「私は二度と『死神』なんて呼ばれるわけにはいかないんです!」
「だってクルトの幸せが私の幸せだから」
概要
No.13。階級は二等兵。21歳。
開戦後に志願して義勇軍に入隊したが、配属された部隊が5回も全滅し、彼女だけが常に生き残ったため、周囲から「死神」と呼ばれて忌み嫌われた末に「ネームレス」送りとなった。
「ネームレス」でもその異名からはじめは孤立していたが、クルトのおかげで他の隊員たちにも受け入れられるようになり、クルトに好意を持つようになった。
捨て子であり、老夫婦に拾われて育てられた。
赤い眼、赤と銀の髪という外見のせいで子供のころから苛められたが、祖父母からは愛され、それが彼女の優しさや他者への献身の源泉となっている。
義勇軍に志願した元々の理由は、祖父に続いて祖母も死んで村に居場所がなくなったためで、常に自分の居場所を求めて生きてきた。
そのため、「ネームレス」が自分にとって最後の居場所だと考えている。
好物は牛乳。祖母に「牛乳を飲むと強い子になる」と言われて飲み続けるようになったという。
彼女の常に携帯しているナイフは祖父の形見である。
実は自身がヴァルキュリア人の血を引くことを知る。その後はヴァルキュリアの力のことを仲間たちに知られるのを恐れていたが、「ネームレス」の危機を救うため、仲間たちの前でヴァルキュリアの力を解放する。