概要
目黒川うなによる漫画作品。「コミックゼノン」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)にて2014年6月号から2021年10月号まで連載された。また、同じ出版社が運営しているWebコミック誌「WEBコミックぜにょん」でも発表されている。
ペットとして現代に転生した織田信長達の活躍を描いている。
スタジオサインポストの手でテレビアニメ化されている。2020年1月からAT-X、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知で放送。テレビ東京(とテレビ大阪)は2019年秋期は深夜アニメの新作の放送がなかったため久々の新作深夜アニメとなる。
あらすじ
1582年、本能寺の変で無念の死を遂げた織田信長・・・であったが、何の因果か現代に犬の姿で復活!!
更に武田信玄、伊達政宗、上杉謙信などの人気武将達も何故か犬に転生ッ!!
歴史あるあるも楽しめる、ドキッ♥有名武将だらけのワンちゃんコメディ★
登場キャラクター
担当声優名はアニメ公式サイト記載のままを表記しています。
犬サイド
CV:堀内犬友
かの織田信長が転生した柴犬。赤いスカーフと吊り上がったフサフサ眉毛がトレードマークで、「~である」が口癖。相撲好き。
生前、本能寺の変にて「犬に転生したい」と密かに思ったら本当に犬に転生してしまった。今なお、本能寺の変に関与した光秀の事を恨んで毛嫌いしている。
CV:犬川登志夫
かの伊達政宗が転生したフレンチブルドッグ。右目の眼帯の様な黒い模様が特徴。
自意識が強い中二病気質な性格。
本名は「ブルードラゴン・ブラッディ・ファング」だが、あまりに長ったらしい為に略されて呼ばれている。
CV:犬田哲章
転生した現代に順応しており、小さくて可愛いポメラニアンの姿を活用し、女性のスカートの中を覗く「ぱんてぃ占い」が日課。
CV:杉田直司
かの上杉謙信が転生したボルゾイ。語尾に「ぞい」とつけて話す。
生前と同じく硬派な性格だが、女人禁制の誓いを打ち立ててしまった為に女性に対する憧れが強い。
CV:櫻犬孝宏
かの今川義元が転生したダックスフンド。過去に生前のシナモンこと信長に討たれた過去があるが、水に流して特に気にしていない。
下記のリリィとは番として飼われており、豪勢な家で生前と同じ様な充実した生活を送っているが、シナモン達からは「リア充」だと恨まれている。
CV:犬上和彦
かの黒田官兵衛が転生したトイプードル。冷静な性格で知識に長けた知恵袋。
CV:鈴村犬一
かの真田幸村が転生したコーギー。常に笑っている無邪気な性格。はっきり物事を言いすぎて毒を吐く事があり、その度にシナモンらを怒らせている。
また、ブーこと政宗の事をライバルとは思っていない。
CV:中尾隆聖犬
かの松永久秀が転生したチワワ。生前と似ても似つかないが、二度も信長を裏切ったロックで前代未聞な性格なのは相変わらず。
木下セイヤ秀吉
木下藤吉郎こと豊臣秀吉が転生したミニチュア・ブルテリア。左目元にあるホクロの様な模様が特徴。
シナモンことを信長のことを今なお信頼している。本能寺の変の真犯人のことを知っているらしい。
CV:坂犬真綾
かのマリー・アントワネットが転生したダックスフンドで、ギルバートの番。
気品が溢れて物腰も柔らかいが、とても嫉妬深い。
朝倉プリン宗滴
かの朝倉宗滴が転生したヨークシャーテリア。信長同様、生前に犬になりたいと願ったら、その通りになった。
毛利ジャスティン元就
かの毛利元就が転生したボーダーコリー。彼と同じ様に息子達も犬として転生している。
今尚、木津川口の戦いの事を恨んでいる。
小早川カイザー隆景
小早川隆景が転生した犬。ジャスティンの息子の内の1匹。
吉川アーサー元春
吉川元春が転生した犬。ジャスティンの息子の内の1匹。
毛利シーザー隆元
毛利隆元が転生した犬。ジャスティンの息子の内の1匹。
前田ペル利家
人間サイド
CV:熊田茜音
シナモンの飼い主の少女。
CV:七海ひろき
シナモンLOVEの大学生。
ういろう博士
ソシャゲマニア。転生した太田牛一とよく出会う。
本願寺世良
CV:諏訪部順一
三津秀人の親友。名前は『ときよし』と読む。彼からは名前の漢字をもじって「セーラ」と呼ばれている。
シナモンからは苗字が本願寺なので警戒されているが、本人自体は家事が得意な普通の世話焼き体質系男子大学生の模様。
その他
CV:入栗鼠自由
かの明智光秀が転生した栗鼠。シナモンが一番恨んでいる存在だが、本人は本能寺の変を起こした主犯ではないという。
生前の自身の顔とよく似ている秀人に親近感を感じ、ペットとして飼われている。
CV:福山牛
生前は、シナモンこと信長の家来だった男。崇拝的に信長のことを尊敬しているものも、自分の書いた『信長公記』に偉大さを後世に残そうとするがあまりに盛りに盛りまくった出鱈目を書いた事で、残虐非道な信長のイメージを植え付けてしまった原因。
シナモンに再会したいが為に牛肉⇒蟻⇒カメムシ⇒鳩と死んでは転生を繰り返す、凄まじい執念の持ち主。アニメでの登場順は蟻とカメムシが逆になっている。
CV担当の福山氏はナレーションも兼任。
ナレーション時のED表記は福山牛だが6話にて太田牛一がカメムシで登場時は『カメムシ潤』、7話にて蟻で登場時には『潤アント潤』、11話にて鳩で登場時には『くるっぽー』になっている。
カラス
CV:チョー(アニメ9話で前世の姿が登場した際の担当)
かの千利休が転生した烏。コーラ好き。
WEBラジオ
群雄割局! 織田シナモン信長ワンだふるラジ尾
シナモン役・堀内犬友、尾田市子役・熊田茜音による二人ラジオ。放送局は音泉。
ゲスト一覧
表記無しの回はゲスト無し
回数 | キャスト名(役名) |
---|---|
2回 | 犬田哲章(武田ラッキー信玄)、犬川登志夫(伊達ブー政宗) |
3回 | 杉田直司(上杉ジュリアン謙信)、七海ひろき(三津秀人) |
4回 | 犬上和彦(黒田チャーリー官兵衛) |
5回 | 入栗鼠自由(リス) |
6回 | 中尾隆聖犬(松永ホイップ久秀) |
余談
- アニメでは犬側のキャラは本作のタイトルのように武将名の間に犬の時の名前が入っている。
- 犬側の声優名は基本、名前に『犬』の字が入るのだが、一名のみ超有名になった飼い犬の名前が付いており、キャストコメントの写真までその飼い犬のものを使っている。
- 犬側の一人は別のゲームシリーズ作でも転生元となった武将を演じている。また、そのゲームシリーズのアプリゲームとのコラボにて実際に共演した動画が作られ、アニメ公式サイトのトップ画にそのシリーズのキャラが描かれていた。また、4話にてマルタロウが初登場した際、ラッキーとの関係性を紹介する際ゲームでも関係があると言われるがそのとき映るゲームタイトルが『戦国バラバラ』。
- 同シリーズでは別の犬側キャストは転生元とは別キャラを演じており、もう一人の犬側キャストはまた別の役をしており、その他キャストの一人も出演しており、もう一人のその他キャストも出演している。
- アニメのED&ED後の次回予告では武将が転生した犬種(柴犬やフレンチブルドッグ、ポメラニアンなど)の実写やED時には公式サイトで募集していた一般の飼い犬の写真が名前と住んでいる場所と年齢付きで登場している。
- 次回予告でキャスト陣が映っている
- 1話では堀内犬友氏が柴犬を抱きかかえに画面右側から登場。
- 2話では犬川登志夫氏が映像の後ろ側でテーブルを拭いている。
- 3話では堀内氏がリードを付けた柴犬とともに部屋から出てくる。
- 4話では堀内氏がコーギーの顔をなでる。
- 5話では犬川氏がソファーに座りポメラニアンを抱えてボルゾイをなでる。
- 6話では犬田哲章氏がソファーに座りチワワをなでる。
- 7話では堀内氏が柴犬に餌をあげる。
- 8話では犬田氏が庭に置かれたベンチに座りチワワをなでる。
- 9話ではソファーの上で寝ている犬川氏の上にフレンチブルドッグが乗る。
- 10話では犬田氏が部屋の外から部屋の中にいるトイプードルに向かって反応し、トイプードルを抱えて庭に出る。
- 11話ではキャストは登場しないがそれぞれのキャラの犬がアフレコスタジオに入ってくる(柴犬⇒ポメラニアン⇒フレンチブルドッグ⇒ボルゾイの順。ちなみに、ボルゾイの目線に合わせるためかボルゾイ以外はテーブルの上に乗っている)。
- 原作第96話『超犬型新人声優の夢叶えたろスペシャル ~各事務所の許可済~』にて、アニメの宣伝をする(結局は宣伝せずに終わったが)として堀内犬友氏がミニチュアプードル、犬田哲章氏、犬川登志夫氏がシーズーに転生した。杉田直司氏も登場したが杉田氏は体が人間で顔だけが犬の顔(直司を意識してか、柴犬の顔)をしていた(話の最後に「何描いてもいいと本人が言ってたし」というセリフが書かれている)。
- 8話、10話、11話ではエピソード終わりのキャラクターの画像が差し込まれる場面でキャストの手描きイラストが表示される。ちなみに、10話で杉田氏のイラストが表示されたが普通の絵ではなく柴犬をドット絵で描いた絵が表示された(しかも、動いた。その絵は杉田氏がMCをしているラジオのグッズの絵と同じもの)。
関連タグ
SEAMO:アニメのED曲『犬生は一度きり』の作詞作曲担当。