最終闘争開幕!!
神VS人類のタイマン勝負の行方は!?
※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。 |
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概要
徳間書店の漫画雑誌『月刊コミックゼノン』で連載中の漫画作品。作画:アジチカ / 原作:梅村真也 / 構成:フクイタクミ。
北欧神話におけるラグナロクを基にした作品。人類存亡をかけて、様々な神話の神と人類史に名を遺した偉人、武人、傑人による一対一の13番勝負が行われる。
連載開始直後から話題となり、2018年5月に発売された単行本第1巻は発売直後から品薄となったため、大量重版となった。また、同年9月に単行本第2巻が発売された際には、作画担当のアジチカが第1話をすべてTwitterで公開したことから、読者を大きく増やし、2024年11月時点で累計部数は1800万部を突破している。
2021年6月にアニメ化されているほか、同年11月からは東京・代々木にある劇場のスペース・ゼロで舞台演劇版が上演された。
pixivの作品に関する注意
この作品の登場キャラクターは大半が神話の神や歴史上の人物であるため、記事投稿の際にそういったキャラクターのタグの表記は、『「キャラクターの名前」(終ワル)』とするようお願いいたします。
あらすじ
1,000年に1度開かれる「人類存亡会議」にて、万物の創造主である神々は、誕生から700万年が経過しても進歩の兆しがない人類を見限り、終末を与えようとしていた。
全会一致で滅亡が決まろうとしたその時、戦乙女(ワルキューレ)の長姉ブリュンヒルデはその決議に待ったをかけ、超特別条項神VS人類最終闘争(ラグナロク)により人類の行く末を決めてはどうかと提案する。当初はその申し出を相手にしなかった神々だったが、ブリュンヒルデの挑発にプライドを傷つけられたことでラグナロクの開催が決定。
かくして、天界が誇る最強神と、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。
登場人物
戦乙女(ワルキューレ)
十三戦乙女の長姉。かつて身体を人間にまで落とされた経験から人類との繋がりが深く、神々にラグナロク開催を提唱する。
十三戦乙女の末妹で、見習い戦乙女。長姉であるブリュンヒルデに付き従っている。
ボクっ娘で、語尾に「っス」とつける特徴がある。
十三戦乙女の四女。名前は「盾を壊す者」を意味する。
呂布の方天戟に神器錬成し、ヤールングレイプルの片方を砕く力を発揮するが、トールの覚醒雷槌によって破壊され、呂布と共に消滅した。
十三戦乙女の七女。名前は「神々の残された者」を意味する。
アダムのメリケンサックに神器錬成し、ゼウスとの闘いをほぼ無傷で切り抜けるが、アダムが死亡したことで消滅する。
十三戦乙女の次女。名前は「震える者」と「轟かす者」の2つを意味し、前者のような物憂げな表情と、後者のような荒々しい気質の2面性を持つ。また戦乙女の中で唯一の「震える者」と「轟かす者」の二つの力を持っている戦乙女。
小次郎の備前長光三尺余寸に神器錬成し、一度は刀が折られるも「神器再錬」で「震える者」と「轟かす者」二つの力をそれぞれ持つ2刀に分かたれたままの姿となり、勝利で終結したため存命。小次郎の勝利後に元の姿に戻って傷だらけの小次郎と共に闘技場を後にした。その後も小次郎と共に行動している。
十三戦乙女の十一女。名前は「武器をガチャつかせる者」を意味する。
ジャック・ザ・リッパーとの神器錬成に反対していたが、突如現れたジャックによって心を恐怖で染められ、とある物へ神器強制される。
だが、神器錬成の最中にジャックの心の内を見たのか、第4試合終了後には彼に表面的には冷たく接するがどこか心配するような、世話焼きな態度(?)を見せ、ジャックのことを「哀しみを知らない可哀想な人」と憐んだ。
十三戦乙女の三女。名前は「強き者」を意味する。
戦乙女の中でも単純な戦闘力では最強を誇り、体格も最大な筋骨隆々の巨女で、勝気で荒っぽい姉御肌のような性格だが、雷電の忌憚なき好意と告白にときめく乙女心の持ち主。
雷電の制御不能な暴走筋肉を抑え自身で自由自在にコントロールすることの出来る超筋外骨締廻に神器錬成する。
最後には雷電の敗北が決定的になると、雷電から神器錬成を解くよう言われるも、最初から自身が惚れた雷電と運命を共にすると決めており、それを知った雷電からは「どこまでもいい女」と言われ、雷電の敗北により雷電と共に消滅する。
十三戦乙女の十女。名前は「軍勢の守り手」を意味する。
フレックと似た顔立ち。第七試合で始皇帝と神器錬成をした。始皇帝が人類側出場口から登場せずに、神側のVIP席から出場したことや神器錬成の練習をしなかったことなどに半泣きになりながら怒っていたが、始皇帝に諭され(もとい顔面偏差値に押され)、「ズルい」と言いながら神器錬成し神羅凱袖になった。勝利後は始皇帝の過去を知ったのか、彼のことを「嬴政」と呼んでいる。現在は一蓮托生によって負った傷を治療するために、始皇帝と共に治療室で眠っている。
十三戦乙女の九女。名前は「魔力を持つもの」を意味する。テスラと手を取り合い「全ては科学の為に」と口にしながら神器錬成し超人自動機械Βとなった。ブリュンヒルデ曰く「笑顔で人を刺すタイプで面食い」らしく、闘士控え室では神器化した彼女に触れようとしたエジソンとガリレオを感電させている。
しかし、テスラが全てのスーパー・テスラ・コイルを使い果たし敗北が決定的になると、人類にエールを贈るテスラの隣に姿を現し、笑みを浮かべながら彼と共に消滅した。
十三戦乙女の五女。名前は「槍を持ちて進む者」を意味する。ゲル曰く十三姉妹いちプライドの高い性格。レオニダスとの神器錬成で盾になった。自身が神器錬成したレオニダスのことを「レオ」と呼んでいる。アポロンとの激闘の末に盾が破壊され、レオニダスと共に消滅した。
十三戦乙女の六女。名前は「剣の刻」を意味する。常に笑顔を絶やさない沖田総司のパートナー。
神々たち
神々の闘士
ラグナロク第一回戦神側闘士。
オーディンの息子で、北欧神話最強と謳われる戦神にして『雷の狂戦士』の異名を持つ雷神。
ゼウス(CV:高木渉 / 演:加藤啓・関本大介・鯨井謙太郎)
ラグナロク第二回戦神側闘士。
ギリシャ神話の最高神で、神々の中でも屈指の権力を持っており、ヴァルハラ評議会の議長も務めている。『全宇宙の父』という異名を持つと同時に神々の中でも一二を争う戦闘狂であり、『戦闘愛好嗜虐変態神』とも呼ばれてる。
ラグナロク第三回戦神側闘士。
ゼウスの兄の一人で、オリュンポス十二神に名を連ねる海洋神。『大海の暴君』とも呼ばれている。
ラグナロク第四回戦神側闘士。
ギリシャ神話の半神半人で、『不屈の闘神』と呼ばれている。爽やかな好青年で、ワルキューレ達からも「兄様」と呼ばれ神々からもヒーロー的存在として慕われている。
ラグナロク第五回戦神側闘士。
インド神話の破壊と創造の神であり、『宇宙の破壊神』と呼ばれている。印度神界の絶対神であり印度神1117神の頂点。
ラグナロク第六回戦神側闘士。
七福神の一柱。七福神は天界処刑人を名乗っている。裏切り者には神であろうと天誅を加えようとする一方で無益な殺生は好まない性格である。人類側の代表となった釈迦の相手としてゼウスが第六回戦の神代表として選んだ。
本来七福神は七柱の七神では無く、一柱の一神であり、毘沙門天を除く他の六神(大黒天(CV:新谷真弓) / 寿老人(CV:最上嗣生) / 福禄寿(CV:蒼谷和樹) / 布袋尊(CV:濱野大輝) / 恵比寿(CV:大畑伸太郎) / 弁財天(CV:菊永あかり))が毘沙門天と一つに成る事で、本来の存在である、降臨すると天絶え福が消え、大いなる災いをもたらすと呼ばれる『伝説の凶神』 零福(CV:村瀬歩)へとなる。しかし…
ラグナロク第七回戦神側闘士。
ゼウス、ポセイドンの兄で『冥界の王』。ポセイドンの死を聞き付け、六回戦の途中で現れた。六回戦後、人類側へついた釈迦に代わり、神代表としてエントリーした。
ラグナロク第八回戦神側闘士。
メソポタミア神話の神だがキリスト教における悪魔であり『呪われし蝿の王』、『サタンに呪われし者』。
また、自身の望みを果たすためにとある事をしてしまった張本神でもある。
ラグナロク第九回戦神側闘士。
オリンポス十二神の第四柱に連ねる『美しき太陽神』であり、また、人類と神からは『ポイボス(輝ける)・アポロン』と呼ばれ讃えられている。
ラグナロク第十回戦神側闘士。
日本神話にて八岐大蛇を討った英雄神にして『天界最強の"神斬り"』。また、明治時代刊行の『皇国武術英名録』の序にて、剣道(剣術)の起源とされている。
自身が生み出した剣術が人類の長い歴史の中で『"人斬り"としての業』として極まった地の『幕末の京』を自らの『憧れの地』としており、その幕末最強の人斬りである沖田総司と戦えるのを待ち望んでいた。それ故にヘルメスからの情報で『人類史上最強の"人斬り"』たる沖田総司が第十回戦に出ると知り、第十回戦に参戦したがっていたアヌビスを押し退けて参戦を表明した。また自身が強く希望したことで、十回戦の闘技場を『幕末の京』を一部再現した闘技場にした。
北欧神話の狡知の神であり、変身能力がある。飄々とした少年のような風貌であり軽い感じであり、変身能力や言動で他の神を揶揄ったりするが、ゼウスの全力と戦えるアダムを羨むなど、戦闘狂な面も持っている。
エジプト神話の冥界の神。どこか犬っぽさを感じさせる神であり、元々ラグナロクの第十回戦に出場予定で、他の神々も納得してそのまま第十回戦に参戦しようとしていた。しかし後から乱入してきたスサノヲが十回戦に出場しようとし口論になるも、話が通じず根負けして第十回戦への出場を譲った。「ピキピキ」や「わっくわっく♪」など、感情を擬音化して話す癖がある。
北欧神話の最高神でトールの父。眼帯を付けた総髪の老人で、両肩にフギン(CV:中野泰佑)とムニン(CV:山口智広)を乗せている。ラグナロクを自身にとっての「宿願」であると言っているが、その目的とは…?
その他
ヘイムダル(終ワル)(CV:野津山幸宏 / 演:永島敬三)
『終末の番人』と謳われる北欧神話の神。闘士の紹介と試合の司会進行を務める。彼の吹くギャラルホルンが試合開始の合図となる。
一般の神々と同様に人類を過小評価しているが、一流の実況者なので依怙贔屓の実況は一切行わない。また、力士の雷電為右衛門が出場することになったら、行司の格好をするといったノリの良さを見せる。
オリュンポス十二神の第十柱に名を連ねるギリシャ神話の伝令神で、燕尾服を着た美青年の姿をしている。ラグナロクはアレスと共に観戦している。
普段は父ゼウスの執事として仕えており、ゼウスの出陣時には自ら無数のバイオリンで『G戦場の大殺戮』を奏でた。
ブリュンヒルデと同じく敗北した闘士を神、人類問わず楽譜として祀っている。
オリュンポス十二神の第六柱に名を連ねるギリシャ神話の軍神で、屈強な肉体を持つ美青年の姿をしている。神話では暴れ者のイメージが強いが、本作では数少ない常識神。
ギリシャ神話の美の女神。人類滅亡派で、人間が環境破壊を続けている事を非常に嘆いており、地球の癌と評している。
オリジナル神格。ハデス、ポセイドン、ゼウスと兄弟で次男にあたる。
ゼウスがギリシャ神話最高神になるのが不服で反逆を起こし、ポセイドンを引き入れようとしたが、「神ではない」と判断したポセイドンによって殺された… と思われたが、ハデスの手回しによりベルゼブブが手術をしニブルヘルせずに済んだ(ポセイドンも了承している)。
その後はアダマンティンという名で冥界で活動する。
ゲルマン神話の『竜殺しの英雄』(作中では北欧表記)。奈落に幽閉されており、釈迦からは『ラグナロクを揺るがす男』と呼ばれている。
人類たち
神殺しの13人(エインヘリャル)
呂布奉先(CV:関智一・矢野奨吾(子供) / 演:郷本直也)
ラグナロク第一回戦人類側闘士。
個の強さでは三国時代最強と謳われる『中華最強の英雄』。ブリュンヒルデ曰く、自身が戦場であった中で最強かつ最恐の武人。
ラグナロク第二回戦人類側闘士。
聖書に描かれる最初の人類にして最初の男『全人類の父』。人間として完璧な造形の肉体を持つ美少年。
佐々木小次郎(CV:山路和弘・寺島拓篤(子供・若き日) / 演:中河内雅貴)
ラグナロク第三回戦人類側闘士。
『史上最強の敗者(ルーザー)』と呼ばれる。
ジャック・ザ・リッパー(CV:杉田智和、海弓シュリ(少年期))
ラグナロク第四回戦人類側闘士。
19世紀の英国を震撼させた『霧の殺人鬼』。
ラグナロク第五回戦人類側闘士。
江戸時代に活躍した『無類力士』。
ラグナロク第六回戦人類側闘士。
仏教の開祖。本来は神側の闘士だったが、人類側へと寝返った『天上天下唯我独尊男』。
ラグナロク第七回戦人類側闘士。
中華統一を始めて成し遂げた『始まりの王』。『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』にて先行登場した。
ラグナロク第八回戦人類側闘士。
オーストリア帝国出身のアメリカの発明家であり、彼の研究がまるで魔法のようだと称賛されていたことから『人類唯一の魔法使い』とも呼ばれている。
ラグナロク第九回戦人類側闘士。
人類史上最強の"民族"スパルタの王であり、神託に背き続けて来た『人類史上最強の叛逆者』。
ラグナロク第十回戦人類側闘士。
幕末の時代に活躍した新撰組の一番隊組長であり、『幕末最強の人斬り』にして『人類史上最強の"人斬り"』。
ラグナロクを人類代表の自身の控えの間で近藤勇(CV:高木渉)と共に観戦し、試合を見て自身の知らなかった強い者がいることに驚きを見せ、自身の出番が早く来るのを待ち望んでいた。しかし、レオニダスの戦いぶりに生前の満足に闘うことが出来なかった自分の最期を思い出し感化されたのか、自らブリュンヒルデの所へ向かい第十回戦への出場を希望し、ブリュンヒルデが了承したことで第十回戦への出場が決まった。
原作者の代表作『ちるらん新撰組鎮魂歌』の沖田と同一人物であり、近藤勇と同じく、スピンオフ『ちるらんにぶんの壱』の時と声優が同じ。
帝政ロシア末期の祈祷僧。ロシア帝国崩壊の一因となり怪僧と呼ばれる男。2023年11月現在、人類側、神側闘士の中で唯一ビジュアルが解禁されていない闘士。
ルネサンス期フランスの医師、占星術師、詩人であり、「ノストラダムスの大予言」でも知られる『世紀の預言者』。
ブリュンヒルデからは「人類史上最高に不愉快な漢」と呼ばれているが、強さに関しては「我々のジョーカー」とも呼ばれており、その強さは、虹と闇の門を破壊できる程。だがそれをしたことによって、人類で唯一冥界に堕とされた人物でもある。
フィンランドの軍人。冬戦争では、ソビエト赤軍から『白い死神』と呼ばれた。
キャラデザイン公開投票で一位となり、本編に先駆けイラストが公開された。
童話『金太郎』で知られる平安時代の伝説上の武士。また、源頼光に使えた頼光四天王の一人。
釈迦と顔見知りのようで、彼からジークフリートの調査を依頼される。
試合順序
試合順序 | 人類側 | 神側 |
---|---|---|
第一回戦 | 呂布奉先 | トール |
第二回戦 | アダム | ゼウス |
第三回戦 | 佐々木小次郎 | ポセイドン |
第四回戦 | ジャック・ザ・リッパー | ヘラクレス |
第五回戦 | 雷電為右衛門 | シヴァ |
第六回戦 | 釈迦 | 零福 |
第七回戦 | 始皇帝 | ハデス |
第八回戦 | ニコラ・テスラ | ベルゼブブ |
第九回戦 | レオニダス王 | アポロン |
第十回戦 | 沖田総司 | スサノヲノミコト |
第十一回戦 | 不明 | 不明 |
第十二回戦 | 不明 | 不明 |
第十三回戦 | 不明 | 不明 |
作品用語
人類存亡会議
1000年に1度開催される全世界の神々が一堂に会し、人類の存続を決める会議。ゼウスが議長を務める。
神VS人類最終闘争法(ラグナロク法)
ヴァルハラ憲法第62項15条に記された超特別条項。
神と人類から13人ずつを選出し先に7勝したほうが勝利。神が勝てば人類は滅亡するが、人類が勝てば後の1000年の存続を約束される。先に7勝した方に勝利が与えられるルールの都合上、それぞれが13人の闘士を用意するが、あくまでラグナロクのルールは先に7勝した方が勝つ。ただそれだけであり、神もしくは人類が反対サイドから出場することや、選出されていない闘士が(許可を得て)出場することも許されている。
ヴァルハラ闘技場
神VS人類最終闘争の舞台となる闘技場。試合によって内部の形状が変化することも。
北欧神話に名高き戦乙女13姉妹。
半神半人という出自から人間側に加担し、神に対抗するための力を授ける。
神器錬成(ヴェルンド)
ワルキューレ達の持つ能力で、人間の戦士たちと心を通わすことで、自らの身体をその戦士に最も適した神器(武器)に変化させることが出来る。
ラグナロクでは神々に対抗するために使用者達と運命を共にする「一蓮托生」の関係となり、一心同体になるため、使用する戦士が死ねばたとえ武器が無傷であってもワルキューレは消滅してしまう。
ちなみに、本来の神器錬成はそこまで強力な効果は発揮しないのだが、ブリュンヒルデが釈迦から一蓮托生を教わった事で、人間が神に対抗できる神器錬成を可能とした。
魂の完全消滅(ニブルヘル)
魂そのものが消滅し、復活も輪廻転生も出来なくなる事。ラグナロクの敗者は人類、神問わず消滅して宇宙の塵になる。塵になった者がどんな末路を遂げるかは不明だがブリュンヒルデが「一切の救済がなくなる」と語っていた事から、コレと同じ末路を遂げるものと思われる。
本作のヴィラン。
詳細は当記事参照。
天界(ヴァルハラ)、地上界(ミズガルズ)、冥界(ヘルヘイム)
終末のワルキューレにおける世界を3つに分けたときの呼び方。ちなみに冥界はハデスが治めている。
奈落(タルタロス)
冥界の更に地下深くに存在する監獄。冥界の様々な怪物を収容しており、ジークフリートもここに収容されている。由来はギリシャ神話の同名の場所、もしくは神「奈落(タルタロス)」。
虹と闇の門(ビフレスト)
天界と冥界を繋ぐ回廊にある門。門扉は天界側から見ると闇が映され、冥界側から見ると虹色の光が放たれている。この門は、かつて天界と冥界で戦争が起こり、それ以来互いの侵攻を防ぐ為に建築された。また、通行できるのは、ゼウスなどの主神級のみ。
アニメ
地上波放送時は各エピソードで出演キャストによる副音声放送(オーディオコメンタリー)を実施している。
第1期
2021年6月からNetflixにて全12話(第1回戦〜第3回戦)の配信が行われている。また、2021年10月からはTOKYOMX、カートゥーンネットワーク、BS11、毎日放送にてテレビ放送が実施された。
主題歌
OP曲『KAMIGAMI-神噛-』
作詞・作曲:マキシマムザ亮君 / 歌:マキシマムザホルモン
ED曲『不可避』
作詞・作曲:島爺 / 編曲:ナナホシ管弦楽団 / 歌:島爺
スタッフ
原作 | アジチカ / 梅村真也 / フクイタクミ |
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監督 | 大久保政雄 |
シリーズ構成 | 筆安一幸 |
キャラクターデザイン | 佐藤正樹 |
サブキャラクターデザイン | 赤堀重雄 / 川島尚 |
色彩設計 | 内林裕美 |
美術監督 | 山口忍 |
3D監督 | 竹山諒一 |
撮影監督 | 増元由紀大 |
編集 | 丹彩子 |
音楽 | 高梨康治 |
音響監督 | えびなやすのり |
アニメーション制作 | グラフィニカ |
ナレーション | 石井康嗣 |
第2期
2023年1月26日からNetflixにて前編10話(第4回戦・第5回戦)、同年7月12日に後編5話(第6回戦)の全15話の配信が行われている。また、2023年4月からは、前編10話が放送され、2023年10月からは、後編5話が放送された。
主題歌
OP曲『ルードルーズダンス』
作詞・作曲:美波 / 歌:美波
ED曲『祈』
スタッフ
原作 | アジチカ / 梅村真也 / フクイタクミ |
---|---|
監督 | 大久保政雄 |
シリーズ構成 | 筆安一幸 / 山田由香 |
キャラクターデザイン | 佐藤正樹 |
サブキャラクターデザイン | 赤堀重雄 / 飯田史雄 / 川島尚 / たなべようこ |
色彩設計 | 合田沙織 |
美術監督 | 山口忍 / 長岡志織 |
3D監督 | 内田博基 |
撮影監督 | 楊暁牧 |
編集 | 丹彩子 |
音楽 | 高梨康治 |
音楽制作 | 豊田充弘 |
音響監督 | えびなやすのり |
アニメーション制作 | グラフィニカ / ゆめ太カンパニー |
ナレーション | 石井康嗣 |
関連動画
第1期
第2期
派生・関連作品
「終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝」・・・公式スピンオフ第一弾
「終末のワルキューレ奇譚 ジャック・ザ・リッパーの事件簿」・・・公式第二弾
「終末のワルキューレ禁伝 神々の黙示録(アポカリプス)」・・・神々の対戦試合開始。
「ちるらん新撰組鎮魂歌」・・・沖田と近藤の出身作であり、原作者の代表作。
関連タグ
RecordofRagnarok - 海外版タイトル
阪神タイガース - 2022年コラボした。