はじめに
ヘイムダルのみのタグ登録では複数の作品が候補に上がるため、検索時は終末のワルキューレタグを併用することをオススメする。
概要
終末のワルキューレに登場する北欧の神。本作は「神vs人間のタイマンバトル」がテーマだが、彼は直接人類と戦うことはなく、タイマンの実況を担当する。
「神」物像
「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」の始まりを告げるという重要な役目を担う神であり、今回の闘いを誰よりも待ち望んでいたバトルマニア。ただし彼の戦いは直接の殴り合いではなく、ギャラルホルンを用いたマイクパフォーマンスによる実況である。
頭身は低めで子供くらいに見える(同じリングに立つ闘士にデカいのが多いせいもあって実際よりさらに低い印象を受けやすい)。マシンや人形めいた顔にゴーグルのようなものを装備し、紫の外套を頭からすっぽりと被っていて、ツノのような一対の突起が見て取れる。下半身はズボンではなくどうやら獣人のように毛で覆われている模様。肌の色は灰(配色はアニメ版で判明)。
プロ意識が非常に高く、他の神に見られる「自然と人間を見下す傲慢な性格」はかなり控えめで、リングに立ったならば主神でも世紀の大犯罪者でも「闘士(演者)」として平等に扱う。アドリブが過ぎる闘士にも「闘士(えんじゃ)のアドリブをさばいてこそプロの実況」と見事に即応してみせた。ただ流石にコイツのムチャブリには運営からゴーサインが出るまで戸惑っていた(無理もない)。
また非戦闘員ながら「戦士の心を知る漢」でもある。トールが闘いの後、好敵手を失った寂寞感を彼の元来乏しい表情から察していたり、雷電為右衛門の流儀に合わせて行司の格好で登場したりと闘士たちの機微に合わせたパフォーマンスやワードチョイスを外さないナイスガイ。そして極限まで激しさを増す神VS人間の戦いに巻き込まれることなく最前線で実況し続ける豪胆さと回避能力も地味に見逃せない。
ギャラルホルン
ヘイムダルを象徴する神器。神話においては巨人たちの侵攻を告げる角笛と記される。
本作においてはメガホンマイクのような形状である程度形を変えたりすることができる万能マイクとして大いに活用される。ちゃんと角笛の機能もあり試合開始のゴングの役割も果たしている。
ちなみに一機釈迦につい壊されてしまったが外套の裏に複数の予備を備えている。
余談
基本実況席に張り付きっぱなしのためメインキャラ達に匹敵する登場率に反して登場人物達と直接会話をするシーンがかなり少ない。直属の上司のオーディンとの会話もナシ。
大会運営陣とはタブレットを介し必要最低限の業務連絡を交わしている描写はある模様。ロキは原点では相討ちになった因縁深い相手だがこっちでは現状(単行本16巻まで)一言も交わしていない。