「子供たちを守るのに…理由なんているのかい」
概要
プロフィール
ブリュンヒルデがラグナロクの人類側の闘士として自ら選出した、神殺しの13人(エインヘリャル)の一人で、13人の中で唯一神話関係の人物である。
外見は股間を木の葉一枚で隠したのみの、ややあどけなさの残った童顔で引き締まった筋肉質の美青年。その美しい姿に、人類側の観客として観戦していたミケランジェロは感嘆の声を漏らしていた。
かつてエデンの園を妻イブと共に暮らしていたが、イブを手籠めにしようとした蛇神の策略で、善悪の実を食べたという無実の罪を着せられたイブが追放処分を言い渡された際、自身も神々の目前で善悪の実を喰らった上で蛇神に報復し、共に去る道を選んだ。その後はカインとアベルを授かっており、妻と息子たちの両方から慕われている。
この一件から、最も神を憎んでいる人間と言われていたが、当の本人は神への憎悪など一切なく、父祖として全員が我が子同然である全人類を守るためであった。
一見すると目立った戦闘能力を持ち合わせていないように見えるが、神を模倣して創られた存在故に、自身が目にした神の技を全て模倣できる『神虚視(かみうつし)』という特殊能力を持つ。楽園追放の際はこの能力によって、逆上して襲い掛かってきた蛇神の攻撃を一瞬で模倣し、手足を切断した。
一方で絶え間無く使い続けると神経回路に過負荷が掛かり、やがて目から出血し失明するという弱点も抱えている。
登場時の謳い文句
いったい誰が予想できただろうか!?
「海の魚を 空の鳥を」「地に動く全ての生き物を支配せよ」
かつてそう神に祝福され 誕生したこの漢が・・・
他ならぬ神に背く日が 来る事を!!
自らを"男"と名付けた まさに——・・・漢の中の漢(マン・オブ・ザ・マン)!!
信じているのは 己自身の拳のみ!!
正真正銘の 拳骨主義!!
与えられし原罪ゆえに 人類史上最も神を憎む漢・・・
神に一撃入れる資格が——・・・ この漢には確かにある!!
全人類の父 その名は——
アダム