの「守護神」には裏切りと疑い、憎しみと絶望の世界を創り、その世界から生まれる破壊の欲望をエネルギーとするという私的な目的のために「ハルマゲドン」を起こしヴァルハラを滅ぼした上、アミを利用していると知り、「私に従えば神にしてやる」と言われ「ふざけるな!!」と憤慨し、即座に「守護神」に戦いを仕掛けた。

「守護神」のもう一つの姿である「セクンドゥス」を倒し「ハルマゲドン」の原因を根絶したことで、世界は修復され再び平和が戻った。


ゲイル編集

アキラのパートナーデビル。種族は「ヘイロン」。

ゲームにおけるキャラ付け自体はランドと大差ないが、アニメ版では合理性を追求し不合理な理由で行動を続けるジンとの相性は最悪ながらも、仲間のためなら必死になる一面も見られる。


アキラはゲイルも大切に想っており、『氷の書』のガアーンのイベントでは、偽者のゲイルと解っていても傷つけることを拒んだほど。


ゲームではストーリーを進めると体から力が溢れて体が熱くなるとランクアップする。

『闇の書』では主人公の選択肢、『氷の書』ではこの時点における「アタック+ガードの合計値」と「マジック+Mガードの合計値」の高い方に応じて、ランクアップ先が変化する。

また、キングクラスのヘイロンは、『黒の書・赤の書』以来のパートナー専用の8回連続技「メギドクロス」をストーリー中にエリュシオン(『闇の書』)や各地の訓練所(『氷の書』)で習得できる。


『闇の書』のキングクラスは、闇の貴公子のパートナーの力である「血脈のアカシ」によってランクアップできる。

ゲーム版では闇の貴公子のパートナーは明かされなかったが、アニメ版のようにヘイロンであるならば、結局は自力でランクアップしたと言えるか。

『氷の書』ではイサクに力を奪われブレイズヘイロンからヘイロンに戻るものの、条件こそ異なるが『闇の書』と同様にランクアップし、キングクラスも自力でランクアップする(厳密には一度失ったキングクラスに至るための力が戻ったと言えるか)。


『氷の書』ではムスペルヘイム突入後から敵のインフレが進む上、キングクラスのランクアップはラスボス直前のため、『氷の書』の難易度を上げる要因になっている。

『闇の書』もそうだが、あくまでランクアップは敵の強さにゲイルが「追いつく」だけに過ぎないため、特にムスペルヘイム突入後はパートナーと他のデビルとの合体を積極的に活用しよう。


余談だが、『闇の書』ではバグによりゼネラルクラスのヘイロンの階級はエリートと誤記されている。


ヘイロン編集

各種メディアミックスにおける初期形態。階級はコモンで最も弱い。

専用技の「ダークハウリング」を持つが、アニメ版では「デビルチャージ」しなければ使えない設定となっている。

ゲームではストーリー序盤では貴重な闇属性の全体攻撃技で、ゼネラルクラスまでは重宝するだろう。


アニメ版初期の「デビルチャージ」形態はアークヘイロン及びブラッドヘイロンと容姿が異なる。


アークヘイロン編集

ゲームにおけるゲイルの直近のランクアップ先の一つ。階級はエリート。

魔法による味方のバフを得意とする。

アニメ版では作中の途中で、上記のデビルチャージ個体がランクアップした姿として登場する。


ブラッドヘイロン編集

ゲームにおけるゲイルの直近のランクアップ先の一つ。階級はエリート。

必殺技に特化した性能を持つ。


エアードヘイロン編集

アークヘイロンからのみランクアップ可能な形態。階級はゼネラル。

ゼネラルクラスではこの形態のみ復活魔法の「リカーム」を習得する。

アニメ版もアークヘイロンからランクアップし「デビルチャージ」するが、得意技はブレイズヘイロンの専用技「ブレイズノヴァ」となっている。


シャインヘイロン編集

エリートクラスの2体からランクアップ可能な形態。階級はゼネラル。

全身が金色で覆われており、ヘイロン種としては異色の形態と言える。

攻撃やサポートなど行なえることは多いが、どれも中途半端な形に留まっている。


バトルヘイロン編集

ブラッドヘイロンからのみランクアップ可能な形態。階級はゼネラル。

とうとう「ダークハウリング」以外も全て必殺技のみの構成となった(一応ランクアップ時にブフーラを遺伝できるが)。


ジハードヘイロン編集

エアードヘイロンからのみランクアップ可能な形態。階級はキング。

最上級の回復魔法「ディアラハン」「メディアラハン」「サマリカーム」を持つ。

この点においては歴代デビルチルドレン/エンゼルチルドレンのパートナーの正当な後継と言える(実際、ゲーム版とアニメ版で一貫していたゴッドソルレオンと異なり、メディアミックスを意識したアニメ版の最終的なランクアップ先はこちらとなっている)。

また、訓練所で習得できる専用技「ジハードブレス」は、必殺技ながらも即座に体力を回復した上(つまりデメリットなしの「メディアラハン」)、味方全体のステータスも上げることができる。


ジハードは、アラビア語の語根(努力する)から派生した動詞(ジャーハダ、自己犠牲して戦う)の動名詞で、「違うベクトルの力の拮抗」を意味するが、一般的にイスラームの文脈では「宗教のために努力する、戦う」ことを意味する。

作中のヘイロンの役割や習得魔法を鑑みると、「自己犠牲を否定し、仲間のために世界を滅ぼす悪を打ち砕くべく強大な魔力を振るうヘイロン」といった意味合いだろう。


アニメ版では皇帝レミエル戦の終盤にゲイルのランクアップ形態として登場。

必殺技の「ブレイドダンス」「カイザーファング」はそれぞれジハードヘイロン以外が覚える専用技である。

なお、アニメ版では闇の貴公子のパートナーはジハードヘイロンであった模様。


カイザーヘイロン編集

エアードヘイロンまたはシャインヘイロンからランクアップ可能な形態。階級はキング。

全体回復魔法が「メディアラ」止まりなのは惜しいが、ジハードヘイロンと異なり2種の全体攻撃魔法が使えるため、弱点を突くのには困りにくい。


名前は「皇帝」を意味するが、『闇の書』では相手が「皇帝」そのものであることを踏まえると、中々意味深なネーミングである。

なお、デビダスでは「強力な爪と魔力を武器に」とあるが、ジハードヘイロンと比較するとアタックは1しか違わない上、自力では爪を活用する必殺技を覚えず、訓練所でも専用技の「カイザーファング」を習得する。爪はどうしたのか……


ソウルヘイロン編集

バトルヘイロンまたはシャインヘイロンからランクアップ可能な形態。階級はキング。

最低限の回復技「メディア」「リカーム」「ディアラハン」を備え、ヘイロン種としては貴重な風属性必殺技の「メガサイクロン」を持つ。

とはいえ『闇の書』では習得が容易な「かぜのまい」の方が強力であり、訓練所で習得できる専用技の「ソウルヴェノム」は毒の付与を加味しても「メギドクロス」に遠く及ばないため、全体的に地味な印象に落ち着いてしまう。

ただしコンボ技の「レイフィールド」は非常に強力で、2回連続攻撃による高火力と追加効果の気絶により大半の相手を瞬殺できる恐ろしい性能を秘めている。

ブレイズヘイロンも同様のことはできるが、『闇の書』の場合はコンボ発動の相方の関係で威力に勝る。

しかし『氷の書』ではコンボ相手が増えたことで、この点でもブレイズヘイロンの劣化になってしまうのだが。


ブレイズヘイロン編集

バトルヘイロンからのみランクアップ可能な形態。階級はキング。

バトルヘイロンからさらに磨きのかかった必殺技のみで構成されており、習得できる魔法は何とブラッドヘイロンから遺伝できる「ブフーラ」のみに留まってしまうほど割り切った構成をしている。

終盤になると「ブフーラ」は流石に力不足のため、実質的にMPは死にステータスと化す。


専用技の「ブレイズノヴァ」は4回攻撃しつつアタックを1段階アップでき、連続で使えば使うほど威力が増すため扱いやすい。

アタックを上げて「メギドクロス」を叩き込むのも良いだろう。

また、習得者の関係※から「やみのしんぱん」も実質的な専用技であり、こちらはバトルヘイロンの「デスブレス」が強化された性能となっている。

気絶の確率も上がっているので運ゲーを仕掛けるのも良い。


有り余ったMPはコンボで活用する手もある。

ソウルヘイロンと同様に「レイフィールド」はゲームバランスを崩壊させるレベルの強力なコンボで、「バトルネットでは使えない」「ストーリーのボスは状態異常が無効のため「メギドクロス」の方が強い」ことで、その強さを最大限活かせるのが対人戦しかないのが惜しい所。

とはいえ相方のペロボーグ(『闇の書』)またはスコール(『氷の書』)がストーリー上で入手できるため、「メギドクロス」のHP消費を嫌うならコンボを狙うのも良いだろう。

もう一つのコンボ技「スペルバウンド」もほぼ確実に相手を麻痺させられるため、毎ターン一方的に行動できることもある、強力なコンボである。


『光の書』の終盤でアキラが連れているのがこのブレイズヘイロンであり、『氷の書』で再び姿を現す時もこちらの姿だが、イサクによって力を失ってしまう。

しかし『炎の書』ではクリア後も引き続きこちらを連れているのが確認できる。


※『光の書・闇の書』では皇帝弟とクェーサーのみのためほぼ敵専用技、『炎の書・氷の書』を含めてもルキフグスと氷の使徒しか覚えない。


余談編集

  • 『氷の書』にてイサクに力を奪われる前にヴィネコンに居たデビル(イシュタル、ナイトメア、ネメシス、オセロット)はいずれも前作に登場するデビルであるとともに、本作では全て合体でしか出会えないデビルである。この4体は力を奪われた後は呼び出せないだけでヴィネコンに残ったままだが、デビダスには登録されていないため、いずれも合体で再入手しなければ登録されない。これらは『氷の書』だけで合体によって生み出せるが、イシュタルとナイトメアについては、自身よりレベルが低く野生出現で登場する個体のレベルが低いことから、混血合体で一度高レベルのデビルを生み出す必要がある。

  • テレビアニメでの声優は宮野真守が演じており、もう一人の主人公であったが宮野真守氏のテレビアニメ初主人公作品である。

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