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ワルキューレ(ナムコ)

わるきゅーれ

この記事で、『ワルキューレの冒険』『ワルキューレの伝説』などの、ナムコのゲーム作品に登場するキャラクターの「ワルキューレ」について説明する。
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概要編集

ワルキューレの冒険』や『ワルキューレの伝説』の主人公であり、『ドルアーガオンライン』といった他のナムコ作品や、『ナムコクロスカプコン』や『プロジェクトクロスゾーン』等のコラボレーション作品にも登場する、バンダイナムコゲームスを代表するキャラクターの一人である。


pixivタグでは、単純に「ワルキューレ」とされることが多いが、「ワルキューレ」を名称に含んだり、題材にする他の作品も多いので注意。


設定編集

神族の戦士であり、『ワルキューレの冒険』では魔王ゾウナが支配する人々の救いを求める声を聞いてマーベルランドに降り立った「乙女の騎士」である。

このワルキューレという名前は、甲冑を着て戦う戦乙女という姿が北欧神話のワルキューレの姿に似ていることから、人々からそう呼ばれているものであることや、神族は地上の者に本名を名乗ることを禁止されていることから、自らも便宜上そう名乗っているという設定がある。

そのことから、彼女は北欧神話におけるワルキューレそのものではなく、本名も別に存在する。


容姿編集

金髪三つ編み羽根の付いた兜と緑色の甲冑を着用し、を装備しているのが一般的。

赤いラインの入ったスカートのスリットから覗く、健康的なふとももがチャームポイント。

作品によっては帽子でなく鉢巻きを巻いていたり、マントを羽織っていたりする。

顔立ちは、色んな作品において美女と評される。

マーベルランドの守護女神ワルキューレの伝説ワルキューレワルキューレさん

『ドルアーガオンライン』版のアレンジ編集

ワルキューレワルキューレ(初期装備)

ちなみに、この作品では弓矢が主力武器。

女神の力を剥奪され、天界を追放されてまでも彼女は人々を守るべく戦う。


性格編集

性格は、作品によってばらつきがある。

『ワルキューレの冒険』や『ワルキューレの伝説』ではそもそもセリフがないので、性格がわからない。当時のレトロゲームは、主人公の性格が目立たないことも珍しくなかったため。

ナムコ公認コミカライズ作品である『ワルキューレの降誕』『ワルキューレの栄光』では、毅然とした凛々しい性格・口調である。


デジタルコミック『ローザの冒険』では、使命感が強いものの名乗った直後の相手に「あなたは誰?」と聞き返すなど天然ドジッ娘な面も多い少女とされる。


『ナムコクロスカプコン』や『プロジェクトクロスゾーン』といった近年のクロスオーバー作品では、穏やかかつ真面目でやはりところどころ天然要素のある性格に加え、奥ゆかしく丁寧な口調が特徴的な清純乙女キャラとなっている。特に『プロジェクトクロスゾーン』では、後記の小ネタの際にしでかす天然ボケや「ビッグの術」での尻もち姿などから、天然要素が更に強調されている。

ちなみに『プロジェクトクロスゾーン2』の「ビッグの術」では胸から落ちる。胸鎧が痛そう。


『ドルアーガオンライン』においては他作品と大きくイメージが異なり、正義と戦いの女神として理知的で誇り高く凛とした部分が強調された結果、本質的には優しいとはいえ冷徹さすら感じさせる、クールかつ怒ると怖い女性というイメージに仕上がっている(強いて言うなら滅多にデレないクーデレといった感じ)。とはいえ、救済のために降り立ったオーンの地で、天界において親交の深かった女神イシターと瓜二つの王女イナーナを助け導き、彼女やオーンの人々からは深く慕われている。ちなみに、ローパーが嫌いらしい(ゲーム内でも、ローパーの接触ダメージは体力の少ないワルキューレにとっては他キャラ以上に大きな脅威となる)。また、人の身で食事をしないと死ぬことを忘れているなど、天然な面もしっかり描かれている。


小ネタ編集

クロスオーバーでのネタ編集

ファミコン黎明期の時代から存在するキャラクターであるが、近年の作品に登場する際は井上喜久子氏がCVを担当している。

そのせいか、『プロジェクトクロスゾーン』である数字を推してくるやり取りが登場する。

それは『戦場のヴァルキュリア3』のクルトリエラとのやり取りであり、ネームレスがナンバーで呼び合っている事にちなんだトークの中で言っている。

戦闘開始時のトークでも言う事があり、リエラ曰く「気に入ったみたい」だとか。

ちなみに、クルト役の中村悠一氏はPXZ公式サイトの声優コメントでワルキューレとのやり取りに対しコメントしている。

『戦場のヴァルキュリア』は元々『戦場のワルキューレ』というタイトルを付けようとしたがこのキャラがいるためにヴァルキュリアに変えた模様。

続編のプロジェクトクロスゾーン2における戦闘開始時のトーク(エックス&ゼロ)でもネタにされており、エックスが(自身が所属する精鋭部隊へ勧誘する形で)件の数字を話題にした上で、ゼロが「オイオイ」とツッコむ流れとなっている。また、ダンテ&バージルとの戦闘後のトークでは、バージルから「裏では何を考えているかわからない」と訝しがられた上で、ダンテから「そいつは大丈夫だろう、怪しいのは年齢くらいだ」と言われている。


ちなみに、ナムコット(NAMCOT)ブランド初期に発売された家庭用ソフトには通し番号が割り振られているのだが、ファミコン版『ワルキューレの冒険』のナンバーは偶然にも上記の数字と同じ。

恐らくそちらも引っ掛けたネタなのかもしれない。

証拠のパッケージ写真(『NAMCOT COLLECTION』公式サイト内紹介)〈左上のナンバーがそのナンバー〉


クロスオーバー以外で客演した作品編集

テイルズオブエターニア

隠しダンジョンのきらめきの塔のボスとして登場、彼女に勝つとS・Dを解放するためのキーアイテムを渡される。

きらめきの塔のBGMは『ワルキューレの冒険』のBGMのアレンジである(『なりきりダンジョンX』でも更にアレンジされたBGMが収録されてるが、残念ながらワルキューレは登場しない)


テイルズオブバーサス

ミニゲームのテイルズオブウォールブレイカーでは、隠し操作を行うことで使用可能となる隠しキャラであった。


怪盗ルソー

クリア後で出来るモードでは、変装パターンとしてひっそりゲスト出演している。…のだが、怪盗ルソーのゲーム自体が物凄くマイナーなので知っている人は殆どいない。


クロノアヒーローズ

ゲストキャラクターとして登場。おまけイベントで助言をもらうことができる。


ファミスタ2020

ファミスタ選手としては久々の登板。

担当声優編集

久川綾(ローザの冒険)

佐々木愛(テイルズオブバーサス)

たかはし智秋(おしゃべりワルキューレ)

佐倉綾音(ファミスタ2020)

井上喜久子(NAMCOxCAPCOM、勇現会社ブレイブカンパニー、PROJECT X ZONEシリーズ)

余談編集

まだ女性キャラがゲームで主人公として活躍する事が少なかった1980年代において人気を博したゲームとワルキューレのキャラ性とビジュアルがユーザーに高く支持されたことで新声社発行の別冊ゲーメスト『ギャルズアイランド』1号のキャラ人気投票においてぶっちぎりの1位を記録し、続く1993年に発売された2号に置いてもコンシューマー移植とスピンオフ作品しか発売されていないにもかかわらず春麗に次ぐ2位を記録するなど、アーケードゲーム黎明期を代表する女性キャラとして広く認知されている。

流石に3号では格闘ゲーム人気に推されて上位ではなくなっているが…



関連イラスト編集

ワルキューレの伝説 ☆戦女神の帰還☆ワルキューレの伝説

ワルキューレワルさま


関連タグ編集

ナムコ レトロゲーム ワルキューレの冒険 ワルキューレの伝説

プロジェクトクロスゾーン ナムコクロスカプコン ドルアーガオンライン

ワルキューレ サンドラ コアクマン

門田さくら:容姿のオマージュキャラ

いのまたむつみ:多数のテイルズオブシリーズキャラクターデザインを担当するイラストレーター。『ナムコレジェンダリーIP スペシャルドローイング DAY2』にてワルキューレを描いた

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