概要
CV:潘めぐみ
PSVita用ゲームソフト「デジモンストーリーサイバースルゥース」及びハッカーズメモリーに登場するキャラクター。
主人公(相羽タクミ/相羽アミ)、真田アラタとは本編開始前からのチャット仲間で、ある出来事をきっかけに電脳空間の最下層へと足を運び、そこで出会ったアグモン・ガブモンと心を通わせパートナーとなる。
パートナーデジモンはアグモン→グレイモン(ハカメモのみ)→ウォーグレイモンとガブモン→ガルルモン(ハカメモのみ)→メタルガルルモンと彼らの合体であるオメガモン。
人物
露出度の高い服を着用し、スタイルも良い(本人もよく「エロカワボディ」と自慢している)。
容姿には自信があるようだが、どうも作中の扱いからするとあまり美人ではないらしい(フェイがブサイク扱いしてくるのはまだしも、3Dスキャンした人形を販売している闇業者の売れ残りとして登場している。一応キュートと称されたり、物好きと表記されているキャラに迫られたりする場面もあるので、一般受けがよくないだけでブサイクではないのかもしれない)。
性格は基本的にポジティブだが、ポジティブ過ぎて若干躁の域に入っており、仲間内でも彼女の言動には呆れる場面が多い。また、酷評すると頭が悪く、難しい話は理解できないし横文字や熟語も度々間違える。作中でも何度かアホ扱いされている。
更にはかなりの怖がりで、当初はデジモンにも苦手意識を持っていた(本作ではデジモンはハッカー達の犯罪道具と認識されている)。
しかし、アグモン・ガブモンとの出会いを経て「デジモンは『デジタルワールドの生命体』」の事実を聞かされてからは、悪質ハッカー達によるデジモンの扱い方に疑問を感じ、後に虐げられるデジモンを無くす為に同じ志を持つハッカーチーム「リベリオンズ」を発足する(より正確には「ハッカー」ではなく「テイマー」としている)。
メンバー達からも「勢いと熱さによって形作られた強引な寄り切り演説」「津波のような勢いに翻弄されるのがだんだん楽しくなってくる」と評されており、かなり雑な勧誘やざっくりした説得で、チームを大きくする程の彼女のポジティブさがある種のカリスマと化している。実際にノキアとメンバー間の結束は硬く、一部のメンバーは彼女に対し、親衛隊じみた敬愛の念を抱いている。彼女にツッコミを入れるような面々もしっかり同行している。
正義感が強く本人的には真面目なので、頓珍漢な行動でも好意的に受け止められ易いところか。
前述の容姿絡みは作中でも酷評気味なのに対して、彼女を好いているキャラが登場したり告白された話をノキア自身がするなど、人には好かれやすい様子。
また、主人公が紆余曲折を経てクーロンに来た中、ノキアはアラタと同じように先にクーロンに到着していたり、末堂アケミからハッキングの手腕を(一応は)誉められたりと、ハッカーとして才能は潜在的に優れていると思われる。
ストーリーが進むと彼女の思いに応えてアグモン・ガブモンがオメガモンへと進化する(ご丁寧にムービー付きである)。
この扱いから分かる通り、序盤に見せた情けなさは成長過程を見せる演出となっている。
ハカメモでは今井千歳と意気投合し、デジタルワールドに向かう際は人間世界のデジモンを守ってもらうよう依頼し、2人の実力を確かめる為に主人公や今井千歳と戦った。
パートナーデジモンのアグモンとガブモンはノキアの思いに応える形でウォーグレイモンとメタルガルルモン、更に上記の通りオメガモンへと進化。
また、ハカメモではシスタモン姉妹から「周囲の情報を取り込んで進化するデジモンにとって一番力となるものは、信じてくれるパートナーからの愛である」と聞き、ノキアが密かにあった「自分は添え物である」認識を改め、助言に従い「ラブを行動で示した」ため、グレイモンとガルルモンにも進化している。
どの進化形態も「かわいい」や「かっこいい」と喜んでいる。
尚、本作のデジモンは退化を自力で行うのは難しいとされており、主人公達が自由に行えているのもそれなりの理由があるが、元がロイヤルナイツのオメガモンであるため自分の意思で退化可能で、基本はアグモンとガブモンとして行動している。
信頼関係はとても強く、サイスル内でデジモンとの絆を強調するのは基本的に彼女達の役割。
ただ、アグモンとガブモンから主人公に面倒事を押し付けたのを指摘されたり、彼らの食事への欲求で財布がピンチになったりもしている。
この2体とは子供のころ会っていたらしい事実が作中で判明している。
ハンドルネーム「アッキーノ」は元々あだ名で、他のキャラのハンドルネームと違い、自分から周囲に呼ばせたり自身が名乗っている。
尚、年齢は17歳で主人公と同い年、裏設定では現在の服装や性格は従姉妹の影響で、その従姉妹は本作に出ている伊達真紀子、身長は165くらいのイメージ、無理矢理デジアドで例えるなら太一+ミミだとか。
サポートキャラクターとしてのノキア
ハッカーズメモリーでは、テリトリー争奪戦、フリーミッションのドミネーションバトル、アビスサーバにて複数のサポートキャラクターの中から1人(ドミネーションバトルでは2人)を選択するが、ノキアもその1人で、更にアグモンとガブモンもノキアから独立してコンビで参戦する。ただしドミネーションバトルではノキアとアグモン&ガブモンにちょっとした制限が入っており、ノキアを呼び出すとアグモン&ガブモンが呼び出せなくなり、アグモン&ガブモンを呼び出すとノキアが呼び出せなくなる。恐らくノキアの使用デジモンの関係で、パラドックス現象にならないための防止策かと思われる。
ノキア
使用デジモンはオメガモン。知力貫通攻撃持ちで、非力過ぎる他のサポートキャラクターよりもダメージ量が出る所は、流石は超究極体のロイヤルナイツ。ただしドミネーションバトルではオメガモン以外のデジモンは使用しないので、手数が厳しくなってしまっている。
アグモン&ガブモン
サポートキャラクターの中で唯一2体で戦う特殊なゲスト。多彩なアップフィールドや回復も使いこなす万能型ゲストとなっている。
ただし、非力なサポートキャラクターの宿命か、やはり技のダメージ量は雀の涙程度。ここらへんはやはりオメガモンの方が優秀。
関連イラスト
関連項目
四ノ宮リナ:同じデジモンゲーム出身かつ、同じイラストレーターに描かれたキャラクター。方向性はやや違うが、『人を選ぶ性格のヒロイン』繋がり(性格に関しても共通している部分が多い)。