曖昧さ回避
- 『北欧神話』に登場するヴァルキュリア(ワルキューレ)。本項で解説。
- 『エースコンバット』シリーズに登場する部隊名。メイン画像はこの部隊のエンブレム。本項で解説。
- 『スーパーロボット大戦64』に登場するリアルロボット。本項で解説。
- 『アサルトリリィ』に登場する「一柳隊」の正式名。
概要
『北欧神話』に登場するヴァルキュリア(ワルキューレ)の一柱。
その名は「計画を壊す者」のほかにも「神々の平和」「専横する者」などさまざまに解釈される。
しかし下記の二者にふさわしいのは「休戦を決定する者」———すなわち、「戦いを終わらせる者」だろう。
エースコンバットシリーズに登場する部隊名
エースコンバット5に登場。
主人公率いる「ウォードッグ隊」の別称。
当初はその所在と脅威から潜水空母リムファクシに対し使われたが、その艦を沈めたウォードッグに対し、ユークトバニアの指揮官がウォードッグ隊を『ラーズグリーズの悪魔』と呼び、後に敵味方問わずに呼ばれるようになっていった。
その後、故あって基地を離脱したウォードッグ隊は空母ケストレルに属する第206戦術戦闘飛行隊の残存人員で再編され、大統領直属の非公式部隊、「ラーズグリーズ隊」となる。
以降、敵対する勢力からは『ラーズグリーズの亡霊』と呼ばれることになる(公式記録上は全員KIAとして扱われている為)。
元々はエースコンバット世界での実在の伝承に基づく架空の伝承「ラーズグリーズの悪魔の伝説」に登場する悪魔の名前。
地名としても登場し、アネア大陸の北東のエメリアとエストバキアの境に位置するラーズグリーズ海峡。氷に閉ざされた北極圏の海となっている。
この海峡はシリーズ作中で二度舞台となっており、5では先述のリムファクシとの戦闘、6ではシャンデリアを巡っての攻防の舞台となった。
以下ゲーム中に用いられるフレーズ
歴史が大きくかわるとき
『ラーズグリーズ』は その姿を現す
はじめには 漆黒の悪魔として
悪魔は その力をもって 大地に死を降り注ぎ
やがて死ぬ
しばしの眠りの後
『ラーズグリーズ』は再び現れる
ちなみにキャンペーンモードの最終ミッションをクリアすると、最後の一節が加わると共に、それによって異名の示す真の意味が明かされる事になる。
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『スーパーロボット大戦64』に登場する機体
主人公の一人、セレイン・メネスの搭乗機である。
type33改と呼ばれる、スヴァンヒルドやシグルーンの後継機で、制式型であるtype28シグルーンを再設計し、軽量化による装甲を増加、駆動系の変更による反応速度の向上、高出力ジェネレーターを搭載した飛行ブースター&アームドベースが追加された。
これによって、かなりゴテゴテした見た目になったものの、見た目に反して高い運動性に飛行能力を兼ね備え、アームドベースによる強力な火器の追加による火力の向上がなされており、特に、Z&R社初のビーム兵器「集束荷電粒子砲」の威力は凄まじい、ただし、技術的な問題点が多々ある。
Z&R社が設計した「ヴァルキュリアシリーズ」最後の機体で、開発途中で破棄され、Z&R社によっては完成はされなかった。
「ラーズアングリフ・レイブン」の元のデザイン。
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セレイン・メネス:リアル系女主人公
スヴァンヒルド:前半リアル系女主人公機
シグルーン:リアル系女ライバル機
ラーズアングリフ・レイブン:『スーパーロボット大戦A』でリファインされたロボット
ラーズアングリフ:上記と同文