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注意

トールのみの表記だと他作品のトールも検索に引っかかってしまうので、終末のワルキューレの作品タグとの併用を推奨する。

概要

「終末のワルキューレ」に登場する北欧神話最強の雷神・トール

神vs人類最終闘争(ラグナロク)にて神側先鋒として出場。人類側先鋒の呂布奉先と第一回戦で戦う。

プロフィール

出身/出典北欧神話
キャッチコピー雷の狂戦士
武器ミョルニルヤールングレイプル
CV緑川光

貴様 人間なんぞにしておくには勿体ないな

人物

白目部分が黒く染まった瞳と、腰にかかるほど長い赤髪が特徴的な偉丈夫。

生まれながらに最強であるが故に今まで自身の全力を出して戦えるほどの強者と巡り合う機会がなく、常に退屈そうな顔をしている。

また、興味の無い相手には一顧だにせず、ブリュンヒルデに絡んで結果的に自分の行動の邪魔になっていたインキュバスを羽虫を払うかのように殺害している。

服装は足鎧のような靴を履いてその上から腰布を巻いたような恰好をしており、試合外ではローブを身に纏っている。

武器

  • 雷槌(ミョルニル)

トールの持つ神器の一つで天界最強の武具とされており、全長がトールの腰ほどまである大型の槌。

覚醒後はミョルニルの表面がひび割れ大きく脈打ち、オリハルコンの石畳が溶けるほどの高温を発する。

  • 鉄の手袋(ヤールングレイプル)

トールの持つもう一つの神器で、天界最強の防具とされている。

伝説ではミョルニルの力からトールの身を守るために着けているものとされているが、作中では逆にトール自身の力をその内に抑え、覚醒前のミョルニルを握りつぶさないために存在している。

  • 闘神の雷槌(トールハンマー)

ヤールングレイプルに雷を纏い、両手でミョルニルを持ち、上体を後方へ倒れんばかりに仰け反らせた構えから放つトールの必殺技。

その威力は、直撃せずとも風圧で巨人の体がひしゃげて臓物が弾け飛び、血の雨が降るほど。

由来はミョルニルの英語名から。

  • 覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)

覚醒したミョルニルをヤールングレイプルを外して全力を出した状態で投擲し、自分のもとへ返ってきたときの遠心力と速度をギリギリまで矯めて相手に放つトールの必殺技。

ラグナロクで使用する前には数千年前に宿敵ヨルムンガンドを屠ったときに一度だけ使用された。

由来は実際の神話でトールが討ち取った巨人の一人・ゲイルロズから。なおこの巨人の討伐にミョルニルは使われず、親切な女巨人グリーズから授かり使用したのがヤールングレイプルとされている。

登場時の謳い文句

神ならば誰もが言う アイツの本気(マジ)が見てみたい!!

ミョルニルは 大地をも砕く!!

コイツが闘らねば誰が闘る!?

戦に生き 戦に死す

北欧最強 雷の狂戦士(バーサーカー)

トール神ッ

過去

太古の昔、神々の国(アースガルズ)はある年に突如攻勢を強めた霧の巨人軍の巨人66体に襲撃され、壊滅の危機に瀕していた。

衛兵団や騎士団が手も足も出ず、住民たちも巨人に嬲られ殺されていく中でただ一人トールのみが退屈していた。

つまらん

巨人の一体を闘神の雷槌(トールハンマー)で屠り、上記の言葉をつぶやくとそのまま残りの巨人全てを独力で殲滅してしまう。

他の誰も彼もが容易く破壊されてしまう巨人の膂力をもってしてもトールが全力を出すには至らず、このまま退屈な神生を送り続けるかに思われた。

神vs人類最終闘争(ラグナロク)呂布奉先と出会うまでは。

神vs人類最終闘争(ラグナロク)にて(以下ネタバレあり)

神vs人類最終闘争(ラグナロク)にて神側先鋒として出場。

試合開始直後、肩に担いでいたミョルニルを下ろし呂布と同様にノーガードのまま間合いを詰めて互いに相手に一撃を打ち込む。しかし、己の一撃を受けてなお倒れなかった呂布に対して思うところがあったのかトールは構えを取り、闘神の雷槌(トールハンマー)を繰り出す。ムニン曰く少しは呂布のことを認めたのだろうとのこと。

だが、呂布は闘神の雷槌(トールハンマー)を受けてもピンピンしており、更にはトールに傷を負わせる。

これに対してトールは称賛を送り、作中で初めての笑みを浮かべている。

しばらくは武器の打ち合いが続いたがヤールングレイプルを破壊されたことで、トールはミョルニルを振るえなくなりそのまま勝負がつくかに思われた。

しかし、直後にミョルニルが覚醒したことでトールはようやく全力を出せるようになる。

素手でミョルニルを握りしめ呂布の名前を呼ぶと「死ぬなよ」と声をかけ、最高の笑顔とともに覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)を放つ。

そうして、覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)を受け止めたことで両足を負傷して動けなくなった呂布に対し、暗い表情のままとどめを刺そうとするも、乱入してきた赤兎馬や呂布軍たちの応援を受け立ち上がる様子を見て歯をのぞかせて再び歓喜の笑みを溢す。

こうして、赤兎馬にまたがり機動力を得た呂布との最後の打ち合いが始まる。

覚醒したミョルニルに自分と同じ昂ぶりを感じたトールは、呂布と同様に次なる一撃こそが生涯最高の一撃になると直感し、理性のタガが外れたような満面の笑顔で覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)を撃つ。

迎えた結末

呂布の放った天喰にトールはほとんど怪我無く立っていた。

対する呂布は武器も左腕も失い、右腕も使い物にならない満身創痍。

そうして、かろうじてくっ付いているだけの右腕を食いちぎり、全てを出し切ったと満足げな顔で向かってくる呂布を介錯するかのように、

トールもまた優し気な表情でミョルニルを振るいその命を奪う。

こうしてラグナロク第一試合は神側の勝利に終わったが、勝ったはずのトールに笑顔は無く、ヘイムダル曰く気の毒なくらい辛気くさい顔で会場を後にしようとする。

ところが、呂布の後を追うように自身へ挑んでくる陳宮や赤兎ら呂布軍を目にしてその口元には笑みが浮かぶ。

「よかろう… あの漢への… 呂布奉先(我が友)への手向けだ」

その言葉とともにミョルニルを構え、呂布軍を一掃したのち、魂の完全消滅(ニブルヘル)によって砕け散りゆく魂たちをどこか寂し気な横顔で見送る。

試合後

その後はどこかの観覧席で試合を見ているようで、時たま試合以前のような退屈そうな顔が見られる。だが、釈迦の人類側での出場表明の映像を見ると笑みを浮かべていた。

関連人物

神vs人類最終闘争(ラグナロク)第1回戦の対戦相手。

生まれながらに最強という共通項があり、戦いを通して互いを認め合い、最高の好敵手となる。

  • オーディン

トールの父であり、北欧神話の主神。

普段は両肩の乗せたフギンとムニンという二羽のカラスがしゃべっているが、トールが入場した際や闘神の雷槌(トールハンマー)を放つ時には直接声援(?)を送っている。

  • フォルセティ

北欧神話の平和の神。

過去に巨人の脅威から救われて以降トールに心酔している様子。

しかし現在のトールからは『鬱陶しいを通り越して自身の誇りを侮蔑された』という印象でしかないだろうが。

余談

普通ならバトル物において最強のキャラは切り札として扱われるはずだがゲルが言っていた通り神々側はストレートに7連勝する気だった為、本作でも最強と言われているトールが先発手になったのだといわれている。

そのあまりの最強っぷりから読者からは

『波旬が冥界から上がった所でトールに秒殺される』

『1117柱のインドの神を始めとする人類殲滅に賛同した神々を1人で返り討ちに出来る』

とまで言われている。

コメント

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  • #2 忘れない事こそ生きていた証

    続き書けました。 オリ主のシフ様ですが、なんと憧れのユーザーさんから有難い事にご許可をいただき、身長や容姿を使わせて戴いております! なので身長とキャラデザインは、よそのシフ様。 他は、我が家のシフ様。 とトンデモキャラになっております。 私の図々しいお願いを快く承諾して下さったユーザーさんには感謝しかありません。 本当にありがとうございます!! このSSは北欧の雷神夫婦中心の原作沿いで書いておりますが所々サイトやよ/う/つ/べで見た北欧神話の知識も入れております。 シフ様がヴィングニル、フロラ夫婦の娘というのは私の考えた設定なので全くの捏造です。 原作やアニメの台詞も多少引用しております。 この度の話しは過去の出来事中心になってしまいました。 甘々が好きなのでこれからの事を考えると、ここくらいしか二柱をいちゃラブさせられないと思ったもので……(汗 なので少しですが、いかがわしい表現があるのでご注意ください。 一応R-12指定にさせていただいておりますが、問題があるようならR-15指定くらい にさせて頂こうと思います。 後、神様の時間感覚って人とは違うと思うんですよ。 原作でゼウス様が前回の会議から早1000年たったとか言ってましたし、神話でもロキがヨトゥンヘイムからアースガルズ迄子供たちを連れてくる時も、抱っこ出来る大きさだった子供たちがオーディン様の前に来た時はもう館に入れないくらいの大きさになっていたそうで。 そう考えるとトール様が一度遠征に出たら十数年は帰って来ない……(汗 でもトール様には山羊の引く戦車があるし、どうなんでしょうね。 なのでこのSSでは、時間は神も人も等しく流れているけれども、人にとっての1000年は神にとっての100年弱の感覚とか。 人にとっての1年は神にとっての1日くらいの感覚とか。 そんな時間の擦れみたいなのがあればいいなという感じで書きました。 読んでからの誹謗中傷はお控えください。 嫌な予感がしたらそっと逃げてください。           :                   :            :  今回ちょっとしたオマケ的なものも書いてみました。今回一番ラッキーだったのは原作で真っ先にミョルニルの餌食になった例の羽の生えた彼かも知れません(笑) おまけ(台詞無し)     ↓     会議場を出た後、トールは預けて置いたミョルニルを担ぎ上げ、待ちわびているだろう最愛の妻の元へ歩みを進めていた。 ーーカッ。カッ。 シフの持つ神力は元々はトールの神力だった為、トールは只自分の神力を追って行けばいい。 漸くシフの後ろ姿が見えたと思ったら、また邪魔者が目に入る。 目の前に夢中なのか、此方には見向きもしない羽が生えた軽薄そうな男。 しかも男の視線の先はシフとブリュンヒルデが居て、どちらに用があるのか知らないがトールからしてみれば目の前の男は行く手を阻む不届き者だ。 もし用がある方が前者だった場合、益々見過ごす事は出来ない。 トールの周りをビリビリバチバチと青白く光る電流が舞う。 此方の殺気に気付いたのか、男がガタガタと震えながらーーギギギ…。と壊れかけの機械染みた動作で振り返る。 男はトールを見るなりこの世の終わりのような絶望に満ちた顔をして、その場から一目散に逃げて行った。 逃げた相手を態々追いかける事も無いとトールは殺気を鎮める。 そもそもあんな小物に興味は無いのだ。 これでやっとシフを迎えに行けるとトールは再び歩き出したのだった。
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