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「戦う時は必ず自分の意思で戦うそれが『スパルタ』だ」

「長生きしたければ…スパルタの前には立つな」



概要編集

終末のワルキューレ』に登場するスパルタ国王レオニダス王。神対人類最終闘争(ラグナロク)の人類側の闘士として、ブリュンヒルデに選出された神殺しの13人(エインヘリャル)の一人で、第九回戦にてアポロンと死闘を繰り広げる。


人物像編集

外見は髭を生やし顔や身体に幾多の傷が残っている厳格な雰囲気のいわゆるイケオジだが、控室での彼の格好はアロハシャツに短パンにメガネという、スパルタ王らしからぬ非常にラフなスタイルで初登場。ブリュンヒルデ達が控室に訪れた際には配下のスパルタ兵たちが鍛錬に勤しむ中、控え室奥の玉座でスパルタ産のチーズをつまみにワインを飲んだり、葉巻を吹かしながらハンモックに横たわって読書をしていた。

入場時には髪を束ねて黒インナーと迷彩柄のズボン、コンバットブーツを着用しており、胸の上と腰にハーネスを装着するというミリタリーな出で立ちで登場した。腰のハーネスには愛用の葉巻を収納するポーチが複数取り付けられている。

先述の控え室から戦闘中に至るまで常に葉巻を咥えており、生前の古代ギリシャ時代ではキセルを吸っていたことから、かなりのヘビースモーカーと思われる。

ブリュンヒルデからは、彼が神託に背き続けて戦ったことから『人類史上最強の叛逆者』と呼ばれている。

作中内では紀元前を生きた人物であり、古今東西様々な英雄豪傑達の中でレオニダスこそが人類史上最も憧れの眼差しをその身に受けた漢であると語られている。スパルタの子供達からは「世界で1番かっこいい背中だった」と言われ、テルモピュライの戦いでレオニダスと共に戦った兵士からは、「レオニダスの背中を見ただけで年老いた自分でもまだ闘えるかもしれない」「レオニダスの背中を見ながら戦うだけで30万の敵が相手でも勝てる気がしてくる」と語り、レオニダス王の凄さを聞かれた時には「背中・・・漢がシビれるあの最高に格好いい背中」と評されている。



アポロンとの関係編集

 彼はアポロンに対して異常なまでの憎悪を抱いている。控室に訪れたブリュンヒルデから「9回戦の人類代表だと」告げられるが、「自分が出るなら最初か最後だ」と言う願いから、「やだね」即答で拒否。さらには「9回戦なんて誰でも良いだろう」と言いやる気の無い態度を取っていたが、ブリュンヒルデから9回戦に「アポロンが出る」と聞かされた途端、彼女にアポロンがあの"太陽神アポロン"なのかと聞き、そうだとわかっただけで「おもしろい」と態度を一変。アポロンを自分の手で殺すために9回戦に出る事を決断する。

また彼は常に神をクソ呼ばわりしており、自分の好きなことの中の1つに、「傲慢なバカクソ神野郎の鼻っ柱を、この手で圧し折ること」を挙げている程に神を嫌っている。そのことをゲルに教えた際、獰猛な笑みを浮かべながら掛けていた眼鏡を握り潰した。

 入場後もアポロンに対してことある事に罵詈雑言を浴びせており、「fight」の合図と同時に奇襲攻撃までかけている(躱されて未遂に終わったが)。その後アポロンが自身を「クソ太陽神」呼ばわりされたことで「神罰に値する」と言えば、「俺様はお前が世界で一番嫌いだクソ野郎」と返した。

かつてスパルタに下された信託が国民を堕落させて腑抜けにした『呪い』となったことから、アポロンに落とし前をつけさせる目的で彼と戦う。

 だが、アポロンの過去を知った時は、「くそウゼぇ、だがくそ気に入った」と、自らのアポロンに対するイメージを変えている。


過去編集

レオニダスがこれほどまでに憎悪を抱いているのは、かつてアポロンがスパルタの地に告げた神託に起因している。

地上へ降臨し、人々へ神託を授けたアポロンの栄光を讃える『カルネイア祭』では、『期間中は一切の軍事行動を禁ず』という絶対不可侵のルールがある。そんな時期にテルモピュライの戦いが勃発してしまい、ペルシア軍30万がギリシャ都市国家同盟へと進軍してくる緊急事態に直面する。ところがスパルタはアポロンの神罰を恐れて兵を出せず、市民も「しょうがない」と諦めムード。挙句の果てにはスパルタ長老会ですら「カルネイア祭が終わった後に戦ってもスパルタなら勝てるだろう」と高を括って楽観視していた。

そんな空気の中、レオニダスは「会ったこともない神に自分の命を預けるのは嫌だ」と言い放つ。アポロンの神罰を恐れる長老議会らに対して、「神罰が降るなら自分一人で構わない」として、議会の場に置かれたアポロン像を素手のパンチ一発で粉々に破壊。単身での出陣を断行した。

長老議会からは「信託に背いた以上、誰も自身にはついてこない」と言われ、戦う理由を問われるも「本当なら死にたくないから、戦いなんてしたくはない」と返答。その上で「今が戦うべき時」「戦う時は必ず自分の意思で戦う」と、自らの意思で戦うべきだと決断したことを語った。

そして単身の出陣で荒野を歩む中、独り歩み続けるレオニダスの背中に魅せられ、300人のスパルタ兵が彼の指揮下へと加わった。今回の戦いが生きては帰れない戦いであり、死ぬのを覚悟の上で『スパルタ』として戦うため、彼らはレオニダスに付いていくと決めたのだ。レオニダスは兵士らが自身と共に往くことを認め、彼らと共に30万のペルシア軍に戦いを挑んだ。自身を含めた300人のスパルタ兵は全滅するも、結果として彼らの戦いによって奮起したギリシャ軍により、ペルシア軍は撤退した。


戦闘スタイル編集

神器は「槍を持ちて進む者」ゲイレルルと神器錬成して出来た型の複合武器。中央にはスパルタの国章でもある「Λ(ラムダ)」の字が書かれており、変形して様々な形状となる。その種類は以下の通り。


鎖鎌型

遠距離攻撃に特化した形状。左腕に装着された持ち手と鎖で繋がっており、これを伸ばしたり引き戻すことで、盾をヨーヨーみたいに扱うことも可能。

盾表側の中央部からは鎌の刃が4枚飛び出して展開され、チェーンソーのように高速で回転する。また、刃を収納してシンプルな打撃武器にすることもできる。


メイス型

近距離特化の形状。レオニダスの驚異的な膂力と組み合わさることで、闘技場の床全体がひび割れる程の絶大な威力を発揮する。また、小型の盾がメイスと鎖で繋がれている。


真実の盾(アリーシア・スパルタ)

レオニダスが最後に変化させた形状。通常形態よりもシンプルな盾の形。ブリュンヒルデ曰くスパルタの戦術「ファランクス」の本質である、『敵陣を圧し潰す』ことに立ち還った形状とのこと。


登場時の謳い文句編集

人類史上

最強の"民族"はどこか?


そう問われたならば

誰もがこう答えるだろう


スパルタ!


彼の者たちは

終わりなき鍛錬に生涯を捧げる


闘いのために生まれ

闘いのために死す!!


その目的は

勝利か? 栄光か?


否! 否!! 否!!!


紀元前480年 テルモピュライにおいて

わずか300でペルシャ軍100万に立ち向かった

伝説の闘いが物語る


曰く


存在自体全者不屈!!

それがスパルタ!!


この漢は神につく膝も

垂れる頭も持たねぇ


最強の民族スパルタが生んだ

最強の王!!


レ オ ニ ダ ス


関連タグ編集

終末のワルキューレ レオニダス

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