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CV:村瀬歩


ヘルメス「あれが伝説の零福ですか。災い転じて福となす——第六回戦は因縁の対決になりましたね」


概要

終末のワルキューレ』に登場する、本作オリジナルの

神VS人類最終闘争(ラグナロク)における神側の闘士の一人である毘沙門天が、他の七福神たちと一つに成る事で誕生する本来の姿

「降臨すると天絶え福が消え、大いなる災いをもたらす」と呼ばれる凶神であり、第6回戦にて因縁ある釈迦と死闘を繰り広げた。


人物像

神というよりは悪魔とでも形容すべき禍々しい姿をしており、ヘイムダルは「子供」と表現した。後述する過去から釈迦を酷く恨んでおり、彼に対して「反吐が出る」と吐き捨てたりもした。


元は人々を見守るため、俗世界に留まり福を零す心優しき神であった零福は、八苦に喘ぎ不幸のどん底に在る衆生を見かね、病の少年を治したのを皮切りに、不幸を吸い取る能力を以って皆を救っていった。幾歳月とそれを繰り返す内、吸い取った不幸は零福自身の体を蝕み、常に激痛に苛まれるようになっていたが、「人々が幸せであればいい」と、己を犠牲にして耐えていた。


ところが久々に下界の様子を見に行くと、人々は享楽に溺れ、酒色に耽り、欲に塗れて堕落し切っていた。不幸を吸い取れば吸い取るほど幸福を見失い堕ちてゆくという、人間の本質を零福は知らなかったのだ。

更に、最初に病から救った少年が成長した青年と出会うも、彼は命の恩人である零福の顔を覚えておらず、邪険に罵る始末。「こんなに僕が不幸を吸い取ったのに、どうして誰も幸せになってくれないんだ」と絶望に叩き落される。


その直後釈迦と出会い、彼の後ろに付き従う人たちが皆みすぼらしくも幸福そうにしていた姿を見て彼を問い詰めると、「幸福とは与えられるものではなく自分で至るものだ。不幸のあるところに幸福がある」と言われる。

自身の価値観を否定された屈辱と、神であるのに人間に負けたという嫉妬心から、発狂した零福は凶神へと変貌してしまう。そのまま人間を襲おうとするが、かろうじて残っていた福の神としての善心により、我が身を7つに分裂させて踏みとどまった。その福の神本来の役割を果たすための姿が七福神である。人類に不幸をもたらすのは回避できたものの、釈迦に対する恨みはそのまま抱き続けることになる。


使用する神器は巨大戦斧・斧爻(ふこう)。零福自身が不幸を感じる度に、その不幸を吸うことで威力が増し形状を変化させる。



恐ろしい事実

以下ネタバレ注意






























激闘の中、釈迦によって負の感情が晴れ、元の善神に戻った零福だったが、突然角が彼自身に襲いかかり巨大な龍へと変貌。零福を呑み込み、異形なる第六天魔王波旬へと変貌を遂げた。

波旬はかつて冥界を半壊させた怪物であり、かつてその強大な力に肉体が追い付けず自壊して消滅したのだが、わずかに残っていた残穢をとある神が回収・培養して造りだした種を、福神だった頃の零福に密かに植え付けていた。

零福が凶神へと変貌したのも、この波旬の影響があったのかもしれない。


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【終末のワルキューレ】七福神集合☆


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