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ファミスタ

ふぁみすた

ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)から発売されている野球ゲーム。
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概要編集

ナムコの野球ゲーム『プロ野球ファミリースタジアム』もしくはそのシリーズの略称。アーケードゲームやPCエンジン・プレイステーションなどで発売されていた『ワールドスタジアム』シリーズも含む。


当初は『ファミリースタジアム(年度)』のタイトルを使用していたが1989年度版からタイトルが『ファミスタ』に変更された。


「ファミリー」はファミリーコンピュータを意識したものであり、上述の通り任天堂ハード以外の家庭用ゲーム機では『ワールドスタジアム』として出されたものが多い。


選手個人にパラメータが設定されており、シンプルな操作方法ながら奥が深いゲーム性であり、ファミコンからスーパーファミコン時代までを代表する野球ゲームである。


作品の特徴としてはナムコのゲーム作品のキャラクターを集めたオリジナルチーム「ナムコスターズ」の存在が挙げられる。俊足のぴの、4番打者のぱっく、エースぴぴなど個性的な選手で構成されている。


pixiv内では『ファミスタオンライン』の選手カード風のイラストなどが見受けられる。


収録チーム・選手編集

第1作ではチーム名が架空で選手名は実名を平仮名4文字(濁点・半濁点も1文字)以内にした選手が多かった(北別府(きたべっぷ・7文字)→きたへふのように5文字以上の選手は4文字に短縮された)が、その後は権利関係から実名をもじった変名(清原→きよすくなど)になった。1992年に発売されたファミスタ'93およびスーパーファミスタ第1作からは日本野球機構(NPB)の承認を受け、チーム名および選手名を実名で収録できるようになった。


第1作ではセ・リーグの6球団をモデルにしたチームとパ・リーグのライオネルズ(西武ライオンズ)が単独チームとして登場していたが、残りのパ・リーグ5チームについては容量の都合で鉄道会社が親会社だったレイルウェイズ(阪急ブレーブス近鉄バファローズ南海ホークス)と食品会社が親会社であるフーズフーズ(日本ハムファイターズロッテオリオンズ)の連合チームとなっており、当時のパ・リーグの扱いの悪さを象徴する逸話として知られている。

2004年の近鉄オリックス合併がレイルウェイズの実現かと話題になったのはこのためである。


そのほかにナムコキャラで構成されるナムコスターズ(上述)の合計10チームで構成されていた。'87ではブラボーズ(阪急)が独立し、メジャーリーガーズ(MLB選手のオールスターチーム)。'88では12球団が完全に独立した。


2018年発売のファミスタエボリューション(Nintendo Switch)ではNPB12球団・ナムコスターズだけではなくOBチームや女子プロ野球連合軍・女子ソフトボール連合軍、更にはBCリーグ連合軍や四国アイランドリーグPlus連合軍、東京六大学の各校などが収録されており、選手数は1000名を超えている。


関連タグ編集

ナムコ:制作会社。

ナムコスターズ:同作に登場する架空の野球チーム。

スカイキッド:BGMがスーパーファミスタ2でナムコスターズに使われたほか、実際にプロ野球で応援歌に使われていた吉田剛(近鉄)の打席で流れる作品がある。

パワプロ:ファミスタと双璧をなすプロ野球ゲーム。

仮面ライダーエグゼイド:作中に登場する形態の1つに『ファミスタクエストゲーマー』というものが存在する。詳しくは個別記事を参照。


以下二人はプロ野球のリーグ優勝経験監督を父(ファミスタ登場歴あり)に持ちファミスタ2020に出演している声優

落合福嗣:父親は落合博満。2020ではピノを担当

緒方佑奈:父親は緒方孝市。2020ではワンダーモモを担当


外部リンク編集

ファミスタ30周年記念サイト

プロ野球 ファミスタ クライマックス

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